『マトリックス』シリーズはこの順番で見よう｜５作品の公開順＆時系列を解説！

『マトリックス』の物語はどのようにして始まったのか。なぜ人類繁栄の時代から機械との戦争に突入し、文明が崩落するに至ったのか。『マトリックス』の世界観を広げ、補完し、『マトリックス　リローデッド』へ繋がる、9つのエピソードがここに紡がれる。

#1 ファイナル・フライト・オブ・ザ・オシリス

ホバークラフト・オシリス号のクルーはザイオンに重大なメッセージを伝えなければならなかった。もし彼らとザイオンとの間にセンティネル(敵の兵士)の艦隊が待ち受けていなければ、それは簡単なことだった。

#2 セカンド・ルネッサンス パート1

かつて、人間は機械の労働力に頼って繁栄してきた。機械に敬意を払うこともせず、そればかりか機械が人間を殺した事件をきっかけに弾圧を開始。人間と機械をめぐる争いは増加の一途をたどった結果…。

#3 セカンド・ルネッサンス パート2

人間と機械の争いがエスカレートし、追われた機械たちは自分たちの国「01」を創り上げた。そしてついに機械は大規模な反乱を開始。地獄のような戦いが終わりを告げると、機械による第2のルネッサンスが始まる。

#4 キッズ・ストーリー

キッドは、地面へと落下する夢に悩まされていた。その夢は、目覚めた後の世界よりも現実感を覚えた。彼はネットで答えを探そうと「今、ここが現実だと確かめる方法は?」と問いかける。するとある回答が寄せられる。

#5 プログラム

戦国時代を思わせる光景の中、女武者・シズが駆け抜ける。野武士を相手に戦う彼女の前に、面を付けた武者姿の男・デュオが立ちはだかる。彼女と激しく剣を交えたデュオは、突然マトリックスへの帰還を主張した。

#6 ワールド・レコード

短距離走金メダリスト・ダンはドーピング疑惑のためにその地位を失ってしまう。しかし、ダンは再起を懸け、再び大会に出場した。ダンは全力で走りだすが、肉体がついに限界を超えてしまう。それでも走り…。

#7 ビヨンド

日本のとある都会の片隅。陽子は、食事時になっても戻らないネコのユキを探し回っていた。ネコを見かけたという子供たちと一緒に、陽子は古ぼけた建物にたどりつく。そこは「お化け屋敷」と呼ばれている場所だった。

#8 ディテクティブ・ストーリー

貧乏な探偵事務所を営むアッシュのもとに、風変わりなオファーが舞い込んだ。トリニティという名前以外、一切不明のハッカーを探す依頼だ。これまでに同じような依頼を受けた探偵たちが何人も異常をきたしている。

#9 マトリキュレーテッド

あるロボットを捕らえた小さな反乱グループは、自分たちの運動に協力するようプログラムを修正。彼らはそのロボットがマシーン・リアリティよりも彼らの「ヒューマン・マトリックス」を好むようにするのだが…。

凄腕ハッカー・ネオの前に、モーフィアスと名乗る男が出現。彼は「この世はコンピュータが作り出した仮想空間だ」と告げ、ネオを世界の救世主として迎え入れようとしていた。コンピュータに支配された現実を直視したネオは、彼らと闘うことを決意するが…。

人類の救世主としての役目を自覚したネオだったが、人々に残された唯一の都市ザイオンの位置が人工知能に特定されてしまう。ザイオンを救う鍵となる人物を求め、ネオ、モーフィアス、トリニティーら仲間たちは再びマトリックス世界に入るのだが…。

人類の救世主ネオはある思惑を胸に敵対する人工知能の中枢に向かう。一方、強大な存在に成長したエージェント・スミスは全世界の脅威となっていた。そしてモーフィアスは、救世主ネオがあらかじめ作られたシステムだったという事実に直面し…。

大ヒットゲーム・マトリックスの製作者・トーマスは、自分の生きている世界に違和感を抱き始めていた。やがてトーマスから“ネオ”として覚醒した彼は、仮想世界［マトリックス］に捕らわれているトリニティーを救うため、新たな戦いに身を投じていく…。