映画『1917 命をかけた伝令』のあらすじ・キャストについて知りたいなぁ…。
こんな疑問を解決します。
- 2019年のイギリス・アメリカ合作の戦争映画
- アカデミー賞3部門(撮影賞・録音賞・視覚効果賞)
ゴールデングローブ賞(作品賞・監督賞)を受賞! - 類を見ない驚愕の全編ワンカット映像!
戦場に密着する異次元の映画没入体験。
<命がけの壮絶なミッション>に同行せよ!
本作『1917 命をかけた伝令』は完璧なまでに計算されたカメラワークと俳優の演技が定評のある映画である。”リアルタイム”の兵士の1日に注力した作品であるが、”野外ロケでワンカット撮影”という驚きの手法が採用されており、例えば敵兵士からいつ狙撃されるかわからない恐怖、自然の猛威を身近に感じる体験、まさに実体験を再現するためのワンカット手法なのだ。また、本作の監督を務めたメンデス監督は祖父から聞いた戦争体験とロンドン帝国戦争博物館で見つけた当事者の証言、1917年当時の西部戦線の研究から作品の骨格が出来上がっており、本作がこれまで現実に近いものだと驚かされる。この現実に近い戦争体験をワンカット手法により「観客が主人公の道のり全てを一緒に歩み呼吸するように感じる」ために作られているのだ。まさに現代に生きる私たちを1917年の戦中に叩き落とす作品。押し付けるのではなく引き込んでしまうのだ。全編ワンカットに見える驚愕的な撮影技術と構造で兵士の1日をどう見せるか…実際に『1917 命をかけた伝令』をご覧になって見てほしい。100年後の私たちの先祖がこれを見て”戦争を擬似体験する”。そんな未来へのメッセージとなる作品だ。
今回は映画『1917 命をかけた伝令』のあらすじ・キャストについて紹介します。
『1917 命をかけた伝令』のあらすじ
1917 命をかけた伝令
(1917)
公開日:2020年2月14日
再生時間:119分
第一次世界大戦真っ只中の1917年。西部戦線ではドイツ軍の後退が始まりイギリス軍はこれを好機と思っていた。だが、その後退はアルベリッヒ作戦に基づく戦略的なドイツ軍の罠で連合軍をヒンデンブルク戦線まで誘引しようとするものだった。イギリス軍は航空偵察によって把握し、一刻も早く最前線にいる1600人の味方に作戦中止の命令を届ける必要があった。生憎通信手段が途絶えており、このままでは明朝に突撃する予定のデヴォンシャー連隊第2隊が全滅してしまう危機だった。そこで若い兵士スコフィールド(ジョージ・マッケイ)とブレイク(ディーン=チャールズ・チョッピマン)に重要な任務が命じられる。それは明朝までに作戦中止の命令を伝えること。そしてデヴォンシャー連隊第2隊の中にはブレイクの兄にも配属されていた。
戦場を駆け抜け、この伝令が間に合わなければ兄を含めた味方兵士1600人が命を落とし、イギリスは戦いに敗北することになる。こうして2人は塹壕を抜け出し、いくつもの危険が待ち受ける無人地帯(ノーマンズランド)へと飛び込んでいく。
『1917 命をかけた伝令』
ウィリアム・”ウィル”・スコフィールド
(俳優:ジョージ・マッケイ)
ジョージ・マッケイはイギリスの俳優。彼は10歳で映画『ピーター・パン』で子役としてデビュー。そして2008年の『ディファイアンス』では撮影直前に交通事故に遭い目が開かなくなってしまった。だが、そんな状態で撮影に臨み監督のエドワード・ズウィックに感心された。その後、彼は『はじまりへの旅』(2016年)や『マローボーン家の掟』(2017年)、『16歳、戦火の恋』(2018年)に出演。彼はこの2016~2018年の活躍でキャリアを積んだ。そして本作では主演として出演し日本でも知られる俳優となる。
トム・ブレイク
(俳優:ディーン・チャールズ・チャップマン)
ディーン=チャールズ・チャップマンはイギリスの俳優。彼は10歳の頃からイギリスの子供番組『Fun Song Factory』で活躍し、2014年に『リピーテッド』で映画デビューを果たした。彼の主な出演作品には、『ゲーム・オブ・スローンズ』(2011年)のトメン・バラシオン役や本作での演技で知られており、ブレイク必至と呼び声高い俳優である。
スミス大尉
(俳優:マーク・ストロング)
マーク・ストロングはイギリスの俳優。彼はイギリス国内のTVや映画作品で活躍しており、悪役を演じることが多い俳優である。特に有名な出演作品には『シャーロック・ホームズ』でのマーク・ストロング役や『グリーンランタン』でのシネストロ役などで知られており、最近は映画『シャザム!』でのDr.サデウス・シヴァナ役を演じた。
レスリー中尉
(俳優:アンドリュー・スコット)
アンドリュー・スコットはアイルランドの俳優。彼はBBCのドラマ『SHARLOCK(シャーロック)』でジム・モリアーティ役やジェームズ・モンドシリーズ『007 スペクター』でマックス・デンビーを演じたことで知られている人気俳優。『SHAROCK(シャーロック)』では英国アカデミー賞テレビ部門最優秀助演男優賞。そして『パレッドへようこそ』(2014年)で英国インディペンデント映画賞最優秀助演男優賞を受賞している。
ジョセフ・ブレイク中尉
(俳優:リチャード・マッデン)
リチャード・マッデンはスコットランドの俳優。彼はHBOのTVドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のロブ・スタース役やドラマ『ボディガード -守るべきもの-』のデイビッド・バッド役で知られている。その演技力の高さから2013年にはディズニー映画『シンデレラ』の王子役にも抜擢。そして『ロケットマン』でジョン・リード役を演じた。
エリンモア将軍
(俳優:コリン・ファース)
コリン・ファースはイギリスを代表する俳優。彼は『ラブ・アクチュアリー』や『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズなどで知られるようになる。それからは映画『シングルマン』(2009年)でヴェネツィア国際映画祭男優賞を受賞、さらに第82回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた。彼の出演作品には、『英国王のスピーチ』『キングスマン』『メリー・ポピンズ リターンズ』などが有名である。
マッケンジー大佐
(俳優:ベネディクト・カンバーバッチ)
ベネティクト・カンバーバッチはイギリスの俳優。彼は2001年から古典舞台で重要な役割を演じた。それから3年後、BBC『ホーキング』で若き日のスティーヴン・ホーキングを演じモンテカルロ・テレビ歳の主演男優賞を受賞した。そして2006年、伝記映画『アメイジング・グレイス』でウィリアム・ピット役でロンドン映画批判家協会賞助演男優賞にノミネート。その翌年から次々に有名作に出演し、2010年にBBCドラマ『SHERLOCK(シャーロック)』で主演を演じ、英国アカデミーテレビ賞主演男優賞にノミネートされた。彼の主な出演作として、『スタートレック イントゥ・ダークネス』『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』『ドクター・ストレンジ』などがある。
サンダース軍曹
(俳優:ダニエル・メイズ)
ダニエル・メイズはイギリスの俳優。彼はBBCのドラマ作品に次々に出演するようになり様々な役柄で出演。そして2001年に『パール・ハーバー』でパイロット役。2002年に『人生は、晴々晴れ』でジェイソン役に出演した。彼の有名作には、スター・ウォーズ アンソロジー・シリーズの映画『ローグ・ワン/スターウォーズ・ストーリー』が有名である。
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