『リング』シリーズ全11作品一覧｜あらすじ・キャスト・スタッフまで紹介！

女子高生の智子と雅美が２人で遊んでいると電話が鳴り始める。智子は男友達と伊豆に旅行に行った際、奇妙なビデオを観たこと、そして直後に無言電話が掛かってきたことを智美に話す。ずっと怯えていると、それは母からの電話であり安心していると、野球中継をつけたままのTVが消え、恐怖の表情に顔を歪めたまま智子は命を落とす。

某テレビ局のディレクターである浅川玲子は、姪である智子の葬式に参列していた。そこで智子の友人らしき２人が噂話をしており、話を聞くと同時に死んだ智子たち４人の間には交友関係があり、１週間前に伊豆の貸し別荘「イズパシフィックランド」に宿泊したこと、そしてその際に撮影されたフィルム写真上に歪んだ顔が映し出されたこと、彼らの死の真相を探るため問題の貸し別荘を訪れた玲子はそこで貸し出されていた不審なビデオを見つけ…。

東京で監察院をしている安藤満男は２年前に我が子の孝則を海難事故で失ってから人生に絶望し、自殺願望に取り憑かれながら日々の仕事をこなしていた。そんなある日、大学時代の友人だった高山竜司が謎の死を遂げたという知らせを受け、安藤は同僚の宮下とともに行政解剖にあたる。解剖の結果、特に外傷などもないことからおそらく心筋梗塞による突然死であると編んだんは診断されたが、高山の胃の中から謎の数字の羅列が書かれた小さな紙片が回収される。安藤と高山は学生時代によく暗号を使って解読するという遊びをしたことを思い出し、高山には不思議な力があることを思い出した、これは自分自身の死を予期した高山が自分に何かメッセージを残したものだと考え、死の真相に迫る。

高山竜司が死亡してから数日後、貞子の遺体の検死を行っていた監察医から衝撃の事実を大牟田刑事に言い渡される。それは山村貞子はかつて井戸に落とされ殺された女性だったが、なんと井戸の中で30年近く生き延びていたというのだ。死んだのはつい1、２年前でそんな孤独な生活を強いられたことからこの世に強い恨みをもち、見たものを呪う「呪いのビデオテープ」をこの世に残したのだ。そのテープを見てしまったものが唯一呪いから逃れる方法は、ビデオをダビングして誰か他の人間に見せることだった。

そんな中、高山の恋人だった高野舞はあれから高山の死の真相を探っていた。彼女には人に触れると相手の考えていることがわかるという能力を持っていた。調査を開始した舞は、竜司の元妻である浅川玲子の存在に行き着き、浅川玲子と息子の陽一が共にゆくハンラッティ不明となっていることをしる。さらに、玲子の父親が不審死で発見されており、大牟田刑事も浅川玲子の行方を追っていた。

舞台は『リング』の事件が起きる30年前のこと…
18際になった山村貞子は東京で女優を目指して劇団「飛翔」に所属していた。そんな彼女には母親の山村志津子の透視能力に似た霊が見える力を持っていた。

そんなある日、「飛翔」の看板女優である葉月愛子が謎の死を遂げる。その代役に貞子が選ばれたのだが、劇団員たちは貞子が入団してきてから奇妙なことが続いているのを相まって、葉月の死に貞子が関わっているのではと疑いの目を向け始める。そんな中、音響の遠山博だけが貞子を庇ってくれる存在で、不思議な力を持つ自分を愛してくれることが分かり、禎子もまた遠山に惹かれ合っていた。

鮎川茜が教師を務める女子高では、「呪いの動画」のウワサが飛び交っていた。ある日、授業中に森崎典子が携帯電話を触っているのを見つけ没収したのだが、彼女は「呪いの動画を探している」というのだが、その画面には「404 File Not Found」と表示されるだけであった。茜が帰宅した後、友人の榎木に「呪いの動画」について聞いてみると、ある男が自分の自殺を生中継したもので、それを見たものもまた自殺してしまうという噂があるようだ。そして、すぐにネットから削除されるのだが、またすぐにどこかでアップロードされるという。

その夜、典子の部屋にあったスマホから突然「さぁ、始めよう」という声が鳴り、スマホを持ったまま自宅マンションから転落死してしまう。落ちる瞬間、典子には「お前じゃない」という声が聞こえていた。

鮎川茜と安藤孝則は身体を乗っ取られながらも、協力して貞子を撃破し、２人の間に凪という娘が生まれていた。看護師は、長い髪のようなものが凪の口から言えたようにかんじ、恐怖を感じていた。そして、凪が生まれた頃からどこか違う場所で謎の人物が「あの子が産まれた」と呟く。

大量自殺を引き起こした”呪いの動画事件”から５年後。
父親である孝則は病院の警備員の仕事をしていた。茜は凪を産んだ直後に死亡し、孝則の妹である楓子が凪を育てていた。そんな中、凪の周りで不可解なことが起こり始め…。

ある日、倉橋有理は友人の上野夏美からビデオテープをDVDに移して欲しいと頼まれ、リサイクルショップで中古のビデオデッキを購入する。そのビデオデッキの中を見ようとする有理だったが、都市伝説を調べている大学教師の呪いビデオの話しを聞いていた夏美はやめるようにいう。だが、有理は夏美の言葉お構いなしに再生する。その時、有利の携帯に着信が鳴った。携帯に目を落としているうちに映像が終わり、もう一度見ようとする有理を制止し何かに怯える夏美。その瞬間。夏海の電話が鳴り響く。

心理カウンセラーである秋川茉優の勤め先に警察に保護された記憶を失った少女が入院してくる。記憶を失い名前も言えない彼女のカウンセリングにあたる茉優だが、彼女には不審な点が多く警察側も母親と思われていた祖父の江初子とも親子である証拠が確認できていないとの事だった。

同じ頃、茉優の弟である秋川和真は自身のサイトを開設し、動画投稿をしていた。マーケティング会社に勤める石田祐介のアドバイスを受け、再生回数を稼ごうとするが中々結果が出ないでいた。焦った和真は、５人の被害者が出たマンジョン火災現場に侵入し、心霊動画撮影を始める。

それを見た者は7日後に死ぬ…。新聞記者のレイチェルは、そんな呪われたビデオテープの存在を知る。やがて、それを見た4人の若者が死亡する事件が発生。調査を開始したレイチェルは問題のビデオを入手するが、目を離した隙に、幼い息子がそれを見てしまう…。

息子エイダンと共に海辺の街に移ったレイチェルは、地元紙の記者として働き始める。その矢先、街で数十年ぶりの怪死事件が発生する。犠牲者の家から例のビデオを発見したレイチェルは、サマラの呪いであることを確信。その一方で、エイダンの身にも異変が…。

恋人の身代わりとなり“観た者は7日後に必ず死ぬ”といわれるビデオを観てしまったジュリア。ビデオをコピーして誰かに観せれば死は回避できるが、なぜか複製することができない。迫る死から逃れるため、ジュリアは恋人と共に呪いのルーツを探り始めるが…。