『グースバンプス』シリーズ一覧｜全２作品のあらすじ・キャスト・スタッフ紹介！

少年ザックは学校の教頭職を勤める母親の転勤を機にニューヨークからデラウェア州マディソンに引っ越してきた。父を亡くした傷が癒えないザックは、隣人となった美少女ハンナとの交流で心を開いていく。そんなある日、隣家からハンナと父親の喧嘩と叫び声が聞こえ、ザックが警察に通報する。だが、駆け付けたスティーヴンス保安官と見習いのブルックスは、女性の悲鳴がTVの音だという言葉を信じて帰って言ってしまったのだ。

家庭内暴力を疑ったザックは、高校の友人チャンプと共に隣家に侵入し、ハンナを助け出そうとする。そこにはグースバンプスの著者R・L・スタインの原稿が鍵付きで並んでいた。本に興味津々のチャンプを見兼ね、ザックが本にかけられた鍵を開けようとしたその時、ハンナがあらわれ不法侵入した２人にハンナは怒る。そのどさくさに紛れ、ザックとチャンプは”パサデナの雪男”の鍵を開けてしまう。

すると、本の中から雪男が外に飛び出し、３人は雪男たちに襲われてしまう。その時、ハンナの父親が現れ、持っていた本に雪男が吸い込まれていく。実は彼はベテランホラー作家のR・L・スタインだったのだ。彼が持つタイプライターで小説を書くと、書いたものが現実になり、スタインは長年書いた小説を鍵をかけて保存していたというのだ。

そんなある日、スタインが小説の中で作り上げてきた恐ろしいモンスターたちが世に解き放されてしまい、史上最悪の怪物スラッピーも解放されてしまう。果たして、ザックやスタインたちは解き放たれたモンスターたちをもう一度本の世界へ封じ込めることができるのか？

架空の町ウォーデンクリフ。ここには発明家ニコラ・テスラの銅像とテスラが途中で放棄したテスラ電力会社の塔があった。

そんな町に住む女子高校生サラ・クインは、コロンビア大学への出願用エッセイに悩んでいた。お題は「恐怖をどう克服するか」というもので、サラは中々思いつかないでいた。そして世間ではハロウィンが近づいていた…。

翌日、ソニーと友人のサムは不用品回収をして発表会の模型を作り、学校の発表会で披露しようとしていた。その模型を完成させるためには金属などの不用品が足りておらず、ポスターを貼って不用品を募っていた。そんな時、ソニーのところへ電話が入り、不用品を引き取って欲しいという。友人のサムと依頼場所に行ってみれば、そこは廃墟にしか見えない場所で不審に思いながらも２人は勝手に持って行って良いのだと判断する。

実はここはステインの家で不用品だけでなく本も家に置いてあった。ソニーとサムは不用品を分別していると、木の箱を見つける。２人は宝物が入っているのだと期待していたが、箱を開けると鍵のかかった１冊の本があった。鍵を解除して本を開けてみたが、別段変わったこともなく、ただの古本だと思っていたが、中から腹話術人形スラッピーが現れていた。ソニーとサムが目を離した隙にいつの間にか箱の中に腹話術人形があり、人形の上には「スラッピー」という紙片があった。裏面には「カリ、マリ、オドナ、ロマ、モロヌ、カラノ」という「よみがえりの呪文」が書かれており、ソニーはそれを読み上げてしまう。そしてスラッピーに命が宿り、何も知らない２人によって外へ…。