競合調査ってどうやってやるの?
そんな疑問を解決します。
SEOの競合サイトとは
「自分の表示させたいキーワードで、すでに上位表示されているWebサイト」
このことをいいます。
そして競合調査とは
「上位表示されているサイトを丸裸にしていく!」
といったものです。
やりすぎはNGですが、ライバルサイトとの差別化を図るためには必要なスキルになってきます。
ブログを始めたばかりの方には難しいかもしれませんが、徐々にやっていくことをオススメします。
今回は競合サイトの調査方法を紹介していきます。
なぜ競合調査が必要なのか?
競合サイトの調査方法を紹介する前に
「なぜ競合調査が必要なのか?」
を説明していきます。
まず、競合調査は自分の狙っているキーワードの状況を知り、ライバルサイトがどんな施策をとっているのかを探る行為です。
簡単にいうと…
- 差別化できそうか?
- どうすれば上位表示されるのか?
この2つの点で自サイトと比較し、
「ライバルサイトに勝るWebサイトが構成できるのか?」
これを考えるのです。
上位表示されているサイトは
Googleから評価を受けているサイト
そういった考えもできなくないため、競合分析は必要不可欠ということです。
キーワードを実際に検索してみる!
実際にキーワードを検索エンジンで検索してみて、競合サイトを見つける方法を紹介していきます。
サイトの分析ツールを使うのはそのあと!
その前にチェックしておきたいポイントがあるんです。
今からあなたの上位表示させたいキーワード選定が終わっていることを前提に話していきます。
上位表示させたいキーワードを検索する
今回は上位検索させたいキーワードを「イヤホン ワイヤレス」とします。
これを検索エンジンで検索にかけると次のように表示されました。
この検索結果からチェックポイントを見ていきます。
チェック①:リスティング広告の有無
リスティング広告とは、クリックしてリンク先のWebサイトを閲覧することで課金される「クリック課金形式」の広告になります。
リスティング広告はお金さえ払えば誰でも検索上位に表示され、比較的成果が見込めます。
逆に考えるとリスティング広告があるということは
「収益化できる可能性が高いキーワード」
そして
「ユーザーの関心が高いジャンル」
ということです。
他のWebサイトにとっても「売れるキーワードである」と認識できるため、SEO難易度が高いと考えられます。
チェック②:大手企業や有名なサイトがあるか?
Amazonや楽天市場、有名サイトが上位表示されている場合、「上位表示できる可能性はあるか?」を考える必要があります。
普通に考えると難しいでしょうが諦める必要はありません。ただ、上位表示が難しいキーワードであることがわかります。
チェック③:専門サイトがあるか?
専門サイトがあるということは「狙っているキーワードのスペシャリストがいる」と考えてください。
専門サイトはSEOに有利な側面があり、専門サイトがひしめいている場合は上位表示が難しいことがわかります。
アフィリエイトサイト多い場合、記事数やPV数などを調べるだけでもライバルの力の入れ具合がわかります。
あなたがライバル以上の記事を書けるようであれば狙い目かもしれません。
競合調査ツールを紹介!
ここからは競合調査ツールを3つ紹介していきます。
今回紹介するものだけで充分すぎる競合調査ができます。
3つとも無料で使えるツールなので競合分析に使ってみてください。
では紹介してきます。
SimilarWeb(シミラーウェブ)で競合調査!
『SimilarWeb』を使うことで競合調査を簡単に行えます。
- 月間訪問者数
- アクセス数の検索キーワード
- 滞在時間
- 直帰率
- サイト訪問前後のユーザーの動き
- 競合サイト
- サイトランク
- 「not provided」を含むキーワード分析
URLを入力するだけでサイト分析ができるため、初心者でも使いやすいツールになります。
有料版の「SimilarWeb Pro」もありますが、簡単なサイト分析には必要ないと感じています。
チェック①:競合サイトの集客方法をチェック
まずは競合サイトの集客方法をチェックしましょう。
- どこからの集客か?
- どの程度の人が見にきてるのか?
具体的にいうと次の点を注目しましょう。
- ダイレクト
- オーガニック検索
ダイレクトの割合が多いサイトはメールやソーシャルメディアでの集客がメインの場合が多いです。そのため、競合ではない可能性が高いです。
逆にオーガニック検索の割合が多い場合は、SEO対策をしっかり行っていることがわかります。そう考えると、自サイトもSEO対策をしっかり行う必要があるわけです。
チェック②:集客キーワードをチェック!
集客キーワードをチェックすると
「どんなキーワードで集客しているのか」
というのがわかります。
ついでに表示回数や検索順位まで見れるため、自サイトとの比較がしやすくなっています。
SEOチェキ!で競合調査
『SEOチェキ!』を使うことで次のことがわかります。
- タイトル
- ディスクリプション
- キーワード
- 最終更新日時
- インテックス数
こちらもURLを入力するだけでサイト分析ができます。
特に、重要タグの(title、description、keywords、h1)がわかるので自サイトでも参考にできます。
また、最終更新日時を見れることでWebサイトの更新頻度を知れるため、どういったサイトなのかを知ることができます。
インデックス数はあまり意識しなくてもいいですが、Googleにどれくらいの記事が登録されているかを知れるので、競合サイトとの比較に役立ちます。
PageSpeed InsightsでWebサイトを高速化!
『PageSpeed Insights』はGoggleが提供するWebページのコンテンツ解析ツールです。
このツールはページの読み込み速度を短くする方法を提案してくれます。
モバイルファーストが大事になってくるため、表示速度はSEO対策にもなります。
これを利用することで、ライバルサイトの速度を調査することができ、SEO対策がしっかりされているかが調べられます。
もちろん、自サイトの速度を測定してみるのもオススメです。
まとめ:競合サイトの簡単調査はこれだけです!
競合サイトの調査はほどほどにしましょう。
始めの頃は
「上位表示させたいキーワードを検索する」
これだけでもいいです。
今回の記事では「競合分析をできる環境を整えた」と捉えてください。
これを整えておくだけで、リライトをするときに必ず役に立ってきます。
先ほど紹介した3つのツールは是非使ってみましょう!
今回は以上です。
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