『エクソシスト』シリーズ一覧｜全６作品のあらすじ・キャスト・スタッフを紹介！

女優のクリス・マクニールは、映画撮影のためワシントン近郊のジョージタウンに家を借り、娘のリーガンと共に滞在していた。それから間もなくして、リーガンが邪悪な響きを帯びた容貌も醜悪なものに豹変し、荒々しい言動は日に日に激しさを増していった。まるで何かに取り憑かれたかのように振る舞う彼女を心配し、医者に見せるも見放されてしまう。やがて、神を冒涜するような卑猥な言葉を発するようになり、緑色の汚物を吐くといった人間とは思えない行動に走り始める。万策尽きたクリスはカラス神父に悪魔祓いの儀式を行うよう頼むことになる。

ジョージタウンの事件から４年後。リーガンにあの事件の記憶は全くなく、一見普通の16歳の娘に成長していたのだが、母親の計らいで精神病院に通っていた。カウンセリング担当のタスキン医師は、睡眠術を応用したシンクロナイザーを用意し、リーガンと潜在的記憶を共有しようと試みるも、リーガンはそれを拒否していた。

一方、ラモン神父はスペイン語圏のとある修道院にいた。そこには女性が周囲に押さえつけながら暴れており、パズズに取り憑かれているようだった。そして、周囲の蝋燭を薙ぎ倒し、不敵な笑みを浮かべながら自ら燃え尽きたのだった。そんな彼の元にメリン神父の死の謎を調査するよう教会から依頼される。協会側からしたら、悪魔祓い中に死亡したメリン神父に対し、協会側に不都合な噂が広まっており、真相を明らかにしてほしいというものだった。そして、４年前の真相とリーガンの深層心理を探るべく、精神病院を訪れる。

舞台は1990年。ワシントン・ジョージタウンのポトマック川付近で１人の黒人少年が死体で発見される。現場の状況は見るに耐えない状況であり、死体の首は切断された上にピエロメイクが施され、キリスト像のものと挿げ替えられていたのだ。さらに、右手人差し指切り取られ、左手には双子座のマークが刻まれていた。事件を担当したキンダーマン警部は、15年前に解決したと思われた双子座連続殺人事件に酷似していることに頭を悩ませていた。しかし、犯人は逮捕され死刑執行が行われているため、どう考えても新たな双子座殺人鬼が現れたとしか考えられなかった。さらに、当時の警察は犯人を炙り出すために殺人鬼の手口を嘘で塗り固めた手口を公表していたため、双子座殺人鬼の手口を知っているのは殺人鬼本人か、警察関係者以外考えられなかった。

そんな中、立て続けに第２の殺人が起きてしまう。

第二次世界大戦末期、ナチスの残虐行為を目にしたことから信仰心を失ったメリン神父。世界中を彷徨い、流れ着いたアフリカの酒場で酒を煽る古美術収集家と知り合い、ケニアで行われる考古学発掘隊に加わることとなる。それは東アフリカのトゥルカナ地方デラーティに建てられたキリスト教会から発掘される”ある小さな銅像”を持ち帰って欲しいというものだった。

そしてケニアへ飛び、そこでフランシス神父と医者のサラ、そしてアフリカ人の少年ジョセフと出会い、仲良くなっていく。しかし、フランシス神父と赴いたディーンは教皇庁にも記録のない教会であり、ルシファーの壁画と逆に吊るされた十字架という異様な光景が広がっていた。そこで事情を聞くために以前から発掘作業をしていたべシオンに会いにいくと、ハーケンクロイツ（卍）の形を胸につけ、喉を切り裂いて死んでしまう。最後に残した言葉は「今日、神はいないぞ神父」。これはメリンへの言葉だった。そして、さらに奇怪な事件が多発するようになり…。

とある田舎街。ヘンリー神父（クリスチャン・スレイター）のもとに悪魔憑きが現れたとの一報が入った。12歳の少年ロビーが指ひとつ動かさず子供を殺したというのだ。ロビーを訪ねたヘンリー神父はそこに悪魔の存在を感じるが、噂を嫌がった一家は街を引っ越し消息を絶ってしまう。時は流れ5年後。エリオット刑事（ヴィニー・ジョーンズ）の娘ヘザーの高校にロビーが帰ってきた。事件当時を知るヘザーはロビーを驚きつつも迎え入れるが、またも惨劇は繰り返され、人気の無いトンネルで生徒の変死体が見つかる。12歳の頃からロビーを調べていたヘンリー神父は半信半疑ながらも娘を心配するエリオット刑事の力を借り悪魔の力と対抗しようとするが…。

出典：https://gyao.yahoo.co.jp/

カタルド神父はシチリア島の有名なエクソシスト。科学や医療では解明できない問題や病を抱えた人たちが教会に殺到。人々はそれが悪魔の仕業だと信じている。カメラは悪魔を祓う儀式や神父の日常だけでなく、悩みを抱えた人々の日常も写しとる。監督は、イタリア出身の新鋭フェデリカ・ディ・ジャコモ。ホセ・ルイス・ゲリンの『工事中』の脚本家助手などを務めた後、本作で第73回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門最優秀作品賞を受賞。ナレーションなしで撮影対象の真の姿を浮かび上がらせ、独特のユーモアで観客を引き込む。美しい神秘の島を舞台に、究極の「癒し」の扉が開く―。

出典：http://www.cetera.co.jp/