映画『ジョン・ウィック:パラベラム』のあらすじ・キャストについて知りたいなぁ…。
こんな疑問を解決します。
- 2019年公開のアクション映画
- ジョンの過去が語られる作品
- パラベラムとは?
→平和を望むなら戦いに備えよ(Si Vis Pacem, Para Bellum)
世界はお前を許さない。
伝説の殺し屋は復讐の果てに逃亡者となる。
ジョン・ウィックはニューヨーク・コンチネンタルホテルでサンティーノを射殺したことで”不殺の掟”を破った直後、5時10分から始まる。前作は「伝説の殺し屋VS世界中の殺し屋」というテーマであったが、今回は裏社会の秩序を守る絶対的支配者・主席連合から1,400万ドル(日本円にすると15億円)もの懸賞金をかけられ逃亡者となるのだ。妻と愛犬を奪われたことから始まり、ジョンは裏社会の深みにはまっていく。
本作は対人アクションに特化した傑作といえるだろう。ストーリーや人間ドラマは全く重視されておらず、アクションに全振りしたような作品だ。今回もジョンの無双っぷりを楽しめるのだが、前作からお馴染みのガン・フーに加え、ナイ・フーやマー・フー、ドッグ・フーなど新しい殺しのテクが登場する。正にシューティングゲームを映画に落とし込んだような作品だ。
今回は映画『ジョン・ウィック:パラベラム』のあらすじ・キャストについてまとめていきます。
映画『ジョン・ウィック:パラベラム』のあらすじ
ジョン・ウィック:パラベラム
(John Wick: Chapter 3 – Parabellum)
公開日:2019年10月4日
再生時間:131分
前面抗争開始!
反逆の逃亡者はかつて忠誠を誓った
世界の全てを敵に回した…。
裏社会の聖域<コンチネンタルホテル>の不殺の掟を破ったジョン・ウィック。ウィンストンの計らいで主席連合からの暗殺指令に1時間の猶予が与えられてた。(5時10分)
ジョンは主席連合から1,400万ドルの懸賞金が掛けられ、無数の殺し屋たちに命を狙われる。ジョンの粛清が解禁されるのは午後6時…コンチネンタル・ニューヨークのコンシェルジェ・シャロンに愛犬を預けると図書館に向かう。
公立図書館に到着すると、書籍から1冊の本を探す。そこには過去に隠していた十字架のネックレス・金貨・誓印が入っていた。(5時40分)そこに突如2メートル以上ある大男の暗殺者アーネストが現れる。アーネストは6時になる前にジョンに襲いかかるがジョンに致命傷を与えたものの返り討ちに遭う。
そして運命の6時過ぎ…彼は1,400万ドルの賞金首となり膨大な数の刺客たちが襲いかかってくる。満身創痍のジョンは生き残りをかけて、かつて”血の誓印”を交わしたソフィアに協力を求めモロッコへ向かう…。
映画『ジョン・ウィック:パラベラム』のキャスト・登場人物一覧
伝説の殺し屋
主席連合
SHINOBI(暗殺集団)
ロシアンコミュニティ
コンチネンタル
パワリー・キングの組織
その他
ジョン・ウィック
(俳優:キアヌ・リーヴス)
キアヌ・リーヴスは2020年9月2日に56歳の誕生日を迎えたアメリカの俳優。彼は名実ともにスーパースターとして世界に愛されている。本作『ジョン・ウィック』シリーズは4作目、5作目と製作が決定しており、4作目は2022年に公開されることが発表されている。そして、2022年には彼のもう一つの代表作『マトリックス4(原題)』が公開されるということで注目が集まっている。
ジョン・ウィックは伝説の殺し屋・彼は別名ジョナサン・ウィック、ブギーマン、ババヤガと呼ばれている。前作で<コンチネンタル>の不殺の掟、サンティーノ・ダントニオを殺したことで追放処分となり、主席連合から1,400万ドルの懸賞金をかけられた。そして本作で本名がジャルダーニ・ジョボノヴィッチ。ベラルーシ系の孤児でタルコフスキー劇場を拠点とする組織ルスカ・ロマで殺し屋として育てられた。
裁定人
(俳優:エイジア・ケイト・ディロン)
エイジア・ケイト・ディロンはアメリカの俳優。彼女は自身が”ノンバイナリー”であることを明かしており、初めてノンバイナリーのキャラクターをレギュラー出演させたドラマ『ビリオンズ』(2017~2020)でテイラー役を演じた。このドラマを通じて自身が”ノンバイナリー”であることに気づいたとか…?彼女の出演作には、『オレンズ・イズ・ニュー・ブラック 塀の中の彼女たち』(2016~2019)、『ビリオンズ』(2017~2020)、『Opus for All』(2015)などがある。
裁定人は主席連合に仕えるもの。ルールを破ったものに厳罰を下すもので、裏社会の秩序を守るために冷徹に処分を言い渡す。
首長
(俳優:サイード・ダグマウイ)
サイード・タグマウイはフランスの俳優。彼は元ボクサーで体重別階級でフランス国内ランキング2位になるほどの実力者である。その後、俳優に転身し、1995年の映画『憎しみ』に出演し、セザール賞新人男優賞にノミネートされた。彼の出演作には、『バンテージ・ポイント』(2008)、『G.I.ジョー』(2009)、『ワンダーウーマン』(2017)などがある。
首長は主席連合のトップ。裏社会のルールを定める砂漠の王であり、モロッコに拠点を置く。
ベラーダ
(俳優:ジェローム・フリン)
ジェローム・フリンはイギリスの俳優。彼はTVドラマ『農場の死』(1986)のブロン役で一躍有名になる。その後、『ブラックミラー』(2016)、『ゴッホ 最期の手紙』(2017)、『ゲーム・オブ・スローンズ』(2011~2019)などに出演している。
ベラーダは金貨と血の誓印の鋳造所管理人。ソフィアの昔のボスであり、彼も主席連合のメンバーである。
オペレーター
(俳優:マーガレット・デイリー)
マーガレット・デイリーは俳優として活動しており、『ジョン・ウィック』シリーズではオペレーターとして出演した。その他にも『ハウス・オブ・カード 野望の階段』(2014)や『LAW & ORDER : 犯罪心理捜査班』(2005)にも出演している。
彼女は主席連合に仕える「管理部」のオペレーター。
管理人
(俳優:ロビン・ロード・テイラー)
ロビン・ロード・テイラーはアメリカの俳優。彼はドラマ『GOTHAM/ゴッサム』(2014~2019)でシリーズ屈指のキャラクターであるペンギンを演じたことで知られている。彼の出演作には、『Accepted』(2006)や『アナザー プラネット』(2011)などがある。
管理人は主席連合に仕える管理部の責任者。
ゼロ
(俳優:マーク・ダカスコス)
マーク・ダカスコスはアメリカの俳優。彼の両親はカンフーの師範であり、4歳から格闘技を学んでいる。その後、ポートランド州立大学で中国語と演劇を専攻。そしてサンフラシスコのチャイナタウンを歩いてたところ、ウェイン・ワン監督のスタッフにスカウトされ、オーディションを受けた後に俳優となった。彼は日本人の血が流れており、日本との関わりが多い俳優である。主な出演作には、『オンリー・ザ・ストロング』(1993)、『ダブルドラゴン』(1994)、『ジェヴォーダンの獣』(2001)などがある。
ゼロは主席連合の中で最強の殺し屋。普段は寿司屋を営んでおり、彼と彼の部下はジョン・ウィックのファン。片言の日本語を操り裁定人の命令を受けてジョンを追い詰める。
達人シラット使い
(俳優:セセプ・アリフ・ラーマン)
セセプ・アリフ・ラーマンはアクション俳優・トレーナー。そして彼はシラットの演技指導に加えて小学校の英語教師でもある。彼は『ザ・レイド GOKUDO』(2014)でも使用した半月状のナイフ・カラビットナイフを本作でも使用しジョンを追い込む。彼の出演作品には『3:Alif,Lam,Mim』(2015)や『Gundala』(2019)などがある。
達人シラット使いはゼロの弟子の1人。SHINOBI(暗殺集団)に属する暗殺者で半月状のナイフ・カラビットナイフでジョンを追い詰める。また、彼もゼロと同じくジョンの大ファンである。
狂犬シラット使い
(俳優:ヤヤン・ルヒアン)
ヤヤン・ルヒアンはインドネシアの俳優・武道家。彼はフィリピン・スペイン・アイルランド・中国・日本の地を引いており、幼い頃から空手を始めとする武術を究めている。彼の出演作には、『ザ・レイド』(2011)、『スター・ウォーズ フォースの覚醒』(2015)、『ザ・レイド GOKUDO』(2014)などがある。
狂犬シラット使いはゼロの弟子の1人。彼は死闘”トゥー・フー”でジョンを追い詰める。彼も同じくジョンの大ファン。
ディレクター
(俳優:アンジェリカ・ヒューストン)
アンジェリカ・ヒューストンはアメリカの女優。彼女はジャック・ニコルソンと共に『女と男の名誉』(1985)でアカデミー助演女優賞を受賞。そしてジェニファー・ジェイソン・リー主演作『冷たい一瞬を抱いて』で映画監督デビューを果たしている。他の出演作品には、『グリフターズ 詐欺師たち』(1990)、『アダムス・ファミリー』(1991)、『エバー・アフター』(1998)などがある。
ディレクターは主席連合の支配下にある組織”ルカマ・ロマ”のボス。タルコフスキー劇場を拠点にしており、格闘術とバレエを教える学校を運営している。そしてジョンが育ての親であり殺し屋を育成し続けている。
ウィンストン
(俳優:イアン・マクシェーン)
イアン・マクシェーンはイギリスの俳優。王立演劇学校で演技を学び、在学中に映画デビューを果たした。彼はHBOのドラマシリーズ『デッドウッド〜銃とSEXとワイルドタウン〜』(2004~2006)でゴールデングローブ賞TVドラマ部門最優秀男優賞を受賞。その他にも『スノーホワイト』(2012)や『ヘラクレス』(2014)、『パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉』(2011)などに出演した名の知れた俳優である。
ウィンストンは”コンチネンタルホテル・ニューヨーク”の支配人。主席連合に忠誠を誓っており、40年以上もの間、裏社会の秩序と安定を保ってきた。だが、目の前で起きたサンティーノの殺人を止められなかったことや、その場で追放処分を行わずに1時間の執行猶予を与えたことを理由に主席連合の裁定人から退任を迫られる。
ソフィア
(俳優:ハル・ベリー)
ハル・ベリーはアメリカの女優。彼女は女優になる以前からミスコンなどに出演。1991年の『ジャングル・フィーバー』でデビューを果たすと、『ブーメラン』(1992)で注目を集める。その後、『アカデミー 栄光と悲劇』(1999)でエミー賞やゴールデングローブ賞を受賞。そして『チョコレート』(2001)でアカデミー主演女優賞とベルリン国際映画祭銀熊賞も受賞した名女優である。現在54歳となる彼女であるが、その美しさとしなやかなボディは努力の結晶のもの。本作も2年程の間、トレーナーとドレーニングを励んだ。
ソフィアは”コンチネンタルホテル・モロッコ”の支配人で元殺し屋。かつて娘を守るために血の誓印でジョンの力を借りた。彼女は愛犬2匹のベルジャン・マリノアと共にドッグ・フーで敵を葬る。
シャロン
(俳優:ランス・レディック)
ランス・レディックはアメリカの俳優・ミュージシャン。彼は音楽教師の母の影響もあって作曲家を目指していたが、音楽で食べていくことに限界を感じたため、地物の劇団で演技を本格的に学び始める。その1,2年後には『OZ』の役をゲットしており、彼の才能の高さには驚かされる。今のところ、刑事や軍人役での出演が多く、厳格な顔たちが似合うキャラクターを演じることが多い俳優である。
シャロンは”コンチネンタルホテル・ニューヨーク”の忠実なるコンシェルジュ。ウィンストンの部下でありジョンに敬意を払っている。
パワリー・キング
(俳優:ローレンス・フィッシュバーン)
ローレンス・フィッシュバーンはアメリカの俳優。彼は映画『マトリックス』シリーズのモーディアス役で知られる俳優であり、過去3作品ずべ手に出演し、キアヌ・リーヴスと共演を果たしている。彼は数々の有名作に出演しており、『TINA ティナ』(1993)や『ミッション:インポッシブル3』(2006)、『アントマン&ワスプ』(2018)などがある。
パワリー・キングは近亜犯罪情報組織の王。彼はサンティーノ殺しの手助けをしたことで裁定人から退任を迫られる。
アール
(俳優:トビアス・シーガル)
出典:https://www.zimbio.com/Tobias+Segal
トビアス・シーガルはアメリカの俳優。彼は『The Other America』(2004)でスラムダンス映画祭とフィラデルフィア映画祭に呼ばれた人物でアメリカで知るひとぞ知る俳優の1人となった。彼の映画出演作には『ジョン・ウィック』シリーズをはじめ、『スニーキー・ピート』(2017~2019)や『マインドハンター』(2017)などが有名である。
アールはパワリーキングの手下の1人。ホームレスに扮して情報を集めている。
ティックトックマン
(俳優:ジェイソン・マンツォーカス)
出典:https://www.theringer.com/2020/4/8/21214016/game-of-thrones-star-wars-ozark-and-more-with-jason-mantzoukas-part-1
ジェイソン・マンツォーカスはアメリカの俳優・コメディアン。彼は1999年にTVデビューを果たすと、キャリアを着実に確固たるものにして行った。彼はコメディー作品に多く出演しており、キャラクターをコミカルに演じることで知られている。出演作には『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』(2012)や『They Came Together』(2014)、『カジノ・ハウス』(2017)などがある。
ティックトックマンはパワリーキングの部下の1人。
医者
(俳優:ランドール・ダグ・キム)
出典:https://www.imdb.com/name/nm0453641/mediaviewer/rm601332224
タンドール・ダク・キムは”American Players Theatre”の創設者であり、芸術監督としての顔も持つ。彼の出演作には、『マトリックス リローデッド』(2003)や『ニンジャ・アサシン』(2009)、『DRAGONBALL EVOLUTION』(2009)などがある。
彼は闇医者としてジョンを治療する人物。致命傷を負ったジョンを時間ギリギリまで傷口を塗った。
アーネスト
(俳優:ボバン・マリヤノヴィッチ)
ボバン・マリヤノヴィッチはセルビアのプロバスケットボール選手。NBAのダラス・マーベリックスに所属しており、セルビア代表選手でもある。
アーネストはジョンのことを知る殺し屋。6時になる前にジョンを殺しに来る人物。
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