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『カイジ』シリーズを徹底解説|あらすじ・キャスト・ギャンブルまとめ

映画『カイジ』シリーズを徹底解説|あらすじ・キャスト・ギャンブルまとめ
(C)福本伸行 講談社/2020映画「カイジ ファイナルゲーム」製作委員会

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映画『カイジ』シリーズは藤本伸行による原作『賭博黙示録カイジ』を実写化した作品。アニメ化やゲーム、パチンコ機といったメディアにも進出しており、日本を”ざわ…ざわ…”の渦に巻き込み続けています。

実写化作品は伊藤カイジを藤原竜也が演じたことで知られており、クズ役としての配役が増えた作品となっており、第1作目には「賭博黙示録カイジ」と「賭博破戒録カイジ」の一部を基に。第2作目は「チンチロ」と「沼」編をベースにしつつ、ストーリーは原作を大幅にアレンジしているもの。そして最終シーズンである第3作目には原作者である福本伸行のオリジナルストーリーとして映画化されました。

本記事では『カイジ』シリーズについてのあらすじやキャストを紹介します。前半は『カイジ』シリーズのあらすじや主要キャスト。そして後半にギャンブルなどを紹介していきます。

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目次

カイジ〜人生逆転ゲーム〜(2009)

あらすじ

予告動画

キャスト

スタッフ

カイジ2 人生奪回ゲーム(2011)

あらすじ

予告動画

キャスト

スタッフ

カイジ ファイナルゲーム(2020)

あらすじ

予告動画

キャスト

スタッフ

映画『カイジ』シリーズ主要キャスト

伊藤開司(演:藤原竜也)

伊藤カイジ(演:藤原竜也)

伊藤カイジは定職につかず、怠惰な生活をおくる人物。挙句の果てに友人の借連帯保証人となったせいで多額の負債を抱えてしまい、帝愛グループが主宰する命懸けのギャンブルに挑むこととなる。お人好しにも程があり、人を信用しやすい性格をしているのだが極限状態に追い込まれると抜群の勝負強さを発揮する。

藤原竜也は演劇派俳優として高い評価を得ている人物。本作や『藁の楯』(2013)で人間のクズ役を演じたことからクズ役を演じることが増えた。中でも彼の出演作品には、『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』(2014)や『22年目の告白 -私が殺人犯です-』(2017)、『DIner ダイナー』(2019)などがある。

遠藤凛子(演:天野祐希)

天野祐希(演:遠藤凛子)

遠藤凛子は帝愛グループの幹部としてカイジを命懸けのギャンブルに引き込んだ人物。彼女は金融会社の社長であり、目の敵である利根川を倒すためにカイジと手を組むことに…。

天野祐希は元宝塚歌劇団月組きっての人気男優として名を馳せたトップスター。彼女は28さいのときに『ミー・アンド・マイガール』で退団し、その後は舞台ではなく映像の仕事にこだわるようになり、仕事を選ばずにTVドラマや映画に出演するようになった。彼女の代表作には、『女王の教室』(2005)や『トップキャスター』(2006)、『Around40〜注文の多いオンナたち〜』(2008)などがある。

利根川幸雄(演:香川照之)

利根川幸雄は帝愛グループの最高幹部の1人。第1作目の舞台となる”エスポワール号”で進行を司り、「負け組」たちにド正論を吐く。「甘えるな!世間はお前らのお母さんではない」「勝つことが全てだ!勝たなきゃゴミだ」と言い切るシーンは見どころ。

香川照之は歌舞伎役者にして俳優も務める人物。彼は日本アカデミー賞で6度も助演男優賞を受賞した実力派俳優であり、彼の演技は一気にその場の空気を変えるものがあります。彼の出演作品には、『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』(2002)や『龍馬伝』(2010)、『半沢直樹』シリーズなどがある。

船井譲次(演:山本太郎)

船井譲次(演:山本太郎)

船井譲次は”ギャンブルクルーズ”で行われた<限定ジャンケン>でカイジをカモにした姑息なペテン師。彼は12回連続あいこでカードを出すことを提案することでカイジを欺くことに成功した。

山本太郎は高校一年生で「天才・たけしの元気が出るテレビ‼︎」の「ダンス甲子園」に出場し芸能界入り。それ以来、肉体派でありながらどこか素朴さを持つ優しく真面目な面と強面もできる俳優として出演しました。現在は日本の政治家として活動しており、2020年の東京都知事選に出馬し投票数3位で落選という結果に終わった。

石田光司(演:光石研)

石田光司は多額の負債を抱えているお人好しのオジサン。曲型的な騙されやすいタイプであり、借金を返すために”エスポワール”に参加する。

光石研はハリウッドデビューも果たした俳優。彼は岩井俊二監督や青山真治監督といった新鋭の映画監督の作品に出演したことで知られており、2011年には『あぜ道のダンディ』でデビュー以来33年ぷりの映画主演を務めた。彼の出演作には『陸王』(2017)や『未解決の女 警視庁文書捜査官』(2018)などがある。

大槻太郎(演:松尾スズキ)

大槻太郎

大槻太郎は帝国グループ地下帝国のE班担当の親父で人身掌握術に長けた人物。彼は帝愛グループと結託しており、地上で仕入れた嗜好品をぼったくり価格で地下労働者に売りつけたり、娯楽「チンチロリン」でイカサマを行なっていた。

松尾すずきは俳優、劇作家、演出家、脚本家、映画監督、コラムニスト。映画監督としては『恋の門』(2014)がデビュー作であり、ヴィネツィア国際映画祭にも出品された。また、小説では『クワイエットルームにようこそ』で第134回芥川賞候補ともなり、多彩な才能を披露している。

石田裕美(演:吉高由里子)

石田裕美

石田裕美は石田光司の大切な娘。カイジと協力しゲームに挑む。

吉高由里子はアミューズ所属の女優。彼女は2006年の映画『紀子の食卓』でデビューし、第28回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を受賞した。その後、2009年には月9ドラマ『東京DOGS』のヒロイン役に抜擢。そして2010年には『美丘 -君がいた日々-』で地上波連続ドラマ初主演を果たした。

一条聖也(演:伊勢谷友介)

一条聖也は帝愛グループが秘密裏に経営する裏カジノの店長。<人喰い沼>をコントロールしており、一玉4,000円で最低750発を買う300万円の勝負から挑戦可能」という度外視の賭け金と、「1度でも当たればそれまでに累積された賭け金を総取りできる1発台」という博打の醍醐味を体現した裏カジノの目玉である巨大パチンコ台<沼>を引き継いだ。

伊勢谷友介は俳優、映画監督、美術家、実業家。彼はモデルとしても人気であり、主に映画で数多くの作品に出演し続けている。彼の出演作品には、NHK大河ドラマ『龍馬伝』(2010)や『監獄のお姫さま』(2017)に出演。現在は大麻所持で大麻取締法違反の容疑で懲役1年、執行猶予3年の判決を言い渡されている。

坂崎孝太郎(演:生瀬勝久)

坂崎孝太郎

坂崎孝太郎はかつて有名なゼネコンで現場監督をしていた人物。不況のアオリを受けて自主退職させられた挙句にパチンコ三昧の日々を送るようになり、妻子に愛想を尽かされて離婚。今では裏カジノでパチンコをうつ借金まみれとなってしまった。

生瀬勝久は俳優、タレント、司会者として活躍する人物。彼は1990年代半ばからTVドラマに本格活動し、シリアスからコミカルまで様々な役がわを変幻自在に演じることで知られ、一癖二癖もあるキャラクターを演じることで引っ張りだこの俳優。主な出演作には『警部補 矢部謙三』(2010)や『スープ〜生まれ変わりの物語〜』(2012)、『あなたの番です』(2019)などがある。

黒崎義裕(演:嶋田久作)

黒崎義裕(演:嶋田久作)

黒崎義裕は利根川幸雄の失脚後、帝愛グループ内で最も早く王国に入り帝愛No.2の地位を不動のものとした。彼はカイジを「野良犬」と言い表しつつも警戒しながら勝負師としての力量を評価している。また、一条に「必勝の戦略があるだろうから舐めてかかるな」とカイジを侮らない。

嶋田久作は1988年の『帝都物語』での怪演っぷりが評価され、遅咲きながら短期間で異色俳優としての地位を固めた。これまでに290本以上のTVドラマ、130本以上の映画に出演しており、近年は『マエストロ!』(2015)や『シン・ゴジラ』(2016)、『ビジランテ』(2017)などがある。

高倉浩介(演:福士蒼汰)

高倉浩介

高倉浩介は総理秘書でゴールドジャンケンが得意とする人物。彼は政府が目論むプロジェクトの中心にいる。

福士蒼汰は研音グループ所属の俳優。彼は2011年に『美咲ナンバーワン‼︎』で俳優デビューを果たすと、その身体能力の高さとクールな演技から同年でTVドラマ初主演を果たした。その後、オリコン調べで2013年上半期ブレイク俳優ランキング」で1位、「2014年ブレイク俳優ランキング」で第1位にランクイン。映画出演作品は『図書館戦争』(2013)、『ストロボ・エッジ』(2015)、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(2016)などがある。

桐野加奈子(演:関水渚

桐野加奈子

桐野加奈子はカイジにに協力するヒロイン。「第2回若者救済イベント」の勝者であり、東郷からカイジと共に行動するよう依頼される。

関水渚は女優、グラビアアイドルとして活動している人物。彼女は石原さとみに憧れて芸能界入りを志し、「第40回ホリプロタレントスカウトキャラバン」のファイナリストに選ばれ、芸能界入りを果たす。そして2019年に映画『町田くんの世界』でヒロイン役に抜擢され、映画初主演ながら第43回山路ふみ子映画賞の新人女優賞を受賞。その後、『4分間のマリーゴールド』(2019)でドラマ初出演。2020年には映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』にコックリ役で出演した。

廣瀬湊(演:新田真剣佑)

廣瀬湊

廣瀬湊は大富豪で「若者救済イベント」主催者である東郷の秘書として3年間働き、プライベートのことまで熟知している人物。

新田真剣佑はトップコートに所属の俳優。彼は幼少期から空手や器械体操、水泳、ピアノといったものに明け暮れる日々を送っており、実力も折り紙つき。そして学業を優先してハリウッドで暮らした経歴を持ち、今ではハリウッドでも活躍する俳優である。今後の出演作には『名も無き世界のエンドロール』や『ブレイブ 群青戦記』、『るろうに剣心 最終章 The Final/The Biginning』などがある。

黒崎義裕(演:吉田鋼太郎)

黒崎義裕

黒崎義裕はカイジが所属する派遣会社の社長。帝愛グループの最高幹部の1人であり、わずか数年で日本の派遣業会のトップに君臨した。今では”日本の派遣王”とまで呼ばれている。

吉田鋼太郎は長年舞台に立ち続け、数々の人気ドラマに出演してきた俳優。近年では、『半沢直樹』(2013)では半沢の上司役、『花子とアン』(2014)で嘉納伝助役を演じたことで知られている。また、映画では『おっさんずラブ 〜LOVE or DEAD〜』(2019)で更に人気を博した。

映画『カイジ』シリーズで登場したギャンブル一覧

限定ジャンケン(第1作目)

限定ジャンケン
出典:『賭博黙示録カイジ』1巻91ページ

第1作目『カイジ〜人生逆転ゲーム〜』で登場した最初のギャンブル。大型客船「希望の船(エスポワール)」で開催された第3回「クリエイティブクルーズ」で登場しました。

参加者にはそれぞれ星3つを貼り付けるマジックテープとグー・チョキ・パーの3種類のカードを4枚ずつ、計12枚のカードが配られます。ゲームは単純にカードを1回につき1枚使用でき、他の参加者とジャンケン勝負をするというもの。

「限定ジャンケン」ルール・やり方

ルール

  • 星を1個100万円(計300万円)でエントリーする
  • 星の購入資金は借金として扱われ、利率1%の1分複利がつく
  • ゲーム終了時に星1個100万円で買い戻すことが可能

やり方

  1. 対戦相手を探し、承諾を得てから船内にあるボックスを挟んで1対1で向かい合う
  2. 自分が出すカードを決め、「ジャン・ケン・ポン」のカードを出す
  3. 買ったものには負けた元から星を1つ貰える
    (※アイコは星の移動なし)

この時、全てのカードを使い切った時点で星を3つ以上持っていれば勝ちとなります。

そして負けとなる条件は次の通りです。

「限定ジャンケン」の負けとなる条件・その後

条件

  • 制限時間である30分終了時にカードを使いきれなかった場合
  • 制限時間終了時に星が規程未満の場合
  • 星がなくなった場合

その後…

→別室送りとなる

ブレイブ・メン・ロード(第1作目)

電流鉄骨渡り
出典:7巻113~114ページより

第1作目『カイジ〜人生逆転ゲーム〜』で登場した2つ目のギャンブル。これは地下帝国の暮らしで働けないものたちが送られる「ブレイブ・メン・ロード」に病気になってしまった佐原、石田、カイジが挑戦します。

ルールはシンプルでビルの間に架けられた鉄製の細い橋を渡るだけ。挑戦者は1000万円の金券を持ち、ブレイブ・メン・ロードを渡ります。渡り切りさえすれば1,000万円を獲得することができますが、99%の確率で死が待ち受けています。

「ブレイブ・メン・ロード」の仕組み・注意点

仕組み

  • 地上74メートルに位置し、四角い棒状の鉄の一本橋を渡る
    (全長25メートル、幅は足の幅より少し広い)
  • 鉄骨には電流が流れている

注意点

  • 鉄骨に触れる=感電のショックで転落
  • 気圧変化による突風を受けながら扉を開ける必要がある

Eカード(第1作目)

Eカード
(C)福本伸行・講談社/2009「カイジ」製作委員会

第1作目『カイジ〜人生逆転ゲーム〜』で登場した3つ目のギャンブル。これは帝愛グループ最高幹部の1人である利根川とサシで勝負したカードゲームになります。

「Eゲーム」のルール・やり方

ルール

  • どちらが”皇帝”か”奴隷”を決める
  • 皇帝1枚、市民8枚(各4枚1セット)、奴隷1枚の3種類を使用

皇帝側

  • 皇帝:1枚
  • 市民:4枚

奴隷側

  • 奴隷:1枚
  • 市民:4枚

三者の関係

皇帝>市民>奴隷>皇帝

例えば…皇帝は市民に勝つ。市民は奴隷に勝てるが、皇帝は奴隷には勝てない。
(兵藤曰く、「Eカードは社会の縮図だが、現実そのままでは味気なさ過ぎるので、若干だが夢を持たせた」とある。)

  • 勝負は三本勝負
  • カードの提出は常に奴隷側から先出し
  • 奴隷側で買った場合は賭け金の10倍の報酬がもらえる
  • カイジが敗北した場合、負ければ”地下帝国”へ
  • 利根川が敗北した際は地下帝国の永住権剥奪+地下での永遠の労働が課せられる

やり方

  • 奴隷側が1枚カードをセット
  • 皇帝側が相手の顔色を伺いながらカードをセット
  • 同時に開けて勝負を決める

地獄チンチロ(第2作目)

地獄チンチロ
出典:『賭博破戒録カイジ』4巻36ページ

第2作目『カイジ 人生奪回ゲーム』で登場した1つ目のギャンブル。これはE班班長大槻によって考案されたゲームで地下王国の事情を加味し、特別なルールを付け足した変則チンチロリンとなっています。

「地獄チンチロ」のルール

基本ルール

  • 1人が親でそれ以外が子となり、出た目の強弱で個別に親と比べ合う
  • 買った方が役が決めた倍数の賭け金を受け取ることができる

役目について

  • 456(シゴロ):2倍づけ
  • 2-6ゾロ:3倍づけ
  • 1(ピン)ゾロ:5倍づけ
  • 123(ヒフミ):2倍づけ

+地下オリジナルルール

  • 親の目に関係なく子も振れる
  • 親をスルーすることが可能
  • 親の連続は勝っても2回まで
    (1回目:1の目、目なし、123、ションベンを出したら終了)
  • 掛け金の上限は2万ペリカ
    (親と子の同意で上限破棄も可能)

人喰い沼(第2作目)

人喰い沼
(C)福本伸行 講談社/2020映画「カイジ ファイナルゲーム」製作委員会

第2作目『カイジ 人生奪回ゲーム』で登場した2つ目のギャンブル。帝愛グループが経営する裏カジノの象徴的ゲームである”沼パチンコ”で1玉4,000円の通常の1,000倍のギャンブルパチンコ。挑戦するためには300万円(750発)・500万円(1,250発)・1,000万円(2,500発)のいずれかのパッキーカードを買って使うことになります。唯一の当たり穴(ジャックポット)に入らなければ一瞬で泡と消え、その蓄積され続けた玉は現金にすると10億円を超えるものとなっています。このジャックポットを出した人物は利根川と兵頭だけでした。

「人喰い沼」の設定

第一の関門釘の森

第一の関門には以上な数で並ぶ釘の森が設置されている。これは以下の確率で玉が届くようになっている。

  • 設定A:1/30(月1回)
  • 設定B:1/60(月5回)
  • 設定C:1/100(通常)

第二の関門”ブロックシステム”

第二の関門には電動チューリップ上部に配置されている可動役物でランダムに玉を弾く。この鉄壁のガードは釘の森を抜けた玉も1/3程度しかチューリップに到達しない。

第三の関門”三段クルーン”

最後の関門にして最大の難所”三段クルーン”は1段目のクルーンに3つの穴、2段目に4つ、3段目に5つの穴が空いている。そして3段目にジャックポットがあり、その時点でストックされている全てを獲得できる。確率的には1/30の確率でジャックポットまで辿り着くことができる。

つまり、最終的なジャックポット確率は次の通りとなっている。

ジャックポット確率

設定Aの場合

1/30×1/3×1/60=1/5,040(5,400回転=2,160万円分の玉が必要)

設定Bの場合

1/60×1/3×1/60=1/10,800(10,800回転=4,320万円分の玉が必要)

設定Cの場合

1/100×1/3×1/60=1/18,000(18,000回転=7,200万円分の玉が必要)

姫と奴隷(第2作目)

姫と奴隷
(C)福本伸行 講談社/2020映画「カイジ ファイナルゲーム」製作委員会

第2作目『カイジ 人生奪回ゲーム』で登場した映画オリジナルのギャンブル。これは「ブレイブ・メン・ロード」に代わる裏カジノの新アトラクションです。

「姫と奴隷」の基本ルール

基本ルール

  • 奴隷側が3ヶ所の檻を前にして逃げ場のない空間に足を枷で繋がれた状態で閉じ込められる
  • 奴隷は3個のボタンを1つだけ押すことができ、それと連動して檻が一ヶ所だけ開く
  • 姫が入った檻を開ければ賞金3,000万円
  • 檻にはライオンが入っている

(姫は自分の檻の番号を知っているが、奴隷側が死ねば単独で300万円が手に入る)

バベルの塔(第3作目)

バベルの塔
(C)福本伸行 講談社/2020映画「カイジ ファイナルゲーム」製作委員会

第3作目『カイジ ファイナルゲーム』で登場した映画オリジナルのギャンブル「バベルの塔」。これはスタッフの合図でゲームがスタートし、同時に目的地となるビルの場所が垂れ幕によって伝えられます。いち早く該当ビルの屋上に到着し、高さ約8メートルの房の頂上に貼り付けられた1枚のカードをに触れたものが勝者となります。そのカードの表面は”人生逆転カード”と呼ばれ、そのカードに打ち込んだ金額が与えられる電卓となっています(上限9億9,999万円)。そして裏面には”魔法のキー”で人生を変えることができる極秘情報が記されています。これは勝者が表か裏かの1つを選ぶことができます。

最後の審判 -人間秤-(第3作目)

最後の審判 -人間秤-
(C)福本伸行 講談社/2020映画「カイジ ファイナルゲーム」製作委員会

第3作目『カイジ ファイナルゲーム』で登場した映画オリジナルのギャンブル「最後の審判 -人間秤-」。これは保有資産が拮抗している2人が行うゲームで、全財産を金塊に換えて天秤に乗せその重さを競うギャンブル。このゲームは支援者を用意できるのが特徴で、「Family(家族)」「Friend(友人)」「Fixer(出資者)」「Fan(友人)」の4つに分類された金塊をのせることができます。この時、「Family」「Friend」「Fixer」はルーレットによって順番が決定し、現金だけでなく芸術品や土地の権利書といった金目のものを鑑定機によって金塊に変える事ができます。そして、「Fan」は観客が勝つと思う側の天秤に金貨を投票できるシステムで賭けた方が勝てば賭け金の2倍の金額を受け取る事ができます。

ドリームジャンプ(第3作目)

ドリームジャンプ
(C)福本伸行 講談社/2020映画「カイジ ファイナルゲーム」製作委員会

第3作目『カイジ ファイナルゲーム』で登場した映画オリジナルの死のギャンブル「ドリームジャンプ」。これは変速のロシアンルーレットギャンブルで1〜10のロープの中から1つを選び、バンジージャンプの要領で落ちるだけのゲーム。ですが、ロープがつながっているのは1本だけ。残り9本のロープは固定されておらず、そのまま叩きつけられて死亡という結果になります。この勝者1名は地面すれすれで止まることができ大金を手にすることができます。

ゴールドジャンケン(第3作目)

ゴールドジャンケン
(C)福本伸行 講談社/2020映画「カイジ ファイナルゲーム」製作委員会

第3作目『カイジ ファイナルゲーム』で登場した最後のギャンブル「ゴールドジャンケン」。これは高倉浩介が接待目的で頻繁に行っているゲームでルールは普通のジャンケンと変わらないのですが、三回勝負のうち1回は純金を握って出す必要があります。つまり、1回はグーを出さなければならないもので純金を握った上で勝つ事ができればボーナスとしてその金額をもらう事ができます。

映画『カイジ ファイナルゲーム』はカイジファンにはたまらない作品に!

(C)福本伸行 講談社/2020映画「カイジ ファイナルゲーム」製作委員会

映画『カイジ』シリーズは原作者の福本伸行が映画の脚本にも参加したというオリジナルギャンブルが登場します。特に『カイジ ファイナルゲーム』には原作未登場のギャンブルと脚本であるため、原作ファンにはたまらないものとなっています。世界中を「ざわ…ざわ…」の渦に巻き込んだ『カイジ』シリーズは必見です!

今回は以上です。

映画『カイジ』シリーズを徹底解説|あらすじ・キャスト・ギャンブルまとめ

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