『ファンタスティック・フォー』シリーズ一覧｜オススメの順番も紹介！

『ザ・ファンタスティック・フォー（The Fantastic Four）』は1994年に公開予定であったスーパーヒーロー映画。本作は原作コミックの映画化権を所有していたコンスタンティン・フィルムとドイツの制作会社が『ファンタスティック・フォー』の映画を製作しなければ映画化権を失ってしまうということで、ロジャー・コーマンとベルント・アイヒンガーにより製作されたもの。当初想定されていた4,000万ドルを下回る140万ドルの予算により約１ヶ月で撮影を完了させたという低予算・スピード製作のB級作品となっています。

当初はスタッフや出演者に劇場公開を前提としたものだと伝えられプロモーションも行われましたが、1993年末にコンスタンティン・フィルムは公開中止を発表し、今となっては映画を観ることは１つしかありません。それは海賊版を入手するしかないということです。

噂ではネットの周りにいくつものコピーが存在するようで、Youtubeにも1080pで利用できるワイドスクリーンコピーがあるらしいですよ。オススメはしませんが探してみてはいかがですか？

（※詳しい情報は下記のサイト詳しく書かれています）

ファンタスティック・フォーの誕生と宿敵ドクター・ドゥームとの最初の戦いが描かれるようです。

天才科学者であるリード・リチャーズは有名な発明家であり、研究ばかりに熱中する天才。リードは人間のDNAに何らかの景況を及ぼし、人類を新たなステージにもたらす超常現象”宇宙嵐”が地球に接近していることを突き止める。その宇宙に没頭していたリードだったが、研究バカすぎて彼女のスー・ストームには見捨てられ、研究費も困窮するというどうしようもない日々を送っていた。

そこで、かつての大学時代のライバルであり億万長者のヴィクターのもとを訪ねていた。リードにとって宇宙嵐を研究するというまたとないチャンスを逃したくないため、宇宙に飛び立つための資金援助を申し込みに来ていたのだ。しかし、ビクターは自分より優秀なリードを兼ねてより憎んでおり、資金援助をする代わりに研究によって生じた利益の半分と自分を宇宙に連れて行く代わりに研究が認められた際の特許を条件としたのだ。滅茶苦茶な条件を提示してきたヴィクターだったが、自分の知的好奇心を抑えきれず、結局その条件をのむことにしたのだった。

かつて地球に接近してきた”宇宙嵐”という不思議な現象に巻き込まれて以来、突如その身体に超能力を宿すことになった４人。彼ら４人は「ファンタスティック・フォー」という超能力ユニットを結成し、今まで数多くの危機を防いできた。そんな彼らのリーダー格であり天才発明家であるリード・リチャーズとリードの恋人であるスーザン・ストームは長きにわたる交際の末、遂に結婚式を迎えようとしていた。

人気者同士の結婚に世間は大騒ぎだったが、再び地球に危機が迫っていた。謎の彗星が通過した駿河湾の海は凍り、ロサンゼルスでは大停電に見舞われ、そしてエジプトで雪が降るという様々な怪奇現象が巻き起こっていた。そして、異常気象を起こしながら、謎のエネルギー生命体が地球に降り立つ。

リード・リチャーズと友人のベン・グリムは小学生でありながら科学に夢中であった。彼らは小学生ながらプロトタイプの転送装置を作り続けていた。

それから７年後、２人は高校生になり何度か実験を重ねるうちに物質を異次元空間へ転送することが可能となっていた。それを科学コンテストで発表したのだが、審査員の教授陣は全く理解されなかった。そんな中、科学者のストーム親子が彼らに対して資金援助を申し出るとともに、パクスター財団のもとで研究所を借りることになった。

そして、研究所での実験はリードとベンのほかにストーム博士の子どもである科学者のスーザン・ストーム、そして博士である養子のジョニー・ストーム、さらにビクター・フォン・ドゥーム博士という５人体制で「量子ゲート計画」の研究を進めていく。