『デスノート DEATH NOTE』シリーズ全７作品一覧｜順番・最新作をまとめて紹介！

警視庁刑事局長・夜神総一郎の長男で法律を学ぶ大学生の夜神月（ヤガミライト）は、警察の極秘データシステムに不法侵入し、法では捌き切れなく不起訴となっている凶悪犯たちが世の中にいることを知る。正義感が強く、法で世間の凶悪犯を裁こうと勉強してきたライトにとって司法の限界を知ってしまうのだった。

そんな絶望感で雨に打たれながら歩いていると、１冊の黒いノートを見つける。そのノート”Death Note”を開いてみると、「名前を書かれた人間は死ぬ」と記載されていたのだ。馬鹿らしく思いながらもライトは偶然TVに映っていた指名手配犯の名前を書くのだ。その翌朝、新聞でその犯人が心臓麻痺で死んだことが記載されており、ノートを読み返すのだった。その”Death Note”がホンモノだとわかると、法では裁き切れない凶悪犯や指名手配犯を次々に書き、”Death Note”を使って裁き始める。そして人々はライトを”キラ”と呼び、救世主と崇めるのであった。

アイドル・弥海砂はストーカーのADに追われていたところ、ストーカーが突然の心臓発作で死んでしまう。そのとき、ミサの前に黒い１冊のノートが落ちてくる。

一方、デスノートを持つライトは”L”により作られた「キラ対策本部」の捜査一員として加わることになっていた。本部の中に入ると”L”がおり、そしてキラ対策のために”竜崎”と偽名を名乗るのだ。そして、いきなり「ライト君がキラじゃないですか？」と問いかけるのである。また、今までの捜査内容をライトに明かし、自分と接触するためにライトが詩織を殺し、同情を誘うために捜査本部に入り込んだと…ライトの思っていたことを言い当てるのだ。竜崎はキラがどうやって人を殺したのかを…。キラは竜崎をどうにか殺すために考えるのであった。

そんな中、さくらテレビで”第２のキラ”からのメッセージが流れる…。

「Death Note」を使い、”キラ”として多くの犯罪者を粛清した夜神月とキラの暴走を止めるべく自らの命をかけて立ち向かった歴史に名を残す名探偵”L”。２人の天才による頭脳戦が繰り広げられた「キラ事件」…その代償に”L”はデスノートに自らの名前を書き込むことになるのだった。

「Death Note」のルールにより名前を書き込んだ”L”は23日後、心不全にて穏やかな死を迎えることが決定していた。しかし、世界最高峰の頭脳を持つ探偵”L”にはまだまだやるべきことがあった。そして彼は残された23日間を使い、未解決の難事件を次々と解決していく。そんな中、日本に危機が迫っていた…。

大学生の夜神月（ライト）は居酒屋でアルバイトをしながら公務員を目指しているごく平凡な大学生。ある日、ライトのが高校時代、少年刑務所に入っていた同級生・佐古田が現れ親友の鴨田を恐喝される現場に遭遇。恐喝をやめさせようとするも力なくなす術もなかった自分の無力さをしり「力が欲しい」と願う。そんなライトの頭上、空から１冊のノートが舞い落ちてきた。そのノート「Death Note」と書かれており、「名前を書かれた人間は死ぬ」という裏表紙の記述に呆れながらも冗談のつもりで佐古田の名前を書き込む。そして翌日、佐古田が死亡したという知らせが入りライトの持つ「Death Note」が人間が殺せるノートだと知る。

夜神月と”L”の闘いから10年後の2016年。世界で突如として再びデスノートによるものと見られる変死事件が多発していた。一方、かつて夜神総一郎が立ち上げたデスノート対策本部は存続しており、本部を率いる三島創のもとに繁華街で大勢が不審な死を遂げていると通報が入っていた。現場に急行すると、スクランブル交差点の中心でフードを被った少女がノートに次々と名前を書き込んでいる姿があった。デスノート保有者には発砲許可が降りていないため、取り押さえに戸惑っていると仮面を被った1人の男が現れ、少女に向かって銃を発砲する。三島は仮面の男に発砲したことを激怒するが麻酔銃で撃っただけだというのだ。倒れている少女は手にデスノートを持ったまま心臓麻痺で死んでいたのだ。つまり、この少女の他にもデスノートを所有するものがいたというのだ。

そして地上に６冊のデスノートが存在することが判明し、デスノートをめぐる争奪戦が始まろうとしていたのだった。

三島創はキラ対策室に入るため、”キラ”に洗脳されていないかのテストに合格し、キラ対策室のメンバーに抜擢される。このときは「Death Note」の存在すら知らなかった。そして、三島は国家機密情報である「Death Note」や「キラ事件」について徹底的に調べ上げ、デスノートオタクと呼ばれるまでになっていた。

そんなある日、スクラップ工場で働く五頭憤弥が心臓麻痺で亡くなっていた。事件性はないとされていたが、三島は五頭が13年前のいじめ殺人の加害者であり、キラの粛清対象であった人物だと気付く。捜査するうちにキラの裁きを模倣した殺人だということが判明し、キラ対策室が再び動き出す。

”L”の正式な後継者である世界的名探偵・竜崎は他のコードネームを持つ探偵たちと協力しながら香港で起きた難事件を捜査していた。それは対立するアイドルグループの一方が動画サイトでライブ配信をしているとき、急に対立グループの楽曲を歌い出し謎の声明を残して変死したというものだった。再び「Death Note」を匂わせる危険な香りに気付き、１人の人物にたどり着くのだった。

紫苑一家惨殺事件の生き残りである紫苑。その事件の犯人である滑川龍平が精神疾患を患っていたと診断され釈放されていた。そのため、紫苑は殺人鬼がまた襲いにくるんじゃないかという恐怖から怯えて暮らしていたのだ。

そんなある日、紫苑にとって朗報が舞い降りる。それはキラによる粛清によって滑川が死亡したというのだ。これを機に紫苑は盲信的なキラ信者となり、自身も直接手を下すことなく裁きを下したというキラに近づくためサイバーテロリストになったのだ。

そんな彼はいつものようにサイバーテロをしていると、ある１冊の本が天井から落ちてきた。それはキラが持っていた「Death Note」そのものだったのだ。紫苑はすぐさま「Death Note」とキラの意思を理解し、キラを模倣した粛清を開始する。

舞台はアメリカのシアトル。高校生のライト・ターナーは非常に頭が良く正義感も強い少年だったが、スクールカースト底辺として学園生活を送っていた。そんなある日、ライトの頭上に１冊のノートが降ってくる。それは「Death Note」と書かれており、そのノートに書き込まれた人は死ぬというものだった。この「Death Note」を手にしたライトは、世界中の犯罪者を殺し、世界の改革を試み始めるのだが…。