『ドクター・ドリトル』シリーズ一覧｜あらすじ・キャストをまとめて紹介！

ジョン・ドリトルは子供の頃から特殊な能力を持っていた。それは愛犬と話せることが出来るというもので、親は子供がぬいぐるみと話をする程度にしか思っていなかった。そんなある時、ジョンは愛犬から人間と犬の違いをたくさん教えてもらった。実際にジョンは犬でいう握手を学校の先生にやってしまい、父親から自分の子どもがおかしくなったと思われ霊媒師を呼んだ。悪霊を追い払おうと霊媒師が儀式をしている中、霊媒師がジョンをいじめているように見え、愛犬が霊媒師に噛みつく！

その結果、愛犬は保健所へ連れて行かれてしまいジョンと愛犬は引き離されてしまった。その悲劇から動物を拒絶し、動物と会話しないと心に決め大人になった。

動物と話せると公表してから毎日忙しく動物と人間の医者を掛け持つジョン・ドリトル。彼はマスコミからも注目され、今や誰もが認める奇跡の医者と何かと話題の的だった。充実した毎日を送るジョンは以前とは少し変わり、次女のマヤは父親の遺伝を信じてひたすら愛犬のラッキーとの会話を夢見ていた。一方、長女のシャリースは父親のジョンの特殊な能力を知ってから動物嫌いになり、家族との触れ合いを一切拒絶し続けるようになっていた。そして思春期と反抗期が重なり、エリックと恋人になったことからさらに家族との関わりを煩わしく思っていた。

そんな中でビーバーに頼まれたといってポッサムがやってきた。ビーバーは「山に来てアライグマのジョーイにあって欲しい」と依頼される。ジョンはシャーリースの問題で頭がいっぱいなのと自分を待っている患者のために家に来てはいけないと説明する。中々引き下がらないポッサム…仕方なくジョンは縄張りを離れないというビーバーの元に行くことになるのだが、その縄張りの森は人間によって壊されていると聞かされる。

女子高生になったマヤ・ドリトルは父のジョン・ドリトルと同じ動物と話せる特殊な才能を持っていた。しかし、変人扱いされるのが嫌でその能力を鬱陶しく感じて使うことはなかった。

そんなある日、パーティーに通っていることを母のリサにバレてしまったマヤは罰としてディランゴ牧場にホームステイさせられることになり、そこで牧場の手伝いをすることになる。そこでボーという青年とであり、次第に牧場での暮らしを楽しむようになっていた。しかし、その牧場は経営難で売却される危機に陥っており、動物たちは離れ離れになってしまうところだった。そんな動物たちの願いを聞き入れたマヤは牧場復興のために能力を使うことを決意する！

偉大な獣医ドリトル先生を父にもつマヤ・ドリトルは自身も獣医を目指して大学受験の勉強を始めたが、成績が今ひとつで大きな実績でもなければ合格できそうにない…。そんなところへ大統領からドリトル先生に緊急の依頼が飛び込んでくる。その内容は、大統領の愛犬のデイジーが気難しい性格で行儀が余りにも悪く、賓客に対してそそうをするようになってしまったというのだ。

大統領の推薦がもらえれば大学合格は確実と考えたマヤは、海外出張中の父に代わりワシントンへ赴く。そこで聞かされたのは米国との熱帯雨林保護条約調印のためにカルンプール国の皇太子が間も無く来訪すると知らされるのだ。果たして、マヤは条約の調印式が執り行われる当日までにデイジーを立派なファースト・ドッグに出来るのだろうか？

ドリトル先生の娘マヤ・ドリトルは獣医の道を志し、獣医学部に入学した。しかし、早く動物の助ける仕事に就きたいマヤにとって、獣医学部に７年間も通わなければならないことに焦りを感じていた。そんな彼女に目をつけたのは軽薄なテレビ局プロデューサー・リック。彼はマヤに「スターになれば、すぐにでも動物を救える」とテレビ番組の出演を持ちかけ、マヤはそれを承諾してしまう。だが、リックにとってマヤの動物と会話する能力は視聴率を稼ぐための材料でしかなかった。リックは約束と違う番組をスタートさせ、違和感を覚え始めるマヤ。自分が本当にすべきことは何か…マヤは少しずつ気付き始める。

「動物と会話ができる」という特殊能力を持った医師ジョン・ドリトル先生は、かつてヴィクトリア女王から動物保護区を与えられた名医であったが、ドリトル先生の最愛の妻リリー・ドリトルを航海途中で命を落とし、今や外の繋がりを立ってしまうほど悲しみに暮れていた。

ある朝、猟師の叔父ラルフに嫌々狩猟をやらされていた少年トミー・スタビンズは、自分が誤って撃ってしまったリスのケヴィンを抱えてドリトル先生の庭園を訪ねてきた。最初はトミーを遠ざけていたドリトルだったが、リスの容態を見てすぐに手術を始める。動物たちと会話をしながら手際よく手当てをしていくドリトル先生を見て、スタビンズ少年はドリトル先生の見習いなろうと決意する。

そこへレディ・ローズが訪れ、ヴィクトリア女王が重い病に倒れたためドリトル先生に助けるよう助言する。人間の治療はしないと知らん顔をするドリトル先生だったが、万が一女王が亡くなってしまえば庭園は閉園しなくてはならず、動物たちが危険な目に遭うことになってしまうというのだ。ドリトル先生は仕方なく承諾し、女王のもとへ馬車で向かう。しかし、その馬車にこっそり動物たちとトミーが乗り込み…。