『バスケットケース』シリーズ一覧｜全３作品のあらすじ・キャスト・スタッフを紹介！

ある目的のため、旅を続けるドゥエインは、人当たりの良い青年だが、大金を持っていたりバスケットケースを持っていたりと多くの謎を持っていた。

そんな彼はニューヨークを訪れ、荷物から血痕がついた分厚いカルテを取り出し、記載されている医師の名前を確認していた。その翌日、バスケットを抱えて医師の元へ向かう。偽名を使い面会した医師にドゥエインは服を脱ぎ、大きな傷跡を見せるのだった。

その夜、ドゥエインは医師が１人になる頃を見計らってバスケットの中から何かを解放する。そしてドウェインは、また１人…また１人とリストに書かれた医師たちを殺していく。絆で結ばれた兄弟が辿る悲痛な運命とは…。

転落事故で九死に一生を得たベリアルとドゥエインの兄弟。ベリアルが病院で目を覚ますと、その怪物のような姿からベッドに鎖で縛り付けられていた。ベリアルはその怪力で鎖を引きちぎり、ドゥエインと共に脱走を図る。そんな２人に突然「ベリアル！」と声をかけてきた女性がいた。彼女はTVで報道された転落事故を見て、その異形の姿からベリアルに違いないと病院にやってきたという。不思議がる兄弟は、フリークスたちに理解を示すルースとその孫娘スーザンの屋敷で暮らし始めることに。そんな中、兄弟を追う女性リポーターとカメラマンが現れ、平穏に過ごすフリークスたちが立ち上がろうとしていた。

恋人のスーザンを殺してしまった弟ドゥエインは今も悲しみにくれていた。そして、異形を匿っていたルースは、ドゥエインが正気を失ってしまったものとして、拘束具を着せて独房の部屋に監禁されてしまう。だが、ドゥエインは「僕はもう大丈夫だ。正気に戻った。」と告げるのだが、ルースに信用してもらえずにいた。そんなルースの口から衝撃の事実を告げられる。なんと兄ベリアルの奇形の恋人イブが妊娠したというのだ。イブの出産が難産になりそうということで、ルースの昔からの知人で信頼のおける人のもとで出産するということに。そして、イブやベリアル、拘束具を着せられたドゥエイン一同を乗せたバスが出発する。