『呪怨』シリーズ一覧｜全12作品のあらすじ・キャスト・スタッフを紹介！

小学校教師の小林俊介は、妊娠した妻の真由美と共に二人暮らしをしていた。俊輔の担当クラスには佐伯俊雄という生徒がおり、長期にわたって欠席を続けていることに頭を悩ませていた。さらに、母親とも連絡がつかず、佐伯家への家庭訪問を残すところまで来ていた。そこで佐伯家の家族構成が描かれた書類に目を通すと、母親の旧姓が「川又」だと知る。この苗字には覚えがあり、大学時代からの同級生に佐伯伽椰子という女性がいたのだった。

ある日の放課後、佐伯家を訪れた俊輔は家のドアチャイムを鳴らしノックをする。施錠されていないドアを開けて呼びかけても誰も応答しない。仕方なく裏手に回ろうとした俊輔は、風呂場の窓から手を出してぼんやりしている俊雄を見つける。腕に気を取られていると、玉砂利の傍には腐敗して潰れた猫と死骸と”マーの墓”と書かれた木の棒。その時、俊雄が近寄ってきて家の中に招かれる。中は荒れ放題で人の気配は全くない。俊介は「お母さんはいないの？」と聞くと、俊雄は「いっしょ」という。「お風呂場で何してたの？」と聞くと、その問いには答えない。伽耶子の帰りを待つために「帰りが遅くなる」と連絡をすると、ドアフォンが鳴ったといって電話を切られてしまう。その間に俊雄の姿が消えており、猫の鳴き声に誘われるまま風呂場へ行くが、俊雄の姿はなかった。

小学生教師の小林俊介は、夫の佐伯剛雄に殺された佐伯伽椰子と息子の俊雄に殺されてしまう。さらに、同じ大学出身だった伽椰子が小林俊介に執着していると気づいた剛雄は、真奈美とその腹の子を殺し、そして自身も路上で変死してしまうのだった。

以来、佐伯家が住んでいた家には呪いが生まれ、曰く付きの物件として知られるようになる。その家に住んだものや入り込んだものは伽椰子と俊雄に呪われるのだった。

この佐伯家は鈴木不動産の仲介により北田夫婦が購入していた。鈴木不動産の社長・達也の妹・響子には幼少期より霊感があり、兄に相談されて佐伯家が住んでいた家を見に行くと、ただならぬ雰囲気を察知しその家を調べ始める。

女子大生の仁科理佳は、光ヶ丘総合福祉センターで老人介護のボランティアをしていた。そんなある日、仕事で担当者と連絡が取れなくなり、理佳は急遽ピンチヒッターとして１人の老女・徳永幸枝の訪問介護へ行くことになる。本来は担当者と訪問するのが決まりなのだが、上司から１人で行くよう言われる。

徳永家を訪問した理佳は、誰に対しても心を閉ざしたように口を利かず、無反応な人物でもあった。部屋は散らかっており、かすかにシャンデリアが揺れていた。理佳は奥の間の雨戸や窓を開け、幸枝が漏らした布団を干し、家事をしていく。その中で掃除機が吸った丸められた写真には夫婦と男の子が写っており、妻の顔は切り取られていた。さらに２階へ上がった理佳は、奥の部屋から物音が聞こえて入るとベッドはズタズタに切り裂かれ、襖がガムテープで封印されていた。その中から音がするので襖を開けてみると、小学校低学年ぐらいの少年と猫が押し入れに閉じ込められていた。慌てて幸枝に問いただすも口を開こうとしない。仕方なく福祉センターに電話を入れ電話を切ると、電話がなり、留守電のメッセージに徳永勝也の妹・仁美から「連絡をくれ」という伝言が入る。そして少年の名前を聞くと、「俊雄」と答えるのだった。

TV番組「心霊特番！ 呪われた家の真実 謎の怪死事件に迫る！」のロケで、TVレポーター・三浦朋香、女優・原瀬京子、TVディレクター・大国圭介は、東京練馬区の住宅街にある「呪われた家」と噂される古びた家を訪問していた。この家では佐伯剛雄が妻の伽椰子を惨殺し、更に息子の俊雄も行方不明。そして剛雄は路上で死体で見つかるという事件があった場所だった。そしてこの事件以降、その家に住んだり足を踏み入れたものは呪われ、変死や失踪などが相次ぐなど「呪われた家」として有名だった。

ロケ自体は順調に進み、マイクに変な音が入ったくらいでロケは終了する。だが、ロケ参加者には悲惨な運命が待ち受けていた。

東京都杉並区西萩、クリスマスケーキを配達していた萩本文哉は一軒の家を訪れていた。中からは「今から行く」と同じ返事が繰り返されるだけで中々出て来ない。不審に思って家の中に入っていくと、２階の子ども部屋には少女の首無し遺体があった。更にキッチンで女性が刺殺され、そして背後にバスケットボールを持った老女が迫っていた。

そしてクリスマスの朝、タクシー運転手の柏木一は小学生の娘あかねを学校まで送っていた。帰る途中、会社から最後に乗せた客について警察が来ていると連絡を受ける。ふとバックミラーを受けると、そのお客さんが見えるのだった。そして今まで無かったハズのバッグの存在に気づく。中を開けると少女の頭が入っていた。その瞬間、後ろから頭を掴まれ悲鳴をあげる…。

綾乃は家に送るという社長の誘いを振り切り、自宅まで急いでいた。そんな夜道、途中で背後から足音が聞こえ、社長がついて来たのだと振り返る。だが、そこには黒い少女が立っていた…。

小学生の女の子・芙季絵はある日、学校で何か異様なものに襲われてしまう。雨の日の放課後に外を眺めていたところ、教室内で苦しみ始め奇声をあげて痙攣を起こす。たまたまその一部始終を観ていた同級生の男の子が先生にしらせ、保健室に運ばれていった。保健室の先生は貧血だといい母の季和子が迎えに来る。家に帰ると父の弘が帰ってきていたのだが、夫婦仲が悪く喧嘩を始めてしまう。その夫婦喧嘩をしている最中、再び芙季絵が奇声を発して倒れ込み、心配して近寄った弘の腕を掴む。そして「この手で女を殺す」と呟き気絶する。

19年前に児童虐待の通報が入る。通報を受けて児童相談センターの吉崎と福祉部指導保育課の山本、そして警察官の山賀の３人で問題の家庭のドアチャイムを鳴らす。しかし、一向に応答が無かったことから裏口に回ると、勝手口に鍵がかかっていなかった。３人はそこから家の中に入ると、家の中は衣類や食べかけの食材などが散らかっていた。更に奥に進むと、先に入っていった児童センターの吉崎が後退りながら出てくる。警察官は部屋の様子を見てすぐに応援要請をする。１人残った山本は、部屋の中の様子をビデオカメラで撮影し始める。そこには死後数日が経過したと思われる少年・山賀俊雄の飢餓死体だった。その時、山本の後ろに白い少年の霊が忍び寄り、自分の足元に少年・俊雄がいるのを見て悲鳴をあげる。

ある家でかつて少年・俊雄が虐待を受け餓死するという事件が起きていた。その家に佐伯家が引っ越し、佐伯俊雄が生まれる。だが、佐伯俊雄は呪いによって生まれた子どもであり、白い少年（少年・俊雄）が伽椰子の体内に宿ったものでした。そして佐伯俊雄が小学３年生の時、自分の子どもではないと知った剛雄は、妻の伽椰子を殺し、更に飼い猫のマーを電子レンジに入れて殺した。更に自身も謎の死を遂げており、１人息子の俊雄だけが残されていた。

臨時教員の生野結衣は俊雄という不気味な子どもを連れた妹の結衣が夢に出て来ていた。その翌日、結衣が失踪したと連絡が入り、先生になるという夢を叶えたばかりの妹が失踪することは考えづらく、彼女の荷物から手がかりを探そうとする。だが、同居中の彼氏である奏太とともに恐ろしい体験をするようになる。

また、女子高生の玲央は父が他界し母との２人暮らしをしていた。そんな中、母の兄である剛雄の従兄弟を引き取る。兄弟は母を亡くしたばかりであり、心を閉ざした状態だった。玲央は不思議に思って「何があったの？」と訊くものの、母は言葉を濁す。そして従兄弟の俊雄が来てから、玲央の周りで異変が起き始め…。

1. 行ってはいけない家（28分）

心霊研究家の小田島泰男は、若い女性タレントから部屋で奇妙な足音がするという話を聞く。そして彼女から、足音を録音したテープが送られてくる。

2. 堕ちていくふたり

猫屋敷での出来事の後、聖美と、彼女を陥れた生徒たちの運命が狂い始める。はるかは哲也の母親から、母子ともに霊能力があることを聞かされる。

3. 窓辺にいた女

母となり、息子と雄大と3人で暮らしている聖美。どん底の生活の中で、白い服の女の幽霊を見続ける。哲也の夢を見たはるかは、彼の母に会いに行く。

4. 連鎖する呪い

呪いの家の所在地を探し続ける小田島は、幼女連続殺人事件の犯人Mに会いに行く。そんな中、妊娠中の妻が夫に殺されるという凄惨な事件が起こる。

5. 忘れていた記憶

小田島は、自らの過去が呪いの家と深く関わっていたことを悟り、刑事に頼んで家の中に入れてもらう。そこで聖美の幻を見た彼は、彼女を捜し始める。

6. 屋根裏にいたもの

呪いの家に出産を控えた夫婦が越してくるが、そこで恐ろしい霊視体験をすることに。答えを模索する小田島は、はるかと道子と共に、呪いの家を訪れる。

出典：https://www.netflix.com/jp/

大学教授のピーターが妻マリアの目の前で唐突に家のベランダから飛び降り自殺する。これが呪怨の連鎖の始まりに過ぎなかった。

日本の大学に留学中のダグとカレンのカップル。ダグは建設課に所属しており、看護学生のカレンはケア・センターでアメリカ人一家の老婆の訪問介護の仕事を任された。それは前の担当の関口洋子が訪問先のお年寄りの家に行ったきり音信不通となっており、代わりに仕事を任されたのだ。その家にはウィリアムズ家の老婦人が１人で暮らしており、寝たきりで認知症だという。エマの家を訪れると、中は散らかっており掃除を始めるカレン。身の回りの世話をし、２階へ上がると押し入れから子どもか動物のような鳴き声が聞こえ、更にガムテープで頑丈に目貼りされていた。中を開けると小学生の男の子が黒猫を抱いて座っており、直ぐに上司のアレックスに連絡を入れる。そこで１冊のノートを拾い、見知らぬアメリカ人男性の写真の姿があった。その写真は破られており、パズルのように組み合わせていくと何処にでもある日本の家族写真になったのだ。両親と男の子の仲睦まじい写真であるが、母親の顔はくり抜かれているという何かがおかしいものだった。その時、２階の階段の隙間から少年が覗き込んできて、名前を聞くと「俊雄」と答える。次に固定電話が鳴り響き、スーザンという女性から伝言が入る。そして今から人影を感じ、すぐさま振り返るとその先には黒い何かがおり、こちらを睨んでいる。次の瞬間、黒い何かがエマに襲いかかり…。

東京のインターナショナルに通うアリソンは、ヴァネッサとミユキと共に日本で有名な幽霊屋敷に足を踏み入れる。ヴァネッサとミユキの悪ふざけで押し入れに閉じ込められたアリソンだったが、押入れが開かなくなってしまい２人は逃げ出す。そしてようやく開けられて脱出することができ、慌てて家まで帰るのだった。

カリフォルニア州に住む母親に呼び出されたオードリーは、日本に住む姉カレンが夫ダグを殺し、家に放火し入院していると聞く。具合の悪い母の代わりに日本の病院でカレンと再会したオーブリーだが、その後カレンは病室から脱走し。屋上から飛び降り自殺をしてしまう。そこで姉の死の真相を知るため病院であったイーソンという男の元を尋ねるのだが…。

アメリカ・イリノイ州のシカゴのアパートで20代半ばの若い男性マックスが住み込みの管理人をしていた。マックスは早くに両親を亡くしており、20歳の妹リサと8歳の妹ローズを養っており、３人で仲睦まじく生活をしていた。しかし、アパートには呪いがかかっており、住人が次々に謎の死を遂げていた。入居者は減り続け、今ではマックスたち以外に老婦人グレチェンともうひと家族しか住んでいないアパートだった。管理人のマックスはオーナーであるブラスキーから解雇をほのめかされ、管理会社を雇おうかと考えていた。マックスはそこでアパート内の修繕をしたり、新たな入居者希望がいると偽りながら過ごしていると、東京からきたナオコという女性の入居が決まる。そして、謎の死が続き退居していったブレンダたちも謎の死を遂げていくのだった。