『TAXi』シリーズ一覧のおすすめの観る順番は？｜あらすじ・キャストを紹介！

ピザ配達員のダニエル・モラレース（サミー・ナセリ）は夢を叶え、ピザ屋を退職。その退職記念に宅配のスピード記録を更新。仲間に惜しまれつつその場をさる。

彼はその次の日に陸運局に出向き、個人タクシーの影響許可書を受け取り、晴れて念願のタクシードライバーになった。ダニエルの愛車は”プジョー・406”。ボタン１つでレーシングカーの如き姿に変形し、どんな場所であってもハイスピードでお届け。ある時は「25分以内に空港に行きたい」という客を乗せ、当然のように信号無視。そして高速道路200キロオーバーの速度で走り抜け、空港まで予定より12分早い13分で到着するという驚異的な記録を打ち立てていた。

ダニエルがタクシードライバーとして活躍している頃、マルセイユ市内ではメルセデス・ベンツ・Eクラスの改造車に乗り、連続強盗事件を続けるドイツの強盗団「ベンツの強盗団」たちに警察は頭を悩まされていた。そんな中、ダニエルは警察官のエミリアン・クタン＝ケルバレーク（コレデリック・ディーファンタル）をタクシーに乗せ、警察署まで爆走してしまう。着いた瞬間、青ざめるダニエルだったが、エミリアは車に詳しい知識とレーサー顔負けのドライビングテクニックをかい、強盗団を捕まえるために運転免許剥奪の免除と交換条件に捜査協力を依頼する。

マルセイユ郊外でラリー選手権が開催されていた。優勝を狙うジャン＝ルイ・シュレッサーとアンリ・マーニュのペアは後ろから近く車に気付き驚く。その車はライバルのラリーカーではなく、ダニエル・モラーレスが運転するプジョー・406のタクシーだった。その車には産気づいた妊婦とその夫を乗せて病院へ急いでいた。驚く観客を尻目に病院に到着したタクシーに医師が駆け寄り、その場でお産させると言い出す。予定があるとダニエルはいうのだが、早く生まれることを祈るだけだった…。

その頃、マルセイユ警察の刑事エミリアン・クタン＝ケルバレークは27回目の運転免許の路上テストを合格していた。だが、これは教習所は本屋に突っ込み、試験管が厄介払いのために免許を交付したのだった。

そんな中、サミットのため訪仏した日本の防衛庁長官がマルセイユ警察のマフィア対策を視察しに訪れた。しかし、滞在中に突然黒ずくめの集団にエミリアンの恋人ペドラと防衛長官が連れ去られる。襲撃現場を調べると、タイヤ痕からマルセイユでは見慣れない三菱・ランサーエボリューションⅣだとわかる。これから犯人グループは日本のヤクザだと推理するのだった。

クリスマスを迎えようとする冬のマルセイユで１人の男がシルヴェスター・スタローンがサンタクロース強盗団から逃げていた。水面まで追い詰められたスタローンは、停車しているタクシーに目をつけ、20分以内に空港へ行くように頼む。そのタクシーのドライバー、ダニエル・モラレースは目を輝かせ、愛車プジョー・406を走らせる。

その頃、マルセイユ警察の刑事エミリアン・クタン＝ケルバレークは悪夢で目を覚ました。その原因は８ヶ月前からマルセイユを騒がしている強盗団「サンタ強盗」の捜査が難航していることからプレッシャーに感じていたのだ。それと同時に、ダニエルの恋人リリーは車内優先の生活を続けるダニエルに嫌気がさし、ダニエルの家を出て行ってしまう。途方にくれるダニエルだが、妊娠検査薬によってリリーが妊娠していることに気づく。そしてエミリアン刑事の妻ペトラも妊娠していたのだ。

一方、署内ではキウ（バイ・リン）と名乗る中国系の女性記者がジベールに密着取財を行なっていた。そんなある日、サンタ強盗から犯行予告が届けられ、予告のあった銀行へ向かう。銀行に到着したマルセイユ署の面々はサンタ強盗が現れるのを待っていると、モンスタートラックが次々と警察車両を踏み潰し、逃走を図る。逃走するトラックを追うマルセイユ署だったが、何軒もの住宅を破壊しただけで犯人の手がかりを得ることはできなかった。

マルセイユの警察署長シベールは特殊部隊を率い、ホテルの一室に向かっていた。そこには人気サッカー選手、ジブリル・シセの姿があった。マルセイユのチームに移籍したシセはジベール達に不法入国者と信じ、シセは連行されるのだった。しかし、警察隊の車両が玉突き事故を起こし、シセの乗った車は立ち往生してしまう。しかも、キックオフの時間が迫り、時間の猶予がなかった。そんな時、時間を気にするシセにエミリアンから「頼れる男がいる」と話される。次の瞬間、猛スピードでブジョー・407とダニエルが現れる。シセは運転席のダニエルに８分で試合が始まってしまうことを告げる。その瞬間、ダニエルは見事なハンドル捌きで車を追い抜き、スタジアムに急ぐ。

スタジアムに到着した３人であったが、駐車場は満車。そこでダニエルはスタジアムのピッチにプジョーを乗り込ませることを思いつき、見事ピッチにシセを降り立たせたのだ。

その後、ダニエルとエミリアンは子供のサッカーの試合を応援しに向かう。懸命に息子を応援する２人に１本の電話があった。

アルジェリアのとある砂漠を疾走するタクシーの姿があった。街に到着し、車を降りるドライバーの携帯に「エディ」と名乗る男からの着信が来る。この「エディ」という人物はかつて伝説のタクシードライバーだったダニエルの甥にあたる人物だった（内容はすぐにタクシーを返却するようにというもの）。

その１週間前のパリ。最高のドライビングテクニックを持ちながら、自信過剰で問題ばかり引き起こしていたシルヴァン・マロが左遷され、地方都市マルセイユへやって来ていた。所長のアランに案内された同僚達は、イタズラ好きなメナール、小柄なミシェル、監視・追跡狂レジス、色も男も大食いするサンドリーヌと変人ばかりの職場に辟易しまい、早々に現場に向かう。

マルセイユでは可憐に宝石を盗んでいるイタリア強盗団に手を焼いていた。マルセイユ署には市長のジベールから彼らを逮捕するよう厳命し、マロをリーダーに抜擢する。特殊部隊へ異動する夢を諦めないシルヴァン・マロはパリへ戻してもらうために仕事に燃えていた。

そんなマロたちが目撃したのは客を乗せたままバスレーンに潜入するエディの姿だった。エディを阻止しようとするが、マロをはねて逃走。逆上したマロは、同行していたサンドリーヌと共にエディを追うが逃げられてしまう…。

NYの街中を１人のバイクメッセンジャーが道なき道を疾走していた。ある時は地下鉄構内やデパート内を突き抜け、バイクメッセンジャーの詰所に辿り着く。仲間に迎えられたメッセンジャー、ベル・ウィリアムズ（クイーン・ラティファ）は配達時間の新記録を達成したことを仲間に伝えられる。この日でメッセンジャーをはれて退職し、念願のタクシー運転手に転職したのだ。

ある時、客待ちをするベルのタクシーに１人の男が乗り込んできた。その男は空港へ15分以内でつけたら100ドル払うという男の頼む。ベルは不適な笑みを浮かべ、運転席に隠されたコンソールパネルを開き、スイッチを操作する。次の瞬間、ベルのタクシーはレーシングカーのような出で立ちに変形したのだ。あらゆるテクニックを駆使し、街のあらゆる道を爆走。途中、警察の白バイに見つかり追跡するが、白バイの目を欺くことができるのでした。

NYPD125分署所属の女刑事キャットは真面目で優秀だが極度の運転音痴。運転免許の試験には３回も落ち、そして車も２台廃車、ついには上司から車を没収されてしまった程だった。そして上司のベイカー警部の徒歩巡回を命じられてしまった。

そんな中、タクシー運転手のレオは凄腕のドライバーとして仕事をしていた。だが、ひょんなことから銀行強盗の運転手役として間違えられ、キャットに逮捕されてしまう。