『スパイキッズ』シリーズ一覧｜全４作品のあらすじ・キャスト・スタッフを紹介！

冷戦時代、世界最強のスパイで敵同士であったグレゴリオとイングリットは、それぞれの組織から相手を暗殺するよう指令が降りていた。しかし任務の最中に２人は恋に落ちそのまま結婚。その後、息子のジュニと娘のカルメンと共に平穏な日々を送っていた。

ところがある日、昔所属していた組織から仕事の依頼を受け取る。しかし、仕事で悪の城を訪れた夫婦だったが罠にかかり捉えられてしまう。そして自宅にも悪の組織の手が伸びており…。

カルメンとジュニ姉弟は、前回の活躍っぷりを認められ正式にOSSのスパイに認定された。だが、同年代のスパイであるギグルズ兄弟から数々の嫌がらせを受けていた。そして、ギグルズの父親とカルメン＆ジュニ姉弟の父親もスパイ機関の長の椅子をめぐるライバル関係にあった。そんな彼らが招かれたパーティーで大統領が持っていた全世界の武器を無力化する秘密兵器・トランスムッカーが何者かに盗まれてしまう。対立する両家はある機密装置の確保をめぐり、遺伝子操作された動物たちの住む島で争奪戦が繰り広げられることに…。

スパイを引退したジュニ・コルテスは探偵として子供を対象とした探偵稼業をはじめ、子供たちから寄せられた何気ない問題を解決しながらお金を稼いでいた。そんなある日、大統領からカルメンが行方不明になったと連絡を受ける。OSS本部から緊急招集の連絡をうけ、再びやってきたジュニは、近年アメリカで社会的ブームとなっている3Dゲーム「ゲームオーバー」の世界でトイメーカーと呼ばれる元OSSスパイに捕まってしまったことを伝える。実際には「ゲームオーバー」を遊んでいる子どもたちの精神がゲームの世界に引きずり込まれ、カルメンも戻らないというのだ。ジュニはこの調査の依頼を断ろうとするも、姉のカルメンが現実に存在するものの精神はゲームの中にあると知り、カルメン探しのために「ゲームオーバー」をプレイすることに…。

出産を間近に控えたOSSの敏腕スパイ・マリッサは、大きなお腹を抱えて悪党チックタックを追っていた。敵に囲まれながら破水し、チックタックを片付けると病院に急いで駆け込む。そして３分間のスピード出産だった。そして夫のウィルバーと彼の双子の連れ子、レベッカとセシル、そしてベビーの５人の暮らしがスタートした。一方、夫のウィルバーはマリッサのことをインテリア・コーディネーターと信じており、子どもたちの安全のためにスパイ引退を決意するのだった。

それから１年後…マリッサの想いとは裏腹に双子のレベッカとセシルの姉弟は亡き母を思っており、姉弟はマリッサが何か隠していることを感じ取っていた。双子は始終悪戯を仕掛け両親を困らせており、いつまでも自分に反発するレベッカに母の形見であるサファイアのネックレスを贈ったのだ。

家庭では邪魔者扱いされているマリッサだが、スパイ組織OSSは優秀なスパイである彼女を求めていた。現在、史上最悪の悪党・タイムキーパーが再び姿を現し、世界は今までにない危機に脅かされていたのだ。タイムキーパーはその名の通り時間を操ることができ、アルマゲドン装置を使って人々の時を少し早めていたのだ。そして、なんとレベッカに送ったサファイアのネックレスがタイムキーパーに対抗する唯一の鍵だった。慌ててネックレスを返すよう頼むレベッカだが、返してもらえずにいた。OSS局長からデンジャーからチックタックを捕まえればネックレスは不要だと言われ、OSSに復帰する。

マリッサがチックタックをおう一方、タイムキーパーの一味もサファイアがウィルソン宅にあることを突き止め、マリッサの留守時に家を襲う。家に脅威が近づいたその時、突然聴き慣れないサイレンが鳴り響くとスパイロボット犬のアルゴノートが話し始めた！モニターに映し出された真実を知り、そのままアルゴノートと一緒にOSSに向かう。