『ナイト ミュージアム』シリーズの舞台となった博物館一覧
『ナイト ミュージアム』シリーズには実在する博物館が舞台として使われています。ここからは『ナイトミュージアム』3作品で登場した博物館3つを紹介していきます。
『ナイト ミュージアム』の舞台①
アメリカ自然史博物館
映画『ナイト ミュージアム』(2006)に登場した実在する博物館「アメリカ自然史博物館(American Museum of Natural History)」。ニューヨークの人気観光スポットの一つでニューヨークのセントラルパーク西側のアッパーウエストサイドに位置します。中には『ナイト ミュージアム』でも登場した恐竜や動物、モアイ像といったキャラクターも展示されており、まるで『ナイト ミュージアム』の世界に足を踏み入れたような感覚になります。「対話」をテーマに掲げた博物館ということで映画の舞台にぴったりの場所。NYを訪れる際は旅程に入れてみてはいかがですか?
一般入場料
(一般展示)
大人:$23
子供:$13(3~12歳)
シニア:$18(60~歳)
学生:$18(ID要)
一般入場料+1
(一般展示+特別展1つ)
大人:$28
子供:$16.50(3~12歳)
シニア:$22.50(60~歳)
学生:$22.50(ID要)
一般入場料+すべて
(一般展示+特別展すべて)
大人:$33
子供:$20(3~12歳)
シニア:$27(60~歳)
学生:$27(ID要)
『ナイト ミュージアム』の舞台②
スミソニアン博物館
映画『ナイト ミュージアム2』(2009)に登場する「スミソニアン博物館(Smithsonian Museum)」。ここは19の博物館と教育研究機関の集合体で、その多くはワシントンD.C.の中心部にあるナショナル・モールに設けられています。中には本物の航空機やライト兄弟のフライヤー号、映画『トップガン』に登場した「F-14D トムキャット」、日本の紫電改等第2次世界大戦で使用された各種戦闘機などが展示されていることで有名であり、その他にもスペースシャトルなどの宇宙関連のものが飾られています。そんな「スミソニアン博物館」は入場料が無料であり、19の施設のうち11の施設はアメリカ合衆国議会議事堂とワシントン・モニュメントの間に位置するので、歩いて回ることができます。
『ナイト ミュージアム』の舞台③
大英博物館
映画『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』(2014)に登場する「大英博物館(British Museum)」。ロンドン観光の最大の目玉で約800万点の収蔵点数を誇ります。主にロゼッタストーンやミイラといった考古学的に貴重な美術品や書籍、略奪品などが展示されています。常時展示されているものだけでも15万点もあるので、1日で全てを見ることはほぼ不可能と言われています。また、「大英博物館」の入場料は無料ですが、維持・管理のために寄付が推奨されています。ロンドン観光を予定されている方は是非「大英博物館」を旅程に入れてみてはいかがですか?
『ナイト ミュージアム』シリーズのトリビア
ここからは映画『ナイト ミュージアム』シリーズのトリビアを紹介します。これだけ知っておけば映画をさらに楽しめるはずです。では紹介していきます。
アカデミー賞主演男優賞を受賞したラミ・マレックが出演⁉︎
映画『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』(2014)には2018年の社会現象を巻き起こした話題作『ボヘミアン・ラプソディ』のフレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレックが出演しています。本作でラミ・マレックが演じるのは古代エジプトの王子アクメンラー。初登場シーンも白い布でぐるぐる巻きにされており、気づかない人も多いかと思います。
このアクメンラーの衣装は衣装デザイナーのレネー・エイプリルの中で困難を極めたものだったそうで、「彼はミイラなので布で包める衣裳を作らなければならなかった。同時に、偉大な不エジプトのファラオとしての輝きと栄光の頭飾りと、大きい黄金のコートが必要だったの。この衣裳はたくさんのビーズを使用したのでとても時間がかかったわ。」と話しています。
いたずら猿のデクサは本物⁈
可愛いけどいたずら好きの猿デクスター。ラリーが腰につけている博物館の鍵を盗み、ニヤッと悪戯笑みを浮かべる姿はまるで人間っぽいですよね。特にラリーにいたずらを続け、互いにビンタし合うシーンは個人的にお気に入り。
そんなデクスターですが、実は「クリスタル」と名付けられた調教された本物のお猿さんだったのです。もちろん、CGも使われているシーンもありますが、そのほとんどが「クリスタル」本人が演じています。
ガムガムを欲しがるモアイ像って?
自然史博物館に展示されているモアイ像。「お前ボケボケ」とラリーに話しかけたり、「ガムガムよこせ」とお願いするシーンは印象的ですよね。
そんなモアイ像がガムを欲しがる理由は、単に他の展示品と違って身動きが取れず、口だけが動かせるということが要因となっています。ガムを食べることは「集中力、癒し、リラックス効果」を与えますが、モアイ像はもぐもぐさせて膨らませるガムを娯楽品として楽しむためのものとしてラリーに要求したのでした。
『ナイト ミュージアム』にはあの有名ソングも流れた⁈
『ナイト ミュージアム』(2006)には『ロッキー3』(1982)の主題歌としてもリリースされたアメリカのロックバンドであるサバイバーの「アイ・オブ・ザ・タイガー(Eye of the Tiger)」が流れます。『ロッキー4/炎の友情』(1985)でも使われた1曲が本作でも最高の瞬間に流れます。
『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』には驚きのカメオ出演が⁈
映画『ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密』(2014)にはカメオ出演している俳優がいます。その1人は『X-MEN』シリーズや『グレイテスト・ショーマン』(2017)などで知られるヒュー・ジャックマン。彼は舞台でアーサー王を演じていましたが、突如劇に乱入したランスロットに狼狽ていました。ランスロットを威嚇する際には、『X-MEN』シリーズでお馴染みのウルヴァリンの演技で威嚇し、ファンからしたら嬉しいものでした。
そしてもう1人、本人役として出演している俳優アリス・イヴ。彼女は『セックス・アンド・ザ・シティ2』(2010)や『スタートレック イントゥ・ダークネス』(2013)などに出演したことで知られており、本作では舞台でグィネヴィアを演じ、ジャックマンと同様ランスロットに狼狽えていました。
映画『ナイト ミュージアム』シリーズは大人も子供も楽しめる傑作!
映画『ナイトミュージアム』シリーズは世界中の博物館に影響を与えた傑作です。ファンタジックな世界観と博物館の展示物が動き出したらという非現実を見事ミックスさせた大人も子供も楽しめる映画です。この機会に家族や恋人と一緒に観賞してみましょう!
今回は以上です。
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