『山猫は眠らない』シリーズ一覧｜全８作品のあらすじ・キャスト・スタッフを紹介！

アメリカ海兵隊のトーマス・ベケット上級特務曹長は経験豊富な狙撃兵として数々の極秘任務に携わり、「ONE SHOT ONE KILL」をモットーに幾人ものターゲットを確実に殺す。彼はジャングルに潜むスナイパーで獲物を捉える”山猫”といわれ、政府からも高く評価されていた。

今回、彼に与えられた命令は、南米パナマを牛耳る麻薬王オチョアと、その裏にいるアルバレス将軍の暗殺司令だった。こうして元オリンピック銀メダリストでSWAT所属の狙撃手、リチャード・ミラーと共にジャングルの中へ…。

かつて”伝説のスナイパー”と噂されたベテラン狙撃手トーマス・ベケットは、過去の任務で利き手の人差し指を痛めてから大役しており、現在は民間軍事施設のトレーナーとして働いていた。そんな彼の前にCIAの幹部が訪問し、再び密令が下る。その任務は、バルカン半島で民族浄化を密かに推し進め、平和維持軍を排除しようとする抵抗戦力のリーダー、ヴァルスとリア将軍を狙撃せよというものだった。ベケットは除隊前の階級である上級曹長に戻ることを条件に任務を引き受けることに。

そして、彼の相棒に選ばれたのは死刑囚コール。任務成功の暁には釈放が約束されており、元エリート・スナイパーとして選ばれたのだ。不本意ながらもコールと共にセルビアに飛ぶ２人は源氏でソフィアと合流し、将軍が定期的に訪れる国防省を狙撃ポイントに決める。だが、この任務は未だかつてない方向へ進んでいき…。

アメリカ海兵隊の凄腕狙撃手ベケットは海兵隊の空気に馴染めず上官とも反りが合わず、酒浸りの日々を送っていた。そんなある日、ベケットはかつての戦友で英雄ポール・フィネガンの息子ニールの結婚式に出席していた。ベケットにとってフィネガンは家族ぐるみの付き合いで命の恩人かつ親友であり、席上で生前のフィネガンから預かったニール宛の手紙を読み上げる。「ベケットがこの手紙を読んでいるのであれば、私はお前の結婚式に出席なかったのだろう…」。

そんなベケットの元にNSAから新たな命令が下される。それは死んだはずのフィネガンを抹殺せよ、というものだった。実は密かに生き延びていたフィネがんは終戦後もベトナムに留まり、イスラム過激派と共謀して麻薬・兵器の密輸に加担しているというのだ。こうして命を預けあった親友を殺さなくてはならなくなったベケット…。ごった返すクラブの屋上にて用意された狙撃ポイントに向かう。

政府軍と反政府勢力との内戦が続くアフリカ・コンゴ民主共和国。伝説のスナイパー、トーマス・ベケットを父に持つブランドン・ベケット三等軍曹は、国連軍の一員として戦いに身を投げていた。内戦はさらに激化し、上司のラルフ・イェーガー大佐に呼び出されたブランドンは、反体制派領地で拘束されている欧州農民ブラントの救出を依頼される。伝説のスナイパーの遺伝子を受け継ぐブラントンの相棒は元父の相棒だったリチャード・ミラー。そんな彼らは勇猛果敢に敵地へ乗り込んでゆくが、そこで何者かの襲撃を受けて…。

南フロリダ・ロンドン・ベルリン・ローマ…世界各地で米国士官が暗殺されるという事件が勃発していた。現場の状況からは犯人は相当腕の立つ狙撃手であるとされ、さらに被害者は過去に”センチネル作戦”に参加した人物だった。その中には伝説の狙撃手トーマス・ベケットの名前もあった。

その頃、多国籍軍に参加しているブランドン・ベケット一等軍曹はサナー・マリクと同僚たちと共にトルコとシリアの国境付近に赴き、難民を襲う武装組織タリバンの幹部を狙っていた。同僚のミスで取り逃がしてしまい、銃撃戦の末に同僚１名が戦死してしまう。そこで父の安否不明を知らされ、事件の真相を突き止めるべくギリシャ・サントリーニ島に向かうのだが、そこで”センチネル作戦”に参加した後、出生した者が被害者となっていることを知らされる。次の標的は麻薬掃討作戦を指揮するショープ少佐がいるシリア北西部へ向かうことになるのだが、そこには恐ろしい現実が待ち受けていた。

アメリカ海兵隊の伝説のスナイパー、トーマス・ベケットを父に持つブランドン・ベケットは上官のコロネル大佐の指揮下のもと、父トーマスの親友リチャード・ミラーや同僚たちと共にトルコ付近で暗躍するイスラム系過激派組織からアメリカ兵の人質奪還作戦を実行していた。ブランドンは川ボートデイ同士、人質を処刑場に連行する標的に狙いを定めるが、その標的が幼い少年兵であり狙撃を躊躇ってしまったことから人質１人が処刑され、過激派組織は戦闘ヘリや無人戦闘機によって壊滅する。だが、自分の精神的甘さから人質が殺されてしまったことからジーナ・アウングストに「この世界はチャンスは一度きり。次はない」と言われてしまうのだった。

米海兵隊前哨狙撃兵のブランドン ・ベケットはコロンビア最大の麻薬カルテルの親玉モラレスを拘束または射殺するべくボゴダへ向かっていた。到着するとそこには引退したはずの伝説のスナイパー、トーマス・ベケットの姿もあり、組織幹部射殺事件や概要を聞く。そして、ブランドンはモラレスの同行を追い続けたという女性麻薬捜査官ケイト・エストラーダと協力して麻薬カルテル撲滅のために行動するが…。

中米の国家コスタベルデは1953年に勃発したクーデター以来、長年に渡って混乱が続いていた。そんなある日、アメリカとの禁輸措置解除に向けた貿易協定の著名までの交渉を取りまとめた大臣ブルース・ディアスは、会談に先駆け、ワシントンD.C.で記者会見を開こうとしていた。そこでディアスは何者かに射殺されてしまう。翌日、操作に当たったCIAは現場に残された髪からDNA鑑定を行い、調べ上げた結果、狙撃兵ブランドン・ベケットが第一容疑者として断定されてしまう。終われる身となったブランドンはそのまま連行されてしまう。その一部始終を見ていた謎の女”レディ・デス”は怪しげな行動を取りはじめ…。