映画『REC/レック』シリーズ一覧｜全４作品のあらすじ・キャスト・スタッフを紹介！

スペインの「眠らぬ街」というローカルTVリポーターのアンヘラ・ビダルは、夜勤の消防士に密着取材をしていた。カメラマンのパブロと共に取材を進めていく中で、突然の通報とベルが鳴り始める。急いで準備をして消防車に乗り込んでいく消防達と共にアンヘラとパブロも着いていくことに。現場に到着した一行は、「アパートに閉じ込められている人がいる」という通報を受け、警察、消防、そしてアンヘラとパブロが問題の部屋へ向かう。そこには１人の血塗れぼ老婆がいた。暗がりにいる老婆に対し、警察官は怪我をしているようだから救急車が車で大人しくしているように促す。だが、次の瞬間、血塗れの老婆が警察官に飛びかかり、首の肉を噛みちぎったのだ。負傷した警察官の止血にあたりながら、アンヘラたちは急いで１階に非難する。だが、アパートの中は保健当局によって封鎖され、安全が解除されるまで外に出られなくなってしまい…。

謎の伝染病による惨劇が起こったバルセロナ郊外の封鎖されたアパートに特殊部隊SWATが突入の準備をしていた。隊員の１人、マルトスのヘルメットにはCCDカメラが搭載され、保健省の職員オーウェン博士の護衛として封鎖されたアパートに突入する。だが、２時間前に突入した別部隊との連絡が取れなくなったままだった。

中に入った一行の前に広がっていたのは、床一面の血溜まりだった。オーウェン博士は、謎の伝染病の空気感染しないこと、血や唾液の中にウイルスがあると説明する。隊員達は博士が何か隠しているのではないかと不審に思いながらも、オーウェン博士と隊員たちは最上階の部屋に向かうのだが…。

バルセロナ郊外の謎の病原菌に感染し封鎖されたのと同じ頃…。
新郎コルドと新婦クララは結婚式が行われる式場へ向かうところだった。だが、新郎の叔父ぺぺが病院の前で犬に噛まれたこと以外は全て順調だった。教会で結婚式が行われ、会場を移して披露宴が催される頃、叔父が体調を崩し始め、柱の隅で吐き始める。そして叔父は会場２階手すりから乗り越え、駆け寄った中年女性に噛み付いた。その女性も叔父と同じように豹変し、会場は地獄とかす。パニックに陥る会場で皆散り散りになって逃げ脱出を試みるが、会場の外も豹変した人々で溢れかえっていた…。

謎のウイルスが蔓延したアパートのただ１人の生存者であるアンヘラ。彼女は軍の特殊部隊に救助され、目が覚めると大型貨物船にいた。その中にはアンヘラを助けた軍の特殊部隊、そして孫の披露宴中に感染に巻き込まれた記憶が抜けている老婆。その船はウイルスを研究する施設でいしリカルテ達が実質的権利を握っており、研究者達はアンへラたちを感染者と疑い隔離していたのだ。身の危険を察知し、アンヘラとグスマンは船からの脱出を試みるが、医師達が運び込んだ実験動物が何者かの手によって解放され、船内にも感染の波が広がり…。