『闇金ウシジマくん』シリーズ一覧｜映画・ドラマの見る順番をまとめて紹介！

違法な金利でカネを貸し付ける闇金業者「カウカウファイナンス」の経営者・丑嶋馨のもとには、もう他所の金融期間で借りられなくなった「あとがない」客たちが連日窮状を訴え続々訪れていた。どんな客にも過酷で非常な取り立てをやめないカウカウファイナンスのもとに、ある日、AV女優だった大久保千秋がたどり着く。そこで入社試験に合格し、カウカウファイナンスに迎えられた千秋だったが、これは丑嶋たちと体験するあまりに刺激的で非日常の始まりに過ぎなかった。

丑嶋馨は、東京都新宿で「カウカウファイナンス」という闇金融業の社長をしていた。この闇金融会社は「10日で5割（トゴ）」「ギャンブルの借金には1日で3割（ヒサン）」という法外な金利をつけているのだが、それでも「あとがない」客たちが連日窮状を訴え続々訪れていた。その顧客の１人、19歳の鈴木未來の母はパチンコ中毒でパチンコに使うカネを借りていた。未來は高校を卒業後は進学も就職もせず、週末のみ母が勤務するスナックでバイトをするニート生活をしていた。そして母はギャンブルの借金の返済がキツくなり、家では売春をしつつ、それでも返済がキツくなってきた。その時、文江と未來が親子だと知った丑嶋は、借金の利息を未來に払えと要求し、利益だけ払うようになる。そんなある時、母の売春相手に「娘の未來も入れて３Pしよう」と言われ、母も娘に頼むものの、どうしても身体を売ることだけはしなくない未來は家出してネットカフェで夜明かしする。追い込まれる未來は、高校時代の友人・フユミと再会し、出会い系カフェに誘われる。未來は「お茶をするだけで5,000円」という甘い言葉につれられ、出会い系カフェに”Me”という名で登録する。だが、身体は売らないものの心を少しずつ削られていき…。

丑嶋馨が社長を務める「カウカウファイナンス」には、相変わらずお金に困った者たちが後を経たなかった。そんなある日、人気ホストの一聖が女性客のツケの取り立てを「カウカウファイナンス」に依頼してくる。一方、「カウカウファイナンス」の高田は、ホスト時代の同僚・隼人と偶然再開する。隼人はホスト業界のタブーを冒し、店に多大な借金を抱えていた。そして35歳で実家暮らしのフリーター・宇津井優一は、パチスロとネット浸りの日々を送り、丑嶋から多額の借金をしていた。そして彼の「鬱ブログ」では、そんな日々の鬱な出来事を綴るばかりで両親の金をアテにしていたものの、両親の株が失敗し、借金返済の目処が経たなくなってしまう。再び真っ当な金融機関からカネを借りられない「あとがない」客たちの転落人生が描かれる！

丑嶋馨の経営する「カウカウファイナンス」は、法外な利子を要求する代わりに即金を貸す闇金会社である。ヤンキーの加賀マサルは、「カウカウファイナンス」に借金しているパチンコ依存症の母親と暮らしていた。そんなある日、マサルは暴走族・愛沢連合のトップ、愛沢のバイクを盗み壊してしまう。愛沢は激怒し、マサルを「カウカウファイナンス」に連れて行き、借金させ弁償させようとするのだが、実は愛沢は他の闇金会社からカネを借りており、その返済にも追われていたのだ。しかし、丑嶋はマサルを気に入り「カウカウファイナンス」で働かせることに。だが、ノウハウを知ったマサルは勝手な行動を取り始め、相まって解雇されてしまう。マサルはその解雇理由に納得いっておらず、丑嶋たちに恨みを抱くようになり、相澤とともに丑嶋の手下・柿崎を襲う計画を立てるのだが…。

元ホストのタクシー運転手・諸星は、極度のロリコンで借金をしてでも児童買春を繰り返す男。諸星は元妻・美沙から１億円の慰謝料を請求されており、美沙はヤクザの根杜と一緒に暮らしていた。だが、根杜が娘の沙耶に性的虐待をしていることを薄々勘づいているのだが、ヤクザということもあって手を出せずにいた。そこで元夫の諸星に慰謝料をもらうことにしたのだ。

だが、諸星の方は消費者金融会社に200万円の借金をしており、「カウカウファイナンス」にもカネを借りていた。そんな諸星の弱みである児童買春を丑嶋に握られてしまい、さらに根杜からは母の元から逃げてきた沙耶をホテルに連れてこいと命令される。ホテルに連れて行けばカネをもらえ、娘を助けたいならばお金を持っていかなければならない…まさに絶体絶命の状態の中、諸星の出した決断とは？

一流雑誌の編集者を務める上原まゆみは年齢から結婚を考えているのだが、彼氏のハシ君は定職につかず浮気するわ、妹のゆかりに結婚を先立たれるは、散々な毎日を送っていた。そんなある日、神童大道と名乗る男と出会った直後、浸水する占い師から「その出会った男性が運命の人です」とアドバイスされ、初めは取り合わなかったまゆみも、神童に心惹かれていく。

一方、小瀬章は身体が弱いことを理由に生活保護を受け、毎日食ってオナニーをする生活を送っていた。だが、生活保護の申請に赴くも取り合ってもらえずにいた。そんなある日、偶然出会った”めしあ”という名乗る男に一緒に起業しないかという誘いを受け、めしあと彼の同級生が開催するオフ会に参加する。そこで一人の少女”ののあ”に出会い、心惹かれていく。

闇金業者「カウカウファイナンス」の社長、丑嶋馨は毎日借金の取り立てのために多くの債務者を訪ね、容赦無くカネをむしりとっていた。

人材派遣会社に登録し肉体労働でなんとか生活している沢村真司は、派遣社員ということで将来に不安を感じていた。そんなある日、真司はネットビジネスのカリスマ「天生翔」の広告を目にし、胡散臭いと思いながらも無料で受けられるということでセミナーを受けてみることに。セミナーに参加したのは良いものの、実践的な講習を受けるためには100万が必要だと言われ、どうしてもお金持ちになりたかった真司は両親に頼み込んで95万円を借り、残りの５万円を丑嶋から借金することで100万円を用意した。そして沢村は「天生塾」に入会し、自身のブログを開設するが上手くいかず、それでも真司は諦めずに地元の友達などに商材を売りつけるなどをして成功していく。しかし、沢村はもっとノウハウを手に入れるため生命保険をかけ丑嶋からカネを借り続けていた。

一方、丑嶋は真司以外にも「天生翔」のセミナーを受けてカネを借りにくる債務者がいたこともあり、情報屋の戌井に「天生翔」について調べさせるのだが、そこはねずみ講をやっていたことを知る。その頃、真司は「天生翔」のノウハウを真似すればお金持ちになれると気づき、自身が経営する「沢村真司塾」なるものを立ち上げ、ネットビジネスを始めるのだが…。

闇金業者「カウカウファイナンス」を営む丑嶋馨の下に、中学時代の同級生・竹本優希が訪ねてくる。竹本はカネに困っており、カネを貸してくれという。丑嶋は「友人としてなら、俺は個人的なカネの貸し借りはしねぇ。客としてなら、うちの金利は10日で５割でたけぇぞ」という。途方に暮れた竹本が道端で寒さを凌いでいると、１人の男に「１日900縁で寝られるところがあるよ」と誘われる。その男に誘われるがままについていった竹本が案内された場所は「誠愛の家 Love House」と呼ばれる場所だった。そこで「前金で家賃２ヶ月分の54,000円を前納することが必要」と言われ、「カネがないなら月３割の利息で貸し付ける」というのだった。仕方なく契約書と仮用書を書かされた竹本は”つくし”部屋に案内され、不当な労働が始まる。そこは鰐戸三兄弟が支配する貧困ビジネスだった！

かつての因縁の相手、鰐戸三兄弟と丑嶋…カウカウファイナンスメンバーに最大のピンチが迫っていた。