『トレマーズ』シリーズ一覧｜全７作品のあらすじ・キャスト・スタッフを紹介！

ネバダ州の田舎町パーフェクションで便利屋を営むバルとアールは、貧乏生活に疲れ果て、隣町のビクスビーに移住しようと考えていた。そんな広大なネバダの砂漠地帯には、最近不可解な変死事件が頻発していた。便利屋の２人がビクスビーに向かう途中、２人は鉄塔の上で２人とフレッド老人が羊に食い殺されている状況で発見する。町民たちに危険を早く逃げるよう警告し、ビクスビーの警察に助けを求めに向かうが、ビクスビーへの一本道が影崩れにより先に進めず、仕方なく店に戻ってくることに。そして、軽トラの下に何かの職種が巻き込まれているのを見つけ、一連の事件の原因が怪物だと察知した町民たちは、町外れに住むウォーラス夫妻を迎えにいくが、時すでに遅し。外界から孤立した人々は、未知の怪物に襲われ始める。

前作から７年後。メキシコの油田で再びグラボイズと呼ばれる巨大モンスターが作業員を襲う事件が連続発生。油田会社は過去にグラボイズ退治を経験したアールに依頼をする。依頼を受けたアールは、依頼料５万ドル目当てに新しい相棒グラディ、ケイト、バート共にグラボイズ退治を始める。新たなグラボイズ退治法を編み出し、次々と退治していく中、グラボイズも進化を遂げており、二足歩行に加え、巨大な顎をもつモンスターと化していた。

グラボイズの戦いから11年後。ガンマニアのバート・ガンマーは、巨大モンスター・グラボイズ退治の達人として名を馳せていた。そんな彼にアルゼンチン政府から依頼が来る。依頼内容は変異種シュリーカー駆除であり、夜の荒野にて群れを一掃し、ネバタ州パーフェクションに帰ってきていた。そこは中華系女性のジョディが営む小売店であり、グラボイズの町として繁盛していた。そんな町でジャックという余所者がグラボイズ体験ツアーを始めたという。それはジープに客を乗せ、グラボイズに出くわしたような演出によって観光客たちを楽しませるというものだった。その日、観客たちを乗せたジープが出発するのだが、いつも通り茂みでスタン張っている仲間もいるはずだった。だが、本物のグラボイズが現れ、ビュフォードと観光客が殺されてしまう。事前の警戒網で３体のグラボイドが出現したことを察知したバートは、グラボイド狩りを始めようとするも、内務省調査官が現れてグラボイズ狩りの禁止を告げる。理由としては、グラボイズは絶滅危惧種であり、保護対象となるというのだ。その翌日、バートはグラボイズを生捕する作戦に加わるのだが、一瞬で飲み込まれてしまう。

1899年のネバタ州の小さな町リジェクション。ここはギンコ王斬の採掘場であり、リジェクションの唯一の収入源だったのだが、そこの作業員17人が謎の事故死が発生し、住民らは町を立ち去ってしまった。そんな中、フェラデルフィアの銀鉱山オーナーだというハイラム・ガンマーが町を訪れる。しかし、鉱山の現状や謎の事故死の原因も一切聞かされていおらず、町が廃墟とかしていることに驚く。町でホテル経営しているクリスティーンらに連れられオテルへ向かうガンマーだが、傍若無人な振る舞いなど呆れ顔。そこに銀鉱山の現状を知っているファンが現れ、鉱山には銀が溢れているのだが未知の化け物がいるせいで近づけないという。そこで、ガンマーは作業員とファンと共に銀鉱山に向かうが、彼は無防備にも護身用の銃すら持っていない状態だった。さらに自転車で荒野を移動するといい、常識外れっぷりに住民たちは呆れるしかない。銀鉱山に向かう最中、そこでグラボイドの幼体に襲われてしまう。ファンが幼体１体を倒すものの、彼とガンマー以外の作業員は殺されてしまい、仕方なくリジェクションの町まで引き返す。

過去に幾度となくグラボイズと死闘を繰り広げていたバート・ガンマーは、アメリカ・ネバタ州の砂漠でサバイバル術を紹介するビデオ撮影に明け暮れていた。そこへ南アフリカ共和国野生動物省の役人を名乗るエリック・ファン・ヴィックが現れ、ハウテン州のクレイドルストーン自然保護区でグラボイズの進化系アスブラスターが出現し、犠牲者が出たこともあって対策を立てて欲しいと依頼してきたのだ。グラボイズ時いて血が騒いだのか、保護区獣医のナンディたちと南アフリカに行き出発する。

バート・ガンマーは、長年の納税深刻に不備があったことから財産を差し押さえられ、途方に暮れていた。そこにカナダ・ヌナブト準州にいるシムズ博士から連絡が入る。それは北極圏カナダの氷上で人間がモンスターに襲われたというのだ。そして、息子トラヴィスを連れてカナダに向かう。

しかし、マックの飛行機で研究所に向かう途中、アスブラスターに襲われ緊急着陸し現地へ向かう。研究所に着くと、そこにはバルとロンダの娘バレリーと出会う。だが、またしてもアスブラスターに襲撃され、フレッチ博士を助け出すものの、バートの身体に違和感を感じて倒れ込んでしまう。手術を受けたことで一名を取り留めるも、かつての戦闘で寄生虫に感染していることが判明する。トラヴィスはバートを救うため、シムズたちと協力してグラボイドを生捕にして抗体を作ろうとする。だが、やがて彼らの前に地中・空中からもモンスターたちが襲いかかり…。

エイベックス・バイオのオーナーであるビルは、遺伝子操作されたグラボイドを孤島に持ち込み、ハンティングの獲物として楽しんでいた。その隣の島にはジャスとジミーという研究者が訪れており、不自然な地震振動を察知して調査に向かっていたのだ。そこにはグラボイドの死骸がおり、２人は島を離れようとするも同行者のイシモンがシュリーカーに殺されてしまう。研究所の責任者は、最強のグラボイドハンターとして名を馳せているバートを呼び寄せ、遺伝子操作されたグラボイドを駆除しようとしていた。だが、バートはグラボイドハンターを引退しており…。