映画『インビジブル』シリーズ一覧|あらすじ・キャスト・スタッフ紹介!
映画『インビジブル』シリーズは、H・G・ウェルズの小説『透明人間』が原案されているSFホラー作品。本作は古典的SFホラーモンスターの”透明人間”を題材にした作品で、『ロボコップ』(1987)や『トータル・リコール』(1990)などを手掛けたポール・ヴァーホーヴェン監督が手掛けた新感覚ホラーです。監督自身、「スタジオの奴隷になった気がした」と振り返り、「空っぽな(Hollow)作品だ」と評しています。
今回は映画『インビジブル』について紹介していきます。
目次
インビジブル(2000)
インビジブル
実験で透明人間の姿から戻れなくなった天才科学者の悲劇と暴走を描くSFスリラー。ケヴィン・ベーコン主演。『スターシップ・トゥルーパーズ』シリーズのボール・ヴァーホーヴェンが監督を務める。原案は“SFの父”H.G.ウェルズの小説『透明人間』。
あらすじ
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天才的で傲慢な科学者セバスチャンが政府から最高機密プロジェクト「人間を透明にすること」を任された。だが、彼は既に透明化する血清を発明し、動物を透明化させるまで漕ぎ着けていたのだが、元に戻すことが困難という問題点が挙げられていた。そんな中、セバスチャンが透明を復元する方法を見つける。功績を焦るセバスチャンは、最後のチャンスとして自らの身体で人体実験を行うことに。
その日のうちに実験は行われ、透明化の薬剤をセバスチャンへ投与した。初めの数分間は異変がなかったのだが、突如激痛が襲い、心拍と血圧が急上昇。次第に身体が透明化を始め、心肺停止寸前のところでバイタルが安定し、完全に姿を消すことに成功する。だが、何日たっても透明化が解けず、苛立ちを堪えきれなくなってくる。
予告動画
キャスト
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役名 | 俳優 |
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セバスチャン・ケイン | ケヴィン・ベーコン |
リンダ・マッケイ | エリザベス・シュー |
マシュー・”マット”・ケンジントン | ジョシュ・ブローリン |
サラ・ケネディ | キム・ディケンズ |
フランク・チェイス | ジョーイ・スロトニック |
ジャニス・ウォルトン | メアリー・ランドル |
カーター・アビー | グレッグ・グランバーグ |
隣人女性 | ローナ・ミトラ |
クレイマー博士 | ウィリアム・ディヴェイン |
スタッフ
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監督 | ポール・ヴァーホーヴェン |
製作総指揮 | マリオン・ローゼンバーグ |
脚本 | アンドリュー・W・マーロウ |
音楽 | ジェリー・ゴールドスミス |
インビジブル2(2006)
インビジブル2
今度の主役は特殊部隊の兵士!透明人間の悲劇と暴走を描いたSFスリラーの続編。透明人間役はケビン・ベーコンからクリスチャン・スレイターにバトンタッチ。前作の監督ポール・ヴァーホーヴェンが製作総指揮を務め、バイオレンス色が大幅アップ。
あらすじ
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ライズナー研究所の資金集めを目的としたパーティーで、医学博士のデヴィン・ヴィリアーズが洗面所で首を切り裂かれて死体となって発見された。
殺された博士の現場検証へやってきたシアトル市警のフランク・ターナー刑事と相棒のリサ・マルチネス刑事はその現場を見て異様に思う。大量に噴き出した返り血を浴びたはずの犯人の姿が目撃されておらず、現場には血に染まった裸足の足跡が残されていたのだ。さらに携帯からSIMカードが消えており、アドレス帳が盗まれたことも判明する。不審な点が複数ある中、ライズナー研究所のウィリアム・ライズナー博士とビショップ大佐が訪れ、フランク達はその場から追い出されてしまう。
予告動画
キャスト
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役名 | 俳優 |
---|
フランク・ターナー | ピーター・ファシネリ |
マギー・ダルトン | ローラ・レーガン |
マイケル・グリフィン | クリスチャン・スレーター |
ウィリアム・ライズナー | デヴィッド・マキルレース |
ガヴィン・ビショップ | ウィリアム・マクドナルド |
リサ・マルティネス | サラ・ディーキンス |
ヘザー・ダルトン | ジェシカ・ハーモン |
デヴィン・ヴィリアーズ | ジョン・ショウ |
ティモシー・ローレンツ | ダーシー・ローリー |
アシュリー | ザラ・テイラー |
スタッフ
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監督 | クラウディオ・ファエ |
製作総指揮 | ルーシー・フィッシャー |
製作総指揮 | ポール・ヴァーホーヴェン |
製作総指揮 | ダグラス・ウィック |
製作総指揮 | レイチェル・シェーン |
脚本 | ジョエル・ソワソン |
音楽 | マーカス・トランプ |
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『インビジブル』シリーズ類似作品
- インビジブル・シスター(2015)
- 透明人間(1933-1954-1992-2020)
- 透明人間現わる(1949)
- 透明人間と蝿男(1957)
- ドナルドの透明人間(1942)
- インビジブル・シスター(2015)
- 透明人間(2020)
『インビジブル』シリーズはH・G・ウェルズの小説『透明人間』を題材にした作品です。1933年に公開された『透明人間』は幾度もリブートされており、今も根強いファンがいるシリーズものです。今後も『透明人間』を題材とした映画作品は制作されるでしょうが、「これだけチェックしておけば『透明人間』を語れる」という作品を2作に絞って紹介しておきます。『インビジブル』シリーズを観てからそちらを観ることがおすすめです!
インビジブル・シスター(2015)
あらすじ
ハロウィンの日、シャイなクレオは科学実験中に誤って、美人で人気者の姉モリーを透明にしてしまう。なんとか元に戻そうと奮闘を続ける中、モリーにとって重要なイベントの日が訪れ、クレオは仕方なくモリーの振りをして学校へ行くことになる。お互いの立場を実際に経験し、協力し合うことによって、姉妹は互いの違いを乗り越え、今まで気づかなかった共通点を見つけていく…。
出典:Disney+
透明人間(2020)
透明人間 (2020)
『パージ』シリーズのブラムハウス・プロダクションズが放つサイコサスペンス!『ソウ』の脚本家、リー・ワネルが監督を務め、これまでのイメージを大きく覆す女性目線で描いた『透明人間』。主演のエリザベス・モスが迫真の演技を見せる。
あらすじ
天才科学者で富豪のエイドリアンから過度な束縛を受けていたセシリアは、地獄のような日々から抜け出すべく彼の豪邸から脱出する。セシリアを失ったことで悲しみに暮れるエイドリアンは手首を切って自殺し、莫大な財産の一部を彼女に遺す。そんな彼の死に違和感を覚えるセシリアの周りでは、不可解な出来事が相次いで起こる。“見えないなにか”によって命を脅かされていくセシリアは、その正体を暴こうと奔走する。
出典:MOVIE WALKER PRESS
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