『アドレナリン』シリーズ一覧｜全２作品のあらすじ・キャスト・スタッフを紹介！

西海岸の犯罪シンジケートを得意とするフリーの殺し屋ジェブ・チェリオスは、ロサンゼルスの自宅で睡眠中、宿敵メキシコ系マフィアのリッキー・ヴェローナに劇薬を投与されてしまう。それは”ペキン・カクテル”と言われるその合成物質で、副腎のアドレナリン分泌を抑制し、受容体をブロック、１時間後には心臓停止に至らしめる合成毒であった。お世話になっている闇医者に症状を電話で告げると、毒の進行を遅らせるためには激しい運動をするなどして興奮状態を保ち、アドレナリンを分泌し続けなければならないというのだ。ジェブはエフェドリン、エピネフリン、興奮剤、コカイン、AEDなどあらゆる手段でアドレナリンを出し続けながら、解毒剤を求め、そしてリッキーを殺すためにロスの街中を探し回る。

シェブ・チェリオスはリッキー・ヴェローナを殺害し、ヘリからダウンタウンの街中に落下。前作で最期を迎えたかに思た。その直後、意識不明の重体のまま中国マフィアに拉致られてしまう。

それから３ヶ月後、シェブの心臓はマフィアに持ち去られ、１時間ごとにバッテリーを充電する必要とされる粗悪な人工心臓に取り替えられてしまった。意識朦朧とする中で見たピアスの男は誰かと尋ねると、ジョニー・バンという名と社交クラブにいる人物だと知る。やがて売春宿の娼婦リアやヴェローナ一味に殺されたケイロの弟ヴィーナス、そして恋人のイヴの協力を得ながらジョニー・ヴァンという名前を手掛かりに自身の心臓の行方を追う。