『チャイルド・プレイ』シリーズ全８作品｜あらすじ・キャスト・スタッフまで紹介！

1988年11月9日、指名手配中の連続殺人犯チャールズ・リー・レイは、強盗に失敗し殺人課のマイク・ノリス刑事に追われていた。チャールズの相棒エディにも見捨てられ、逃げ込んだ玩具屋でマイクに撃たれて致命傷を負ってしまう。死の間際、会得していたハイチアン・ブートゥーの呪文を使い、自身の魂を子供に人気の”グッドガイ”人形へ宿らせることにした。その直後、玩具屋二雷が落ち、爆発を逃れたマイクはチャールズの人気を発見。

それから数日後、シングルマザーのカレン・バークレイはホームレスから息子のアンディへの誕生日のために人形を買い取る。アンディにプレゼントとして送ると、その夜から不可解な事件が起こり始める。

ブードゥーの呪術でグッドガイ人形に憑依した殺人鬼チャールズ・リー・レイに襲われながらも、生き延びたアンディとカレン。どうにかバークレイ親子とノリス刑事によりチャッキーは破壊され、事件は公のものとなっていた。そして、グッドガイ人形の製造元であるプレイパルス社は苦境に立たされ、同社は欠陥がないことを証明するために問題の人形を復元を試みていた。そんな中、作業員の１人が感電死したため、CEOのサリヴァンは部下のマットソンに事故の隠蔽とチャッキー人形の破棄を命じる。

一方、前回の事件で破壊されたチャッキーだったが、その魂はいまだ彷徨っていた。グッドガイ人形の復活により、チャッキーの魂が再び宿る形となり肉体を手に入れるため再びアンディを探しに向かう。

アンディとカイルがチャッキーを破壊してから８年後。爆発的人気を誇っていたグッドガイ人形を制作していたプレイパルス社は、あれ以来グッドガイ人形の製造をやめていた。そんな中、CEOのサリバンは事件は過去のものだと工場を再起動させ、グッドガイ人形のラインを動かしてしまう。その時、誤ってチャッキーの血が混入してしまい、連続殺人鬼チャールズ・リー・レイの魂が乗り移った人形が復活！

チャッキーはプレイパルス社の再販祝いとしてサリバンの元に渡り、その夜にチャッキーの手によって殺害されてしまった。そして、早速チャッキーは因縁の相手であるアンディを探し始める。

前作から10年後…
バラバラになったチャッキー人形は、生前の恋人ティファニーの手により警察署から盗み出されていた。金で雇った運び屋の警察官をあっさり片付け、自宅代わりのトレーラハウスでチャッキーの身体を縫合して繋ぎ合わせ服を着せてあげた。

一方、トレーラーハウスで暮らしているジェイドは17歳の彼氏ジェシーと交際していた。だが、ジェイドの叔父であるキンケード署長から相応しくないと反対しているのだ。そしてジェイドはジェシーと書き落ちするしかないと考えたが、当面のお金すらなく結局できずじまいにいた。

場面は再びティファニーへと戻り、黒魔術でチャッキーを蘇らせようとするティファニー。しかし、チャッキーはぴくりともせず失敗に終わってしまう。ガッカリしているティファニーに、彼女の気を引きたいダミアンが訪ねてきた。呆れた言動をするダミアンにティファニーが怪しいプレイを提案。ダミアンの手足をベッドに高速し動けないようにすると、チャッキー人形をダミアンの上に置き…。

乱暴な腹話術師の元で見せ物とされていた生きた人形シットフェイスは、臆病者で自分が何者なのかよくわかっておらず、強いて言うなら手首に刻まれた日本製の文字から日本産の人形だとわかるくらいだった。ちなみにシットフェイスは６年前、墓場でうろうろしていたところを腹話術士に抱きつこうとし、そのまま労働させられる羽目になったのだ。

そんなある日、シットフェイスはテレビで殺人人形夫婦チャッキー＆ティファニーをモデルにしたハリウッド映画のニュースを見る。その人形の腕には自分の腕にある刻印と同じものが刻まれており、自分が孤児ではなかったのだと知り喜ぶ。シットファイスはこの人形のモデルはまさに生き別れた両親に違いないと確信し、ふとしたきっかけで檻から逃げ出してハリウッドを目指す！

生まれながらにして車椅子での生活を強いられている女性ニカと共に暮らすサラの元に差出人不明の荷物が届く。その中身は80年代にヒットしたグッドガイ人形のチャッキーだった。差出人の記載もなく、怪しんだサラはチャッキーをゴミ捨て場に放置してしまう。そしてその夜、サラは何者かの手によって殺されてしまった。

ニカを１人残してサラがいなくなり、代わりに姉夫婦バーブとイアン、娘のアリスとジル、神父のフランクが屋敷にやってきた。そこでアリスがゴミ捨て場に捨てられたチャッキーを見つけ、大喜びで持ち帰る。その夜、フランク神父と共に夕食を囲むが、彼は帰宅途中に事故でなくなってしまう。そして、彼女の周りで不審死が相次ぎ、魔の手がニカに迫ろうとしていた。

チャッキーと闘ったアンディも今や大人となっていた。アンディは自宅の部屋に半分吹き飛んだチャッキーの頭を保管し、今も生きたチャッキーの頭と会話するのが日課となっていた。

その頃、チャッキーと死闘を繰り広げたニカは統合失調症と診断され、「ハロゲート精神科病院」に入院させられていた。担当医であるフューリー医師は、毎日患者を集めて話をするようなのだが、アンジェラ、マイケル、クレア、マデリンと何かおかしな部分があった、そしてニカが精神的な治療を受ける時、話に使う道具としてグッドガイ人形のチャッキーを持ってきてしまう。

ハイテク企業カスラン社はAI（人工知能）を搭載した人形「バディ」を製造していた。この商品にはシステムとクラウド接続したカスラン社のスピーカーや空調システム、そしてロボット掃除機等を集約するネットワーク機能に加え学習能力も備えたAIチップが搭載されていた、

そんなある日、製造工場があるベトナムで１人の作業員が上司から叱責されていた。その腹いせからバディ人形に埋め込まれたAIチップを勝手に改造し、安全対策が施された全機能を無効化するチップを取り付けたのだ。改造されたバディ人形はそのまま梱包され、そのまま何処かへ出荷されていく。

同じ頃、ゼッドマートの返品対応窓口で働くカレン・バークレーと小学生のアンディがシカゴに引っ越してきたばかり。補聴器を必要とするアンディに誕生日プレゼントとしてバディ人形を渡す。だが、そのバディ人形はちょっとおかしくて…。