『ベスト・キッド』シリーズ一覧｜全６作品のあらすじ・キャスト・スタッフを紹介！

カリフォルニアから引っ越してきたダニエルは、これまで友達がいない内気な青年だったが、新天地でフレディという友達ができる。フレディに誘われパーティにいくことになったダニエルだが、そこでお金持ちのアリに一目惚れ！そこで両思いになるのだが、アリの元カレで不良グループ・コブラ会のジョニーに目をつけられ嫌がらせを受けるようになってしまう。フレディに「空手をやっている」と言ったものの、ジョニーに簡単にやられている姿を見てダニエルの元を離れてしまう。こうしてジョニーに付け狙われ、怪我だらけの毎日を送る中、彼の前にカラテの達人ミヤギが現れジョニーたちを一網打尽にする。それからミヤギにカラテを教わることになったダニエルだが、やらされるのは塀のペンキ塗りや床磨きなど、カラテとは関係ないものばかりだった。こんな毎日で本当に強くなれるのだろうか？

全米学生カラテ・トーナメントでジョニーを倒し見事優勝を果たした６ヶ月後。ミヤギはいつものようにハエを箸で捉える修行をし、ついにハエを捕らえていた。そんなある日、ミヤギの元に故郷の沖縄から一通の手紙が届く。そこには父が危篤状態だと書かれていた。急いで沖縄に帰ることにしたミヤギだったが、ダニエルに沖縄を出た理由を訊かれ答える。その理由とは、かつてミヤギはある女性・ユキエに恋をしたのだが、彼女は許婚がいたと言う。その相手はミヤギの親友だった男・サトウと言う人物で、彼もミヤギと同じくカラテの達人だという。最終的にサトウからミヤギに対して決闘を申し込まれたようだが、決闘をせずに沖縄を出たという。

そして大学へ行く学費を使いダニエルもついて行くことになり、サトウと２人で沖縄へ向かうことになる。だが、そこにはミヤギの秘められた過去とダニエルへの試練が待ち受けていた。

ダニエルとミヤギに乾杯したコブラ会は彼らへの復讐に燃えていた。

それから１年後…「敵に情けは無用」と言うカラテ道場コブラ会では練習生がやめてしまいジョン・クリースは生活困窮者となっていた。道場を返そうと道場のオーナーであり兄弟子でもあるテリー・シルヴァーの元を訪れたクリースは、１年前の敗北を話しミヤギとシルヴァーに復讐することを約束する。シルヴァーはベトナム戦争でクリースに何度か命を助けられた恩義を感じており、クリースの復讐に加担することを決めるのだった。そして、シルヴァーはカラテの反逆者で知られるマイク・バーンズを呼び寄せ、その部下のスネークとデニスの３人でダニエルを倒すよう命じる。さらにコブラ会の黒幕もあらわれ…。

カラテの達人のミヤギは、第二次世界大戦の名誉軍人授賞式に出席するためワシントンを訪れていた。日系人もアメリカのために勇敢に戦い、その日系人部隊に表彰状を送ることになっていた。その舞台の代表として呼ばれたのはミヤギ・ケイスケ軍曹と今は亡き戦友ジャック・ピアース中尉の妻であるルイーザが表彰状を受け取るのだった。

ミヤギとルイーザの久しぶりの再会で彼女の家に招かれたミヤギ。そこには彼女の孫娘であり女子高生のジュリー・ピアースと出会う。ジュリーは事故で両親を失い、その寂しさから反抗的な態度をとっていた。そんなジュリーの扱いの扱いに困っているルイーザに対しミヤギはある提案をする。それはカリフォルニアのミヤギ宅に住んでもらい共同生活をするというものだった。ルイーザはこのままジュリーといても心の距離は遠ざかる一方だと思い、すがる気持ちでミヤビの案に乗る。こうしてミヤギとジュリーの共同生活がスタートするのだが、なかなか上手くいかず…。

アメリカ・デトロイトに住む少年ドレは幼い頃に父を亡くし母のシェリーの２人で暮らしていた。ある日、ドレはジュリーの仕事の都合上、中国・北京に引っ越すことになるのだが、言葉も文化も違う新天地で環境に馴染めずにいた。そんなドレにも公園でバイオリニストを目指し練習に励む少女メイと出会い打ち解けていくのだが、このことを快くおもわない同級生チョン率いる不良グループに目をつけられてしまいイジメられる毎日を送るハメに…。カンフーを習うチョンらに暴行を受けるドレの危機を救ったのはドレ親子が住むアパートの管理人ハンだった。彼はカンフーの達人であり、「自分を守るために使う」条件でドレにカンフーを教え始まることに…。