映画『風の谷のナウシカ』声優一覧|まとめて紹介！

• 島本須美（ナウシカ）
• 辻村真人（ジル）
• 永井一郎（ミト）
• 納谷悟朗（ユパ・ミラルダ）
• 京田尚子（大ババ）
• 宮内幸平（ゴル）
• 榊原良子（クシャナ姫）
• 家弓家正（クロトワ）
• 松田洋治（アスベル）
• 富永みーな（ラステル）

島本須美は高知県出身の女優兼声優。桐朋学園芸術短期大学卒業後、劇団青年座に入団。女優として舞台に立ちながら声優としても活動を始める。『それいけ！アンパンマン』のしょくぱんまんや『キテレツ大百科』のキテレツのママ等の様々な役柄を声優として演じている。2017年には第11回声優アワードで高橋和枝賞を受賞。現在はプロ・フィット声優養成所の専任講師として活動している。

辻村真人は東京都出身の声優。しわがれたような声が特徴で若い頃からおじいさんなどの声が多かったそう。早稲田大学卒業後、1947年ラジオドラマ『人魚姫』の村人役でデビューを果たす。それから『忍たま乱太郎』学園長（初代）や『ひみつのあっこちゃん』のパパなど幅広い活躍を見せた。

永井一郎は大阪生まれの声優。京都大学在学中に演劇をはじめ、卒業後は広告代理店に勤めながら俳優の養成所に通っていた。養成所卒業後は劇団に参加した際にアメリカのテレビ映画『スーパーマン』にユニット出演していたことがきっかけで吹き替えの仕事を始めるようになった。2009年には第3回声優アワード功労賞を受賞したベテラン声優。

納谷悟朗は北海道出身の声優。学生時代に芝居の面白さを知り、劇団に入団する。舞台『宝島』で役者デビューを果たし、熊倉一雄に誘われテアトル・エコ―に所属。入会当時は洋画のアテレコに多用されていた。役づくりの際には濁声を多用するが元々の声質は濁りのない地声。ちなみに熱烈な阪神タイガースのファンである。

京田尚子は東京都出身の声優。青山学院女子短期大学を卒業し、低音の声を生かしたおばあちゃんの役を起用されることが多く、逆に若い女性を演じる際には裏声でなければ難しいそう。役者仲間の間では辛辣なコメントをすることで有名。デビューからしばらくは「斉藤尚子」名義で活動していた。

宮内幸平は鹿児島県出身の声優。幅広い老人の役を得意としていて有名なのは『ドラゴンボール』の亀仙人の声を担当している。声優だけでなく劇団芸協の創立メンバーの一人で俳優としても活躍していた。初舞台はアレクサンドル・オストロフスキー原作の『雷雨』でカヴァーノフ役を演じた。

榊原良子は千葉県出身の女優兼声優。小学生時代から芝居に興味を持っていて大学時代には演劇科を専攻する。清水マリの夫から誘いを受け声優たちが設立した新しい事務所の立ち上げ講演に参加。その後に先輩から声優業の誘いを受け、活動を始めた。また、ニュース番組のナレーションも多くこなしておりテレビ朝日の『ニュースステーション』では10年以上メインナレーターを担当している。

家弓家正は東京都出身の声優。舞台芸術学院を卒業し、芝居が好きだったため新劇の劇団に入り、NHKのラジオドラマに声優として初めて出演した。それから吹き替え・ナレーションなど幅広く活躍していた。収録の際には台詞を決して間違えないことから「精密機械」という異名を与えられたりもしたそう。

松田洋治は東京都出身の俳優兼声優。5歳の頃に劇団ひまわりに入団し、子役としてデビューした。1983年のテレビドラマ『家族ゲーム』で役者として注目を集め有名となった。2006年には東京アニメーションカレッジ専門講師として演技指導しており、近年では舞台を中心に活動している。

富永みーなは広島県出身の声優兼タレント。5歳の頃にお母さんに連れられて行った映画のオーディションで受かり、子役としてデビューをする。それから児童劇団に入団し、ドラマ『お嫁さんに決めた！』『ウルトラマンレオ』などテレビで活躍する。一方で海外ドラマ『大草原の小さな家』の3女役で声優デビューを果たす。それから声優業を中心に活動するようになった。今では声優だけでなくナレーターとしても活躍している。