映画『バットマン ビギンズ』のあらすじ・キャストについて知りたいなぁ…。
こんな疑問を解決します。
- 2005年のアメリカ・イギリスの合作映画
- DCコミックス『バットマン』が原作で
リブート作『ダークナイト・トリロジー』シリーズ第1作目! - 主人公バットマンの生い立ちを描いた感動大作!
映画『バットマン ビギンズ』のあらすじ・キャストについて紹介します。
『バットマン ビギンズ』のあらすじ
バットマン ビギンズ
(Batman Begins)
公開日:2005年6月18日
再生時間:141分
幼少期…
ブルースは屋敷の庭で幼馴染レイチェル・トーズと遊んでいるとき、庭にあった古びた井戸に落ちてしまう。そのとき、彼の目の前は暗闇が広がりそこから聞こえるざわつき…それは大量のコウモリだった。幼い彼にとってコウモリという存在はトラウマとなるほどのものだった。
ある日、大好きな両親とオペラを見に行った際、ブルースは気分を悪くしてホールを後にする。しかし、外に待ち受けていたのは失業で絶望していた男ジョー・チルに金銭的目的から両親を目の前で殺されてしまう。
それから14年後…
大学生になったブルースは両親を殺したトラウマを引きずっていた。ジョー・チルの裁判の公聴会が開かれた際、ゴッサムシティのボスであるカーマイン・ファルコーニに不利な証言をすることを条件に保釈するというものがあったためだった。両親を殺した殺人鬼に復讐を果たすため、拳銃を持ちゴッサムに戻ってきたブルース。だが、再開したレイチェルに「人間の本性は、行動で決まるものだ」と言われ、銃を向けることを一瞬ためらってしまう。その瞬間、ジョー・チルは別の人物の銃弾を受け倒れてしまった。両親の仇討ちを果たせなかったブルースは無力感を覚え、犯罪者を憎むようになる。そんなブルースは悪を知るため、悪を知るための旅に出るのだった。
『バットマン ビギニング』のキャスト
- ブルース・ウェイン:クリスチャン・ベール
- ヘンリー・デュカード:リーアム・ニーソン
- レイチェル・ドーズ:ケイティ・ホームズ
- アルフレッド・ペニーワース:マイケル・ケイン
- ジェームズ・”ジム”・ゴードン:ゲイリー・オールドマン
- ルーシャス・フォックス:モーガン・フリーマン
- ジョナサン・クレイン:キリアン・マーフィー
- ラーズ・アル・グール:渡辺謙
- カーマイン・ファルコーニ:トム・ウィルキンソン
- リチャード・アール:ルトガー・ハウアー
- アーノルド・フラス刑事:マーク・ブーン・ジュニア
- ギリアン・B・ローブ市警本部長:コリン・マクファーレン
- フィンチ検事長:ラリー・ホールデン
- トーマス・ウェイン:ライナス・ローチ
- マーサ・ウェイン:サラ・スチュワート
- ジョー・チル:リチャード・ブレイク
ブルース・ウェイン
(俳優:クリスチャン・ベール)
クリスチャン・ベールはイギリス出身のアメリカの俳優。13歳でスティーヴン・スピルバーグ監督作品『太陽の帝国』にオーディション参加者4,000人の中から選ばれ、主人公ジェイミー役として映画デビューを果たす。その後、TVや映画作品での活動が続き、2002年に『リベリオン』のジョン・プレストン役でガン=カタという激しいアクションをこなし、アクション俳優としてのキャリアを積んだ。それもあって、本作『バットマン ビギニング』でバットマン役。2009年には『ターミネーター4』でジョン・コナー役を演じた。また、声優活動もしており、アメリカ版『ハウルの動く城』でハウルの声を担当している。彼の最近の有名作として、『マネー・ショート 華麗なる大逆転』『バイス』『フォードvsフェラーリ』などに出演した。
ヘンリー・デュカード
(俳優:リーアム・ニーソン)
リーアム・ニーソンは北アイルランド出身の俳優。1981年の『エクスカリバー』で映画デビューを果たす。そして1993年の映画『シンドラーのリスト』でオスカー・シンドラー役を演じアカデミー主演男優賞にノミネートされる。それからは数々の代表作に出演するようになり、1996年の映画『マイケル・コリンズ』で本人役を演じヴェネツィア国際映画祭男優賞を受賞。その3年後には『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』で主役クワイ=ガン・ジンを演じ、その役でよく知られる俳優となる。主な出演作品の中には、『ナルニア国物語』シリーズ、『96時間』シリーズ、『タイタンの戦い』シリーズなどがある。
レイチェル・ドーズ
(俳優:ケイティ・ホームズ)
ケイティ・ホームズはアメリカの女優でトム・クルーズの元夫。モデルとしても活動しており、1997年のオーディションで映画『アイス・ストーム』で映画デビューを果たす。その翌年、TVシリーズ『ドーソンズ・クリーク』のジェーイ・ポッター役で人気を博した。また、この年の「ピープル誌」の”21歳以下の最もホットな21人”と2003年に”最も美しい50人”に選ばれている。着実にキャリアを重ねてきた彼女だが、トム・クルーズとの結婚後は女優としての活躍の場が減っていたが離婚後は舞台や広告などに出演している。
アルフレッド・ペニーワース
(俳優:マイケル・ケイン)
マイケル・ケインはイギリスの俳優。彼のデビュー当初、マイケル・スコットだったが同名の俳優がいたため、マイケル・ケインに改名した。1956年に『韓国の丘』の脇役として映画デビューを果たすと、8年後の1964年になってようやく『ズール戦争』のブロム・ヘッド役で注目を浴びた。その翌年、映画『国際諜報局』でハリー・パーマ役を演じた。その後は数々の有名作に出演し始め、アカデミー賞やゴールデングローブ賞など数々の受賞歴を持つ俳優へと昇り詰め、英Total Film誌が発表した「映画史に残る監督と俳優のコラボレーション50組」で26位に選ばれた。また、彼の主な出演作品として『インセプション』、『グランドフィナーレ』、『キングスマン』シリーズなどの有名作がある。
ジェームズ・”ジム”・ゴードン
(俳優:ゲイリー・オールドマン)
ゲイリー・オールドマンはイギリスの俳優、映画監督、脚本家。1982年の『Remembrance』で映画初出演を果たすと、その4年後に『シド・アンド・ナンシー』でセックス・ピアトルズのシド・ヴィシャスを演じ注目を集める。その後、多くの役を演じており、『JFK』や『ドラキュラ』、『レオン』、『ハリー・ポッター』シリーズなどがある。また、2001年には『ハンニバル』でメイスン・ヴァージャーを演じ高い評価を得た。彼の最近の出演作には、『猿の惑星:新世紀』『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』『死霊船 メアリー号の呪い』などがある。
ルーシャス・フォックス
(俳優:モーガン・フリーマン)
モーガン・フリーマンはアメリカの俳優、映画監督、ナレーター。彼はアメリカのみならず世界各国で賞賛を浴びる実力派俳優で最も名誉ある俳優の1人として知られており、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに名を残した1人でもある。彼は1989年の映画『ドライビング Miss デイジー』や『グロリー』で有名になりはじめ、1994年の『ショーシャンクの空に』のレッド役で高い評価を得た。それからは有名作、『ロビン・フッド』『セブン』『ディープ・インパクト』などの多くの映画作品に出演し成功を収めている。最近の話題作として、『ウォンテッド』『エンド・オブ・ホワイトハウス』シリーズ、『グランド・イリュージョン』シリーズなどがある。
ジョナサン・クレイン
(俳優:キリアン・マーフィー)
キリアン・マーフィーはアイルランド出身の俳優。彼は舞台『Disco Pigs』で主役を演じ、好評を得てヨーロッパやカナダ、オーストラリアで上映された。その後、1990年代はアイルランドやイギリスの映画や舞台などに出演し、キャリアを積み始める。そして2001年に映画『Disco Pigs』で舞台版と同じ主役を演じ、ダニー・ボイル監督の目に留まり映画『28日後…』の主演に抜擢された。この出演から話題作への出演が相次ぎ、『コールドマウンテン』や『パニックフライト』、そして本作『バットマン ビギンズ』で大ヒットした。また、2005年の『プルートで朝食を』でパトリック・”キトゥン”・ブレイデン役を演じ、ゴールデングローブ賞主演男優賞にノミネートされた。彼の主な出演作品として、『インセプション』『ダンケルク』『クワイエット・プライス Part2』などがある。
ラーズ・アル・グール
(俳優:渡辺謙)
渡辺謙は世界で活躍する日本の俳優。1982年に『未知なる反乱』でTVデビュー、1984年に『瀬戸内少年野球団』で映画デビューを果たす。そして数々の映画出演を重ね、1987年にはNHK大河ドラマ『独眼竜政宗』で主役を演じ、平均視聴率39.7%という全国的人気を獲得した。そして日本での活動を続けるうち、遂に2003年の映画『ラスト・侍』で世界進出と第76回アカデミー賞助演男優賞、第61回ゴールデングローブ賞助演男優賞など高い評価を得た。それもあって、本作『バットマン ビギンズ』や『SAYURI』など国外映画にも立て続けに出演した。その後の彼の主な出演作品には、『硫黄島からの手紙』『ダレン・シャン』『インセプション』『GODZILLA ゴジラ』『王様と私』などがある。
カーマイン・ファルコーニ
(俳優:トム・ウィルキンソン)
トム・ウィルキンソンはイギリスの俳優。1970年だいからTVに出演するようになると、舞台俳優としての活躍する。そして1990年代から映画作品に出演するようになり、ハリウッドの大作にも出演し始める。そして1997年、映画『フル・モンティ』で英国アカデミー賞助演男優賞に選ばれると、2001年の『イン・ザ・ベッドルーム』や2007年の『フィクサー』でアカデミー賞にノミネート。最近は、『ローン・レンジャー』や『きみがくれた物語』、『否定と肯定』などに出演している。
リチャード・アール
(俳優:ルトガー・ハウアー)
→ルトガー・ハウアー(右側)
ルトガー・ハウアーはオランダ出身の俳優。彼は1973年の映画『危険な愛』の主役を演じると俳優としての知名度を上げ、1974年には『ケープダウン』に出演した。それ以降、ヨーロッパで活躍の場を広げ、1981年に『ナイトホークス』でアメリカデビューを果たす。だが、それ以降は脇役としての出演が多く、主演を演じ高い数は多くない。そして2019年7月19日、短い闘病生活のあと静かに息を引き取った。
アーノルド・フラス刑事
(俳優:マーク・ブーン・ジュニア)
←マーク・ブーン・ジュニア(左端)
マーク・ブーン・ジュニアはアメリカの俳優。主な出演作品として、2008~2014年の『Sons of Anarchy』や2000年の『Memento』、2005年の本作『バットマン ビギンズ』などで知られている。また、彼は2つのクリストファー・ノーラン監督の作品に出演しており、本作と『Memento』に出演した俳優である。
ギリアン・B・ローブ市警本部長
(俳優:コリン・マクファーレン)
コリン・マクファーレンはイギリスの俳優、声優。彼はクリストファー・ノーラン監督の『ダークナイト・トリロジー』作品の2つに出演していることで知られている。また、イギリスのTVやドラマなどに多く出演しており、中でも2018年の『Patient Zero』や2019年の『Crawl』の総督として出演している。
フィンチ検事長
(俳優:ラリー・ホールデン)
ラリー・ホールデンはクリストファー・ノーラン監督が手掛けた映画に出演していることで知られている俳優。彼は1991年の『The Arc』でTV出演を始めると、多くのTV作品に出演するようになる。そして、クリストファー・ノーラン監督と出会い、『Memento』と『バットマン ビギンズ』に出演した。その後、俳優業を引退し、映画製作者として執筆や監督をするようになり、8つの映画を執筆と監督した。そして彼の手掛けた最初の作品は『My Father’s House』であり、ニューヨーク国際独立映画・ビデオフェスティバルで独立業績賞を受賞している。
トーマス・ウェイン
(俳優:ライナス・ローチ)
ライナス・ローチはイギリスの俳優。11歳という若さで『コロネーション・ストリート』に出演し、Balowとしてキャリアをスタートした。その後、20年間のほとんどをステージで過ごしていった。その中でも1994年のBBCテレビシリーズ『Seaforth』に出演した後、『司祭』でゲイのカトリック司祭・グリッグ神父を演じ注目を集めた。それから映画やTVよりも舞台での活躍の場を広げ、人気を博した。
マーサ・ウェイン
(俳優:サラ・スチュワート)
サラ・スチュワートはスコットランド出身の俳優で『シュガーラッシュ』のステラを演じたことで知られている。また、彼女の作品の中にはRSCの『Manth in the Country』でのNatalya Petrovnaの悲劇のヒロイン役を演じるなど、多様なジャンル作品に出演している。
ジョー・チル
(俳優:リチャード・ブレイク)
リチャード・ブレイクはイギリス出身のアメリカの俳優。彼は1994年の映画『デスマシーン』で映画出演を果たすと、一癖ある人物や悪役を演じる俳優となる。そして、本作ではバットマンの正義への道をつくるきっかけを作った重要な人物を演じた。また、2007年の『ハンニバル・ライジング』でドートリッヒ役を演じた。
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