映画『千と千尋の神隠し』の声優について知りたいなぁ…。
こんな疑問を解決します。
- 2001年に公開されたスタジオジブリ長編アニメ
- 日本歴代興行収入第1位
- 幅広い年代から愛されている作品
今回は映画『千と千尋の神隠し』の登場人物についてまとめていきます。
『千と千尋の神隠し』のあらすじ
千と千尋の神隠し
公開日:2001年7月20日
再生時間:124分
10歳の少女・千尋は車で新居へ向かう途中、道に迷っていしまい異様な雰囲気のトンネルに辿り着く。千尋は嫌がるが好奇心旺盛な両親になだめられトンネルの向こう側へ行くことに…。しかしトンネルの向こう側は人間の住む所ではなく神様たちが住む場所だった。そうとも知らず無人のお店で神様の食べ物を口にした両親は千尋が目を離したすきに豚へと変貌されてしまう。
千尋は両親を探しつつ来た道をたどって帰ろうとするが帰り道もなくなり、元の世界へ戻れなくなってしまう。パニックに陥っている時、突然ハクという謎の少年によって助けられる。そしてこの世界で生きていくには「湯屋」で働くしかないこと、両親は豚に変えられてしまったことを教えてくれた。それを聞いた千尋は両親を人間に戻すために「湯屋」で働くことになったが…。
『千と千尋の神隠し』の声優一覧
- 柊瑠美(荻野千尋/千)
- 入野自由(ハク)
- 夏木マリ(湯婆婆・銭婆)
- 神木隆之介(坊)
- 玉井夕海(リン)
- 大泉洋(番台蛙)
- 安田顕(おしら様)
- 我修院達也(アオガエル)
- 内藤剛志(千尋のお父さん)
- 沢口靖子(千尋のお母さん)
- 中村彰男(カオナシ)
- 菅原文太(釜爺)
- 上条恒彦(父役)
- はやし・こば(河の神)
柊瑠美
(役:荻野千尋)
柊瑠美は6歳から子役として活動をはじめ、1999年には『すずらん』でヒロインの少女時代を演じた。その後、今作の『千と千尋の神隠し』で主人公の声を演じ、一躍有名に。2005年には『野ブタ。をプロデュース』に出演。しかしその後は学業に専念した。2年後には自身が今まで務めていた芸能事務所を退所し、1年間芸能活動を休止していた。芸能活動復帰を果たし、2009年から『ニャンちゅうワールド放送局』で3代目お姉さんを務めた。
入野自由
(役:ハク)
入野自由は劇団四季の舞台に4歳の頃に劇団ひまわりに入団し、その2年後に『コルチャック先生』の少年役で俳優デビューを果たした。声優デビューはアニメ『逮捕しちゃうぞ』のショウ役。その次に『千と千尋の神隠し』で見事オーディションが受かりハク役を務めた。2002年には『キングダムハーツ』で主役・ソラを演じ知名度が上がった。他にも『聲の形』『終わりのセラフ』『あの日みた花の名前を僕たちはまだ知らない。』などの数多くの人気作品の声優を担当している人気声優。
夏木マリ
(役:湯婆婆・銭婆)
夏木マリは19歳の頃に「小さな恋」にて歌手デビュー。しかしあまり注目はされなかったがその後、再デビューしヒット曲を編み出した。多忙により貧血を起こすなど苦悩の日々を過ごしてきたこともあって休んでから舞台の仕事を始める。今では日本で映画やドラマ、舞台でベテラン女優、歌手として幅広く活動している。
神木隆之介
(役:坊)
神木隆之介は日本で活躍している俳優。1999年のテレビドラマ『グッドニュース』でドラマデビューを果たし、所属事務所をアミューズに移籍。2005年には映画『妖怪大戦争』で主演を務め日本アカデミー賞・俳優新人賞に受賞した。その後、『学校のカイダン』『バクマン。』『三月のライオン』『フォルトゥナの瞳』など数々のヒット作に出演している今人気の若手俳優。しかし俳優だけでなく『ハウルの動く城』『サマーウォーズ』『君の名は。』等の大人気アニメーション映画の声優も務めている。『千と千尋の神隠し』の坊役は神木隆之介がまだ8歳だった頃に務めた。
玉井夕海
(役:リン)
玉井夕海は東京藝術大学在学中に宮崎駿主催のアニメーション演出講座を受けたことがきっかけに『千と千尋の神隠し』リン役に抜擢された。しかし本業は声優や女優ではなく、独自の世界観をもつ歌手として活動している。
大泉洋
(役:番台蛙)
大泉洋は北海道出身のタレント兼俳優。深夜番組『水曜どうでしょう』に出演しており、深夜枠にも拘らず最高視聴率18.6%をたたき出し全国に番販された。それに伴い大泉洋の知名度も上がっていった。そして今じゃ日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞した経験もあるベテラン俳優となった。持ち前のユーモアあふれるトーク力は小学生の頃に車でかけていた落語のテープを暗記するまで聞き込んだことで培われたそうだ。ちなみに大学時代で高等学校地理歴史の教育職員免許状を取得しており大学時代卒業後、教師になろうとしていたそう。動物は大の苦手。
安田顕
(役:おしら様)
安田顕は北海道出身のタレント兼俳優。元は舞台に出演や医療事務の職に就いたりとさまよっていたが、大泉洋が出演している『水曜どうでしょう』で準レギュラーとして出演するようになってから全国に名前が知られ、『ハケンの品格』『銀魂』の他にも大河ドラマや連続テレビ小説、CMなどいっぱいテレビに出るようになった。ちなみにイントロを聞けばわかるほどのビートルズファン。
内藤剛志
(役:千尋のお父さん)
内藤剛志は大阪生まれの俳優。日本大学芸術学部映画科に入学し、長崎俊一と自主映画の制作をしていた。1980年には映画『ヒポクラテスたち』でデビューを果たし、その後は刑事ドラマで悪役、犯人役を演じることが多かった。その後はドラマ『家なき子』で父役演じたり、様々なドラマから引っ張りだこの内藤剛志は「連ドラの鉄人」と呼ばれるようになった。他にも『科捜研の女』『水戸黄門』『警視庁・捜査一課長』などに出演している。特技はトランペットやサックスの楽器演奏。
沢口靖子
(役:千尋のお母さん)
明日の科捜研の女のキーワードは”おしゅし”!#科捜研の女 #板前マリコ様 pic.twitter.com/KUpNv1Rel3
— 【公式】科捜研の女 毎週木曜よる8時❗️ (@kasouken_women) July 17, 2019
沢口靖子は大阪生まれの女優。1984年に第1回「東宝シンデレラ」で約3万人の中からグランプリに選ばれ、芸能界に入った。そして同年の映画『刑事物語3 潮騒の詩』で女優デビューを果たしたうえに映画の挿入歌も歌い、歌手としてもデビュー。映画『ゴジラ』ではアカデミー賞新人俳優賞を受賞し、その翌年のNHK連続テレビ小説『澪つくし』のヒロインを演じ知名度が広がった。1999年にスタートした『科捜研の女』で主演を務めシリーズ化。今でも放送されているほどの人気である。
我修院達也
(役:アオガエル)
我修院達也は一本につながったカモメ型眉が特徴の歌手兼俳優。6歳の頃に子役として活動をはじめ、映画『私は貝になりたい』など多くの作品に出演した。18歳の頃には演歌歌手としてデビューを果たし、「若戸あきら」など何回か改名しつつ活動していた。テレビでは郷ひろみの歌真似の芸がウケて『俺たちひょうきん族』『笑ってる場合ですよ!』に出演し一躍有名となった。ジブリ作品では他に『ハウルの動く城』のカルシファー役を演じている。
中村彰男
(役:カオナシ)
中村彰男は日本大学芸術学部演劇科を卒業し、主に舞台で活躍している。声優として出演した映画『千と千尋の神隠し』が公開した当時はカオナシ役として話題になり、テレビやニュースで取り上げられたほどだった。
菅原文太
(役:釜爺)
菅原文太は宮城県生まれの俳優。声優としては多くの人が知っている『ゲド戦記』『おおかみこどもの雨と雪』に出演している。早稲田大学の在学中に劇団四季1期生として入団したがその後大学を中退し、東宝の映画『哀愁の町に霧が降る』で映画デビューを果たした。それからは『幸福の黄色いハンカチ』『仁義なき戦いシリーズ』等多くの作品に出演していた。
上条恒彦
(役:父役)
上条恒彦は長野県出身の歌手兼俳優。声優としても活動しており、『紅の豚』『もののけ姫』『リトルマーメイド』に出演している。俳優ではドラマ『3年B組金八先生』シリーズで社会の教師・服部先生役で有名。
はやし・こば
(役:河の神)
はやし・こばは日本の作曲家。高校生の頃からバンドでジャズ・ピアニストとして活動していた。それからは数々のCMソングの作曲に携わってきた。
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