BOSEと言えば重低音が魅力のスピーカーやイヤホン、ヘッドホンなど多彩なスピーカー製品を販売していることでオーディオマニアからも高い人気を獲得している音響メーカーです。リュックやちょっとした所に置けるコンパクトモデルから駅のホームや公共施設などに取り付ける本格的モデルまで豊富なラインナップを提供しています。
現在、中華製の低品質で低単価のスピーカーが世に溢れていますが、BOSEのスピーカーはお値段以上の高品質なスピーカーを販売しており、私が20年以上前に購入したBOSEスピーカーも低音から高音まではっきり聴こえ、今でも使い続けられる高品質なスピーカーとなっています。
そんな20年以上、BOSEを使ってきた筆者がBOSE製のスピーカーのオススメを紹介していきます。
世界屈指のオーディオメーカー『BOSE(ボーズ)』って?
BOSEは1964年に創業したアメリカの音響機器メーカーです。重低音に定評がある上に、難しいとされるコンパクトサイズでも高音質なスピーカーを製造しており、非常に厳しく高いBOSE基準のもと作られています。
SONYやYAMAHAといった国内オーディオ機器は品質は高いものの、バランス重視の音作りでオーディオマニアからしたら退屈なものですが、BOSEは中低音域を軸に重厚で深みのある音作りとなっており、非常に人気の高いメーカーとなっています。
そのため、映画を観るときやホームパーティーなどカラダを揺さぶるような低音を味わいたい…そんなときにBOSEのスピーカーはうってつけです。
BOSEスピーカーの選び方|初心者向け
BOSEの選び方は3つです。
- 種類で選ぶ
- 設置場所・用途で選ぶ
- 値段で選ぶ
BOSEスピーカーを種類で選ぶ
BOSEスピーカーの種類は大まかに3つに分けられます。
- ポータブルBluetoothスピーカー
- サウンドバー
- PCスピーカー
ポータブルBluetoothスピーカー
ポータブルBluetoothスピーカーは移動や持ち運びができ、無線通信技術Bluetoothで接続するスピーカーです。ケーブル不要でコンパクトなサイズであるに関わらず、スマートフォンに搭載されているスピーカーよりパワフルで高音質なサウンドを楽しませてくれます。お値段はBOSE製品だと10,000円〜40,000円まで幅広く、他製品より高い価格帯に設定されています。その代わり、高音質でパワフルな音源を鳴らしてくれ、壊れにくく、高クオリティのスピーカーとなっています。
サウンドバー
サウンドバーはコンパクトで棒状なスピーカーです。基本、テレビ下に設置する細長いスピーカーをメインとするボディタイプとなっており、コンパクトで軽量なのに重厚な音を楽しめます。BOSE製のサンドバーはスマートなデザインでコンパクトながら、音声操作にも対応しています。音声アシストのGoogleアシスタント、Amazon Alexaが搭載されており、ハンズフリーで操作可能です。
PCスピーカー
BOSEのPCスピーカーはPCとスピーカーをAUXケーブルで繋げて使用します。2台のスピーカーがセットになっており、包み込まれるような臨場感を生み出してくれます。お値段は10,000円〜20,000円とPCスピーカーにしては中価格帯の設定となっていますが、音質は非常に良いのでお値段に合ったスピーカーとなっています。
BOSEスピーカーを設置場所・用途で選ぶ
BOSEスピーカーの選び方は設置場所・用途で選んでみましょう。
Boseスピーカーを値段で選ぶ
Boseスピーカーは10,000円以下の製品を販売しておらず、ちょっとお高いスピーカーを用意しています。その代わり、満足度の高いスピーカーが揃っています。
10,000円〜19,999円
20,000円〜29,999円
30,000円〜39,999円
40,000円〜59,999円
60,000円〜69,999円
70,000円〜
BOSEスピーカーおすすめ人気ランキングトップ5
BOSE人気スピーカーをランキング形式で紹介していきます。
なおランキングは現在販売中のBOSEスピーカーに限り、売れ筋や注目度、実際筆者がBOSEスピーカーを手にし、使い勝手や音質など総合的にみてランキング付していきます。なので個人差はあるかと思いますが、購入してから後悔のないようメリット・デメリットも紹介していきます。是非、参考にしてみてくださいね。
1位|SoundLink Mini II Special Edition
- 評価4.4
- 色(ラックスシルバー、トリプルブラック)
モデル番号 | SL mini II SE |
外形寸法 | 18 cm(W) x 5.1 cm(H) x 5.8 cm(D) |
質量 | 0.68kg |
入出力 | φ3.5 mm外部入力端子 USB-C |
ワイヤレス通信距離 | 最大9m |
再生時間 | 連続12時間 |
充電時間 | 最大4時間 |
充電方式 | USB Type-C |
- 小型なのに重低音のBOSEサウンドが流れる
- 再生時間が長め
- USB-Cで充電可能
- 価格は高め
- 防水性能なし
- ガイド音声がダサい
- 充電クレードル付属なし
(充電ドックのこと)
「SoundLink Mini Bluetooth speaker」は、2013年に発売したモデルで3度リニューアルされ今に至ります。発売当初から人気のモデルでBOSEのスピーカーの中で最も売れたモデルと言えるでしょう。2013年当時、Bluetoothスピーカーが定着していない時代に有線接続でないのに高音質だということで筆者も手に入れました。現在、販売されているのは2019年モデルで充電クレードル(充電ポート)が付属されていないものの、MicroUSBからUSB-Type Cへの変更やバッテリー駆動時間の強化などがされています。さらにBOSEの音作りは最高でデュアルパッシブラジエーターと高性能トランスデューサーの導入で小さなサイズでBOSEの深みのある音質、パワフルなサウンドが実現しています。BOSEのスピーカーを購入するならこれを選んでおけば後悔しない…BOSEスピーカーのエントリーモデルと言えるでしょう。
2位|SoundLink Flex Bluetooth speaker
- 評価4.7
- 色(ブラック、ホワイトスモーク、ストーンブルー、カーマインレッド)
モデル番号 | SLink Flex |
外形寸法 | 9.04 cm H x 20.14 cm W x 5.23 cm D |
質量 | 0.58kg |
入出力 | USB-C |
ワイヤレス通信距離 | 最大9m |
再生時間 | 連続12時間 |
充電時間 | 最大4時間 |
充電方式 | USB Type-C |
防水・防塵仕様 | IP67 |
- 設置状態に合わせてベストなサウンドパターンに調整
- 防水・防塵仕様 (IP67)
→どこでも使える仕様 - 2台でパーティーモード可能
- リュックにつけると大きすぎ
- AUX入力なし
- Bluetoothバージョン4.2
(ちょっと古いです)
「SoundLink Flex Bluetooth speaker」はBOSEが新発売したモデルです。特に良かったのがIP67の完全防水・防塵に対応しており、30分の水没でも耐えられる仕様となっています。また、BOSEは耐水性能実験で石鹸を使っていると言われているので、お風呂で使っても全く問題ないでしょう。また、置き方によって自動で音質を調整してくれる機能がついており、音の広がり方や聴こえ方が置き方によって変わります。例えば、吊り下げて使う場合は上に広がっていくような聴こえ方がします。ただ、物が密集した場所だと聴こえ方が変わってきたりするので部屋の置き物を検知する機能はないので音の広がり方はまちまちです。ただ、BOSEスピーカーの中で19,800円というのは低価格なのでお手頃価格ではないものの、価格以上の満足度は得られます。場所に縛られたくない…そんな方は「SoundLink Flex Bluetooth speaker」がオススメです。
3位|Bose TV Speaker
- 評価4.6
- 色(ボーズブラック)
モデル番号 | TV Speaker |
外形寸法 | 59.4 cm (W) x 5.6 cm (H) x 10.2 cm (D) |
質量 | 2.0kg |
入出力 | HDMIオーディオリターンチャネル(ARC) 光デジタル AUX IN 電源コード入力部 USB(サービス専用) ワイヤードベースモジュール(オプション) |
ワイヤレス通信距離 | 最大9m |
- シンプルなデザイン
- ダイアログモード搭載
(再生中の映像に合わせて人の声を強調) - 簡単接続と簡単操作
- Bluetooth接続は不向き
- カスタマイズ性は低い
- テレビ用に低音を抑えた仕様
→BOSEらしくないサウンド
「Bose TV Speaker」は毎日のテレビをもっと楽しくしてくれるスピーカーです。音質はBOSEらしい低音と臨場感、迫力があり、十分な音の広がりが味わえます。ただ、BOSEの他のスピーカーより低音が弱めでテレビ用に設計されています。例えば、サブウーファーを追加すればベースブーストがかかるので映画や海外ドラマを観るなら手に入れたいところ。ちょっとテレビやモニターの音質をよくしたい…そんな方は「BOSE TV Speaker」一台で十分でしょう。もっと音質を良くしたいと思った方はサブウーファーの購入をオススメします。
4位|Bose Portable Smart Speaker
- 評価3.9
- 色(トリプルブラック、ラックスシルバー)
モデル番号 | Portable HS |
外形寸法 | 11.9 cm (W) x 19.15 cm (H) x 10.4 cm (D) |
質量 | 1.06kg |
入出力 | USB-Cポート |
ワイヤレス通信距離 | 最大9m |
再生時間 | 連続6時間 |
充電時間 | 最大4時間 |
充電方式 | USB Type-C |
防水・防塵仕様 | IPX4 |
- Wi-Fi機能搭載
→独立して音楽を楽しめる - 音声コントロール可能
- 360度広がるサウンド
- 重量がある
→持ち運びには不向き - 横向き非対応
「Bose Portable Smart Speaker」はWi-Fiに接続できるスピーカーです。Wi-Fi環境があれば音声コントロールやクラウドから直接音楽をストリーミングでき、スマートフォンで音楽をかけなくても「Bose Portable Smart Speaker」単体で音楽を楽しめます。また、Wi-Fi環境がなくてもポータブルスピーカーとして機能することができ、場所を選ばず利用できます。また、IPX4に対応しているので家や外、どこでも利用可能。360度広がりのあるサウンドを出力できるので、ちょっと良いBOSEサウンドを楽しみたいことは「Bose Portable Smart Speaker」を選んでみてはいかかですか?
5位|SoundLink Micro Bluetooth speaker
- 評価4.4
- 色(ブラック、ミッドナイトブルー、ストーンブルー、ホワイトスモーク)
モデル番号 | SLink Micro |
外形寸法 | 9.83 cm (W) x 9.83 cm (H) x 3.48 cm (D) |
質量 | 290g |
入出力 | Micro-B USB端子 |
ワイヤレス通信距離 | 最大9m |
再生時間 | 標準ボリューム:連続12時間 スタンバイモード:最大24時間 |
充電時間 | 最大4時間 |
充電方式 | Micro-B USB |
防水・防塵仕様 | IP67 |
- 手のひらサイズで軽い
- IP67の性能
- SoundLink対応
- 充電方式がMicro-B USB
- 連続再生時間が他より短い
「SoundLink Micro Bluetooth speaker」は手のひらサイズなのに驚くほどの深みのある低音がとれたサウンドを再生してくれます。持ち運びにも便利でたったの290g…500mlのペットボトルよりも軽いですね。ちょっとしたキャンプや自転車を乗るときなどアウトドアにも向いていますし、浴室でも防水性能IP67で余裕で利用できます。また、素材がシリコン製なので衝撃にも強く、羅kkなどによる破損や故障のリスクも減らせます。BOSEのスピーカーの中でも低価格なので「SoundLink Flex Bluetooth speaker」と「「SoundLink Micro Bluetooth speaker」をセットで利用すればさらにパワフルなサウンドを楽しめます。
BOSEのスピーカーはハズレ無し!どれを選んでも満足できます
最後にBOSEのスピーカーを購入して満足いかない…という方は滅多にいません。
お値段は弾みますが、その代わり長くいい音色を再生してくれます。私も10年以上利用しているTV用スピーカーを持っていますが、BOSEらしい重低音を再生してくれて今でも満足して仕様しています。まだBOSEのスピーカーを購入したことのない…という方は次のポイントで選んでみましょう。
- 種類で選ぶ
- 設置場所・用途で選ぶ
- 値段で選ぶ
是非、本記事を参考に自分にぴったりのBOSEスピーカーを選んでみてくださいね!
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