『ラストサマー』シリーズ一覧｜全３作品のあらすじ・キャスト・スタッフ紹介！

独立記念日の夜、クイーンコンテストに選ばれたヘレンを祝うため、彼女のもとにジュリー、レイ、バリーの高校生４人が集まっていた。互いに将来のことを語り合い最高の気分で帰る途中、不注意から男性を跳ねてしまう。自分のキャリアに傷がつくのを恐れた４人は、まだ息のある状態で海に沈め、このことは誰にも話さないと固く誓いあうのだった。その３週後、新聞に沖合で死体が発見されたことが報じられる。

それから１年後、ボストンで大学生になったジュリー。しかし、罪の意識から大学生活を楽しめずにやつれていた。実家に帰ると、「去年の夏、何をしたか知っているぞ」（I know what you did last summer）と書かれた手紙が届き、４人は再び集まることになる。

独立記念日の夜、１人の男を轢いてしまったことでスリッカーコートを身に纏った鉤爪殺人鬼ベンジャミン・ウィリスに襲われる事件から１年の月日が経っていた。ジュリーは大学２年生に進級し、事件の舞台となった漁師町サウスポートで漁師をしているレイと遠距離恋愛の状態だった。彼は事件から立ち直ったようだったが、ジュリーは未だスリッカーコートの悪夢に悩まされていた。

そんな中、ルームメイトのカーラがラジオのクイズ番組でバハマ旅行を当て、ジュリーは一緒に行くことになる。ジュリーはレイを誘うが、漁で忙しいと断られ、仕方なくカーラとその彼氏タイ、そしてジュリーに気があるウィルの４人でバハマ旅行に行くことに。しかし、そこで4人を恐怖に陥れる残忍な殺人鬼が待ち構えているとは知る由もなかった。

独立記念日の夜。コロラドの高校生であるアンバーは、高校最後の夏を楽しもうと仲間たちと遊園地にやってきていた。そこで伝説の「謎のかぎツメ男」をいたずらで再現する。ところが、友人のPJはそれが原因で事故に遭い、転落死してしまうのだった。この事態に怖くなった彼らは、原因が悪戯だったことを永遠の秘密にするのだった。

それから１年の月日が過ぎ、写真家を目指すアンバーの携帯に「あの夏のことを知っているぞ」と差出人不明のメールが届く。怖くなったアンバーはゾーイ、ロジャー、コルビーに連絡を取るが、誰も秘密をバラしていない。恐怖が増す中、謎のかぎヅメ男が再び命を狙い出す。

1. 今日は木曜だから

大学１年目を終え、帰省したレノン･グラント。１年前の夏、彼女は旧友たちとある恐ろしい秘密を隠し通すことを誓った。今、その秘密を何者かに知られていると気づく。

2. 犬の糞とはワケが違う

疎遠になっていた友人たちが再会し、誰が秘密を漏らしたのか、他に誰が自分たちのしたことを知っているのかを突き止めようとする。そして殺人が起きる。

3. ゴリラの頭じゃなくて

警察に通報すると秘密もバレてしまうため、自分たちだけで謎を解かなければならない。更なる死体が発見され、レノンたちは彼女たちに付きまとう何者かの存在に追い詰められていく。

4. 温めたエビ・サラダ

レノンは双子の姉妹の秘密を知り、友人たちを殺している人物の正体について最悪のシナリオを想像し恐れ始める。町の住民は、さらなる殺人事件にショックを受ける。

5. 脳を食うクモ

警察は事件に関係がありそうな町の住人たちに事情聴取をする。レノンたちは彼女たちをつけ狙う犯人の目星をつけ、証拠を探しに行く。

6. あんたにはスペアがいた

レノンたちが行方不明になった旧友の１人を必死に捜している時、レノンはさらに衝撃的な真実を発見する。

7. 犬がしゃべれたらいいのに

次の犠牲者がでる前に犯人を見つけなくてはと、町の住民たちは奔走する。連続殺人は止み、町に平穏が戻ったかのように見えた。そんな矢先、警察が身の毛もよだつような発見をする。

8. よりよい来世のために

殺人犯の衝撃的な真実がついに明らかになると、レノンと生き残った友人たちは過去のつらい真実に直面する。そこには悲惨な結末が待っていた。