『インシディアス』シリーズ一覧｜あらすじ・観る順番を紹介！

高校教師のジョシュ・ランバート（パトリック・ウィルソン）は妻のルネ・ランバート（ローズ・バーン）と息子２人、娘１人の５人家族。ランバート一家はこれまでの生活を一変するため、新天地に引っ越して幸せな日々を送るはずだった。その一軒家はとても広く、どこか不気味な雰囲気だったのだが…。

そして引っ越してしばらくすると、妻がある異変に気づく。末っ子のベビー用モニターから不可解な音が聞こえたり、誰かに見られているような感覚がするのだ。だが、自分たちの周りに起こるちょっとした出来事も子どもたちの悪ふざけと考え気にしていなかった…。そんなある日、怪異はやがて長男のダルトンにその矛先が向かう。

1986年、ロレイン・ランバートは老婆の霊に取り憑かれた息子のジョシュを救うべく、霊媒師のエリーズと友人のカールがランバート家にきていた。エリーズが言うには「ジョシュには幽体離脱体質とその体を付け狙う悪霊に取り憑かれてしいるというのだ。彼の安全のためには能力を抑え込まなければならない」とロレインに告げ、助手を守るために幽体離脱に関する記憶を全て封印することになる。

そして25年後の現代。
怪奇現象に襲われたランバート一家は記憶を取り戻したジョシュの活躍もあってダルトンを救ったが、エリーズは帰らぬ人となってしまった。ルネはエリーズの死について警察から取り調べを受けるのだが、ジョシュの指紋が反応現場から見つかりエリーズ殺害の容疑で逮捕されると告げられる。

捜査が終わり、ランバート一家はロレインの家に引っ越すことになるのだが、一家はそこで超常現象に遭遇することになる。

１年前に母のリリーを癌で亡くし、母のことを忘れられない女子高生のクイン。彼女は母が大好きでもう一度だけ母と話がしたいと思い、彼女なりに母に向けて話しかけたりしていた。すると、真夜中になぜか目が覚めたり、置いた覚えのない場所に日記が移動していたりと不可思議な出来事が続き、母の仕業かと思っていた。クインはその正体を確かめたくなり、友人のクレアから霊媒師のエリーズ・ライナーを紹介してもらう。エリーズはすでに霊媒師としての仕事を辞めていたが、やってきたクインを不憫に思い、仕事ではなく好意で交霊を行うことになる。

そしてクインの母であるリリーを呼び出そうとしますが、エリーズが見たのはクインの母の霊でなく、邪悪な霊であった。すぐさま霊媒を終わらせ、クインに「２度と自分で死者に話しかけないで。死者に話しかけると死者全員に聞こえてしまうの」と警告。だが、クインはその忠告を守らずに夜になると母に話しかけてしまうのだった。

1953年、ニューメキシコのファイブキーズ。霊能力者であるエリーズは刑務官である父と専業主婦の母、弟クリスチャンの４人でその町に住んでいた。父のジェラルドは刑務官で職業柄、死刑執行の手伝いをすることもあった。家が一瞬暗くなる時、刑務所内で死刑が執行される。そのことが話題に出た時、エリーズは死刑囚の詳細を語り母親のオードリーがやんわりと戒めますが、エリーズは「思い浮かぶのよ」という。一方の父親は霊能力に理解がなく、能力のことを秘密にするように言い聞かせていた。

そんなある日の夜、エリーズは子供部屋にいくと部屋が散らかっていた。オードリーがエリーズに聞くと「昔住んでいた男の子が来ている」と答える。その夜、クローゼットから少年の幽霊が喋る声が聞こえ、弟のクリスチャンが騒ぎ出す。子ども部屋へ飛び込んできた父親は激怒し、言うことを聞かない娘に厳しいお仕置きが必要だと思い、鞭打ち１回と地下室へ監禁する。

地下室に監禁されたエリーズは自家発電機を作動させるがすぐに真っ暗になる。そんな時、「すぐに明るくなるからね」という女の子が聞こえたかと思うと鍵穴から光が差し込んできて…。