映画『ハンガー・ゲーム』のあらすじ・キャストについて知りたいなぁ…。
こんな疑問を解決します。
- 2012年のアクション映画シリーズ
- スーザン・コリンズのシリーズ小説『ハンガー・ゲーム』が原作
- 主役にジェニファー・ローレンス、監督にゲイリー・ロース
映画『ハンガー・ゲーム』のあらすじ・キャストについてまとめていきます。
『ハンガー・ゲーム』のあらすじ
ハンガー・ゲーム
(The Hunger Games)
公開日:2012年9月28日
再生時間:142分
舞台は巨大独裁国家”パネム”は富裕層の住む都市”キャピトル”と12の隷族地区から構成された近未来のアメリカ。そこでは「反逆防止協定」により、12の地区は反乱の罰として12歳から18歳の少年と少女を1人ずつ刈入れの儀式にて選出され、1人の勝者が決まるまで命をかけたサバイバルゲーム”ハンガー・ゲーム”が年一度行われていた。
第12地区(炭坑地区)…
第74回の刈入れの儀式(ハンガー・ゲーム選出)の日、初めて対象年齢となる妹プリムローズ・エヴァディーンと姉カットニス・エヴァディーンは立ち入り禁止の札を抜け狩に出かけていた。カットニスは弓矢の名人であり狩猟の腕も抜群に上手く、リスや鹿などを最も簡単に射止める。そんなカットニスは幼なじみのゲイルと惹かれ合う関係だった。
刈入れの儀式…
裁判所の前では12歳から18歳までの男女が集められていた。選出方法はくじ引きであり名前の用紙が引かれる。そこで選ばれてしまったのはプリムだった。それ知った瞬間、姉のカットニスが自ら志願し生き残りのゲームに参加することになる。第12地区初の志願者として女性部門の代表カットニス・エバディーン、そして男生部門ピーター・メラークが選ばれた。選ばれた瞬間、人民たちは人差し指と中指、そして薬指を立て、腕を頭上に健闘を祈るポーズを取るのだった。
『ハンガー・ゲーム』のキャスト・登場人物
カットニス・エバディーン
(俳優:ジェニファー・ローレンス)
ジェニファー・ローレンスはアメリカの女優。彼女は17歳でキャリアをスタートさせ、『あの日、欲望の大地で』に出演し高い演技力から第65回ヴェネツィア国際映画祭で新人俳優賞を受賞。2010年には『ウィンターズ・ボーン』でリー・ドリー役の演技が評価され、アカデミー主演女優賞初め多くの映画賞にノミネートされた。そして彼女のブレイク作である本作『ハンガー・ゲーム』『世界にひとつのプレイブック』で主演を務め、第85回アカデミー賞主演女優賞を受賞。それからは若手女優の注目株として引っ張りだことなる。それもあって2014年には英Glamour誌が選ぶ2014年ベストドレッサー賞の第1位に。そしてBANG Media International調べの「2014年に最も興行収入の高かった俳優のリスト」の第1位で世界興行収入14億ドルを記録した。彼女の主な出演作品として、『X-MEN』シリーズ『アメリカン・ハッスル』『ジェイ』『レッド・スパロー』などがある。
ピータ・メラーク
(俳優:ジョシュ・ハッチャーソン)
ジョシュ・ハッチャーソンはアメリカの俳優。彼は8歳でオーディションを受け、2002年のTV映画『House Blend』でデビュー。そして翌年『アメリカン・スプレンダー』のロビン役で映画デビューを果たす。そして映画『ザスーラ』でウォルター・バドウィング役を演じ若手アーティスト賞を受賞。その後、彼のキャリアは急成長を始め、2007年に『テラビシアにかける橋』でジェス・アーロンズ役を演じ批評家から好評を得た。そして彼の代表作『センター・オブ・ジ・アース』シリーズ、『ハンガー・ゲーム』シリーズに出演し話題になった。
ゲイル・ホーソーン
(俳優:リアム・ヘムズワース)
リアム・ヘムズワースはオーストラリアの俳優。彼は兄のルーク・ヘムズワース、クリス・ヘムズワースの後を追って俳優業に進み、16歳でオーディションに参加した。そして2009年からアメリカに拠点を移すと、2010年に『ラスト・ソング』でウィル・ブレークリー役でティーン・チョイス・アワード映画部門新人賞を受賞。そして本作『ハンガー・ゲーム』でゲイル・ホーソーン役でティーン・チョイス・アワード映画部門泥棒賞を受賞した。彼は今作でのゲイル役で最も知られており、他の作品では『エクスペンダブルズ2』や『パワー・ゲーム』『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』での出演で知られている。
ヘイミッチ・アバナシー
(俳優:ウディ・ハレルソン)
ウディ・ハレソンはアメリカの俳優で悪役やスキャンダラスな役を演じることが多い。彼はニール・サイモンの舞台でデビューを果たすと、TVシリーズ『チアーズ』で人気を博す。そして1992年から映画作品に出演するようになり、その2年後…オリバー・ストーン監督の話題作『ナチュラル・ボーン・キラーズ』でミッキー・ノックス役を演じ頭角を現す。そして1996年ミロシュ・ファアマン監督の『ラリー・フロント』で主役を演じ、アカデミー主演男優賞にノミネート。彼は演技の実力はトップクラスであるものの、マフィアの殺し屋の父の影響か問題行動を起こすことも多いことで知られている。彼の主な出演作品としては、『ゾンビランド』シリーズ、『メッセンジャー』、『グランド・イリュージョン』シリーズなどがある。
エフィー・トリンケット
(俳優:エリザベス・バンクス)
エリザベス・バンクスはアメリカの俳優、プロデューサー、映画監督。彼は低予算映画でデビューを果たすと、2002年の『スパイダーマン』のベティ・プラント役、そして同年の『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』でルーシー・フォレスト役を演じたことで有名になる。その後、女優としてのキャリアを積み重ねていき、主役の妻やガールフレンドなどを演じるまで上り詰めた。その後、『ハンガー・ゲーム』シリーズで華やかな女性エフィー・トリンケット役や『ピッチ・パーフェクト』シリーズ、『チャーリーズ・エンジェル』などが有名である。
シナ
(俳優:レニー・クラヴィッツ)
レニー・クラヴィッツはアメリカのシンガーソングライター、ミュージシャン、俳優。彼はミュージシャンとしての顔が広く、グラミー賞最優秀男性ロック・ヴォーカル・パフォーマンス賞を受賞している。俳優活動としては2009年に映画『プレシャス』で俳優デビュー。その後、本作『ハンガー・ゲーム』シリーズや『大統領の執事の涙』に出演した。
シーザー・フリッカーマン
(俳優:スタンリー・トゥッチ)
スタンリー・トゥッチはアメリカの俳優、映画監督。彼は1982年に『The Queen and the Rebels』でブロードウェイデビュー。そして1985年に『女と男の名誉』で映画デビューを果たす。その後、1996年にジョセフ・トロピアーノ脚本の『シェフとギャルソン、リストランテの夜』をキャンべル・スコットと共に監督を務め、その2年後にTV映画『Winchell』でエミー賞とゴールデン・グローブ賞主演男優賞を受賞した。そして2009年の『ラブリーボーン』でジョージ・ハーヴィ役で第82回アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。また、彼は2020年公開の『キングスマン:ファースト・エージェント』に出演する。
スノー大統領
(俳優:ドナルド・サザーランド)
ドナルド・サザーランドはカナダの俳優で名脇役として知られている。彼はハイウッドの殿堂ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム入りしている。そして彼は2016年に第69回カンヌ国際映画作コンペティション部門の審査員にも選出されており、2019年にはドメスティア賞(生涯功労賞)を受賞している俳優である。主な出演作品には、『ミニミニ大作戦』『ヒューマン・トラフィック』『ハンガー・ゲーム』シリーズなどが有名である。
セネカ・クレーン
(俳優:ウェス・ベントリー)
ウェス・ベントリーはアメリカの俳優。彼は1998年のジョナサン・デミ監督作品『愛されし者』の端役でデビュー。その1年後、サム・メンデス監督の『アメリカン・ビューティー』で知られるようになる。その後、彼は『ゴーストライダー』でのウェス・ベントリー役、『インターステラー』でのドイル博士役で人気を博した。最近の出演作品には、『ピートと秘密の友達』『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』『ベスト・オブ・エネミーズ〜価値ある闘い〜』などがある。
クラウディウス・テンプルスミス
(俳優:トビー・ジョーンズ)
トビー・ジョーンズはイギリスの俳優。彼は大学卒業後の1992年に『オルランド』で映画デビュー。その後、彼は『ハリー・ポッター』シリーズで妖精トビーの声を担当。2006年には映画『Infamous』で主役のトルーマン・カポティ役。2007年には映画『ミスト』でオリー役として出演した。
ケイトー
(俳優:アレクサンダー・ルドウィグ)
アレクサンダー・ルドウィグはカナダの俳優。彼は9歳の時に『ハリー・ポッター』のCMに出演すると、2007年に『光の六つのしるし』、2009年に『ウィッチマウンテン/地図から消された山』で主役を演じたことで注目を浴びた。その後、2012年『ハンガ・ゲーム』で注目を集め、2013年に『ローン・サバイバー』でシェーン・パットン役を演じた。
クローヴ
(俳優:イザベル・ファーマン)
イザベル・ファーマンはアメリカの女優。彼女は2008年に『ゴースト 〜天国からのささやき』での演技からヤング・アーティスト賞にノミネート。その翌年、映画『エスター』でエスター役として知名度をあげた。その後、『アフター・アース』『セル』『ダーク・スクール』などに出演した。
ルー
(俳優:アマンドラ・ステンバーグ)
アマンドラ・ステンバーグはアメリカの女優、フェミニスト。彼女は2011年に映画『コロンビアーナ』で幼少期のカトレア・レストレポ役でデビュー。そして本作『ハンガー・ゲーム』でのルー役で大きな注目を集め、女優としてのキャリアを重ねた。また、彼女は同性愛者として知られており、フェミニズム活動家として積極的に行動している。
プリムローズ・エヴァディーン
(俳優:ウィロック・シールズ)
ウィロウ・シールズはアメリカの女優。彼女には2人の兄がおり、両者とも役者である。8歳で短編映画『Las Vegas New Mexico 1875』に出演して以来、TVシリーズ『In Plain Sight』やTV映画『Beyond the Blackboard』に出演。そして2012ねんに公開された本作で主人公の妹役を演じ人気を博した。映画作品としては本作以外ないが、その美しさから注目が集まっている女優である。
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