『天使にラブ・ソングを…』シリーズ一覧｜あらすじ・キャストを紹介！

ネヴァタ州リノにあるナイトクラブ「ムーンライトラウンジ」のクラブ歌手デロリスは、ネヴァタ州一帯を縄張りとする大物マフィアのボス、ヴィンスの愛人だった。ある日、ヴィンスは妻がいながらデロリスと愛人関係のヴィンスに対して、なかなか妻と別れないことから痺れを切らし、はっきりさせたいとヴィンスのもとへ向かう。

するとそこで、ヴィンスが殺人を犯している現場を目撃する。急いでその場を離れたものの、デロリスに目撃されたことで殺そうと躍起になる。警察もヴィンスは裏切り者を容赦なく始末するような人物であることも百の承知であり、デロリスを保護するためにヴィンスから手の届かないと思われる修道院にヴィンスが逮捕されるまでの間、デロリスを匿うことになった。

そこは聖キャサリン修道院。
そこの院長はデロリスの派手な格好を怪訝に思い受け入れに反対する。一方、デロリスも堅苦しいことが嫌いな性格で仕方なく修道院に入ることになったのだ。

修道院長から「シスター・クラレンス」として紹介されるデロリス。彼女は別の修道院から移ってきたのだとシスターたちに紹介された。修道女とはかけ離れたデロリスは、修道議に身を包み、退屈な毎日を過ごすようになる。中でも最初のうちはとても聴いていられない聖歌隊の歌声だったが、あることがきっかけで修道院から聖歌隊の指揮者を任されることになり…。

前作から１年後…
デロリスはラスベガスで成功を収め、２流スターとして忙しい毎日を送っていた。そんな彼女のもとに聖キャサリン修道院潜伏中の親友シスター・メアリー達がやってくる。聞けば社会奉仕先の高校の生徒達があまりにいうことを聞かないので自分らでは手に負えないとのことだった。困り果てている仲間達を見かねて、デロリスは再び修道議に身を包む覚悟を決める。

そして、シスター・メアリー・クラレスとして聖フランシス高校にやってくる。教室に入ったデロリスは生徒達がラップやヒップホップが鳴り響く教室に唖然。全く音楽の授業を受ける気がない状況だった。だが、ここで引き下がるデロリスではない。個性あふれる生徒達の悪質ないたずらに負けず生徒達に向き合おうとする。