映画『ジュラシック・パーク』シリーズはスティーヴン・スピルバーグ監督によって映画化されたパニック・アクションシリーズ。「現代に恐竜が現れたら?」という想像を遥かに超えるストーリーと最新の映像技術を駆使し、恐竜映画の金字塔と言われる作品となりました。
そこで今回は『ジュラシック・パーク』シリーズをこれから観ようという方向けにオススメの視聴順番やお得に観る方法を紹介します。前半は『ジュラシック・パーク』とはどんな作品なのか。そして後半にオススメの視聴順番やあらすじなどをまとめていきます。
目次
映画『ジュラシック・パーク』シリーズ一覧
公開年 | タイトル |
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1993 | ジュラシック・パーク |
1997 | ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク |
2001 | ジュラシック・パークⅢ |
2015 | ジュラシック・ワールド |
2018 | ジュラシック・ワールド 炎の王国 |
2022 | ジュラシック・ワールド/新たなる支配者 |
映画『ジュラシック・パーク』シリーズは1990年に出版された小説『ジュラシック・パーク』を原作としたSF映画です。本シリーズは前後3作品で「旧三部作」と「新三部作」に分けられます。まずは知っておきたい予備知識を紹介していきます。
旧三部作(ジュラシック・パークシリーズ)
第1作目『ジュラシック・パーク』は数千年前に恐竜の血を吸っていた蚊が樹液に閉じ込められて化石化した琥珀から恐竜のDNAが採取され、クローン技術によって現代に蘇ったというストーリー。前半の旧三部作(ジュラシック・パークシリーズ)は1990年代が舞台。ジュラシック・パークが開業する前に起こった出来事や事件が描かれます。
第1作目は全世界で興行収入9億ドルを超える大ヒットとなり、映画業界に激震が走りました。その後、『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク2』(1997)と『ジュラシック・パークⅢ』(2001)と続編が制作され、恐竜のリアルなCG技術が躍動感ある恐竜たちの世界を見事表現されたことで話題となりました。
そんな旧三部作は第1作目『ジュラシック・パーク』とその続編『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』は繋がりがあるのですが、第3作目『ジュラシック・パークⅢ』については番外編作品となっています。『ジュラシック・パーク』シリーズではお馴染みのTレックスやスピノサウルス、そしてプテラノドンなどが登場し、アクション要素が高い1作となっています。
旧三部作(ジュラシック・パークシリーズ)
- ジュラシック・パーク(1993)
- ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997)
- ジュラシック・パークⅢ(2001)
新三部作(ジュラシック・ワールドシリーズ)
後半の新三部作(ジュラシック・ワールドシリーズ)は旧三部作から22年後の2020年代が舞台。閉鎖されていた「ジュラシック・パーク」がマスラニ社によって「ジュラシック・ワールド」と名前を変え開演されました。そこは南米コスタリカ沖200kmにあるイスラ・ヌブラル島。
※22年ぶりに舞台がイスラ・ヌブラル島に戻ったことになります。
新たな主人公にクリス・プラット演じるオーウェン・グレイディと、新たに遺伝子工学により作り出された新種の恐竜たちが登場します。
そんな新三部作(ジュラシック・ワールドシリーズ)ですが、最新作『ジュラシック・ワールド/ドミニオン』(2022)に公開予定であり、新型コロナウイルスの流行の影響により2020年3月13日に撮影の中断・延期が発表され、2021年6月11日に公開予定でしたが、後に1年後の2022年夏に延期されました。
新三部作(ジュラシック・ワールドシリーズ)
- ジュラシック・ワールド(2015)
- ジュラシック・ワールド/炎の王国(2018)
- ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2022)
映画『ジュラシック・パーク』シリーズはこの順番で観よう!
『ジュラシック・パーク』はこの順番がオススメ!
旧三部作(ジュラシック・パークシリーズ)
- ジュラシック・パーク(1993)
- ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997)
- ジュラシック・パークⅢ(2001)
新三部作(ジュラシック・ワールドシリーズ)
- ジュラシック・ワールド(2015)
- ジュラシック・ワールド/炎の王国(2018)
- ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2022)
映画『ジュラシック・パーク』シリーズのオススメの順番は上記の通りです。
劇場公開作品は全部で5作品であり、公開された順番と作品の時系列は一緒となっています。2作目と3作目はサバイバル路線の映画となっていますが、4作目の『ジュラシック・ワールド』は第1作目と似て、大混乱に陥ってしまう「恐竜のテーマパーク」が開演するというストーリーになっています。
公開された順番と時系列は一緒なので、まだ『ジュラシック』シリーズを観たことがないという方は第1作目から順に観ましょう!
ジュラシック・パーク(1993)
ジュラシック・パーク
バイオ技術で現代に甦った恐竜が人間を襲う!スピルバーグが放つSFパニック巨編。マイケル・クライトンの小説を映画化した超大作。SFXによる恐竜の描写はとにもかくにも圧巻で、相次ぐ危機に息つく暇もないサスペンス演出はスピルバーグならでは。
あらすじ
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大富豪ハモンドに招かれ、古生物学者グラントとサトラー、数学者マルコムはコスタリカ沖の孤島を視察。そこはDNAから復元された恐竜が棲息する夢のテーマパークだった。だがシステムが機能不全に陥り、解き放たれた恐竜たちは人間に牙を剥き始める…。
予告動画
キャスト
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役名 | 俳優 |
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ジョン・ハモンド | リチャード・アッテンボロー |
アラン・グラント博士 | サム・ニール |
エリー・サトラー博士 | ローラ・ダーン |
イアン・マルコム博士 | ジェフ・ゴールドブラム |
アレクシス・マーフィ | アリアナ・リチャーズ |
ティモシー・マーフィ | ジョセフ・マッゼロ |
ドナルド・ジェナロ | マーティン・フェレロ |
マルドーン | ボブ・ペック |
デニス・ネドリー | ウェイン・ナイト |
レイ・アーノルド | サミュエル・L・ジャクソン |
ヘンリー・ウー | B・D・ウォン |
ジェリー・ハーディング博士 | ジェリー・モーレン |
『ジュラシック・パーク』キャスト一覧
スタッフ
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監督 | スティーヴン・スピルバーグ |
原作 | マイケル・クライトン |
脚本 | マイケル・クライトン |
脚本 | デヴィッド・コープ |
音楽 | ジョン・ウィリアムズ |
『ジュラシック・パーク』スタッフ一覧
ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997)
ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク
「ジュラシック・パーク」の続編。生き延びていた恐竜たちが、再び人間に牙を剥く!前作から4年、再び島を訪れた調査隊の死闘を描くシリーズ第2弾。崖からのトレーラー落下危機、アメリカ本土に上陸したティラノサウルスの暴走など、パニックの狂い咲きだ。
あらすじ
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インジェン社のハモンドより、恐竜生産の拠点だった「サイトB」の存在を知らされたマルコムは、すでに出発したという恋人の古生物学者サラを追って現地へ。するとハモンドの甥でパーク再建を目論むルドローの部隊も上陸し、次々と恐竜を生け捕りに…。
予告動画
キャスト
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役名 | 俳優 |
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イアン・マルコム博士 | ジェフ・ゴールドブラム |
ジョン・ハモンド | リチャード・アッテンボロー |
サラ・ハーディング博士 | ジュリアン・ムーア |
ローランド・テンボ | ピート・ポスルスウェイト |
ニック・ヴァン・オーウェン | ヴィンス・ヴォーン |
ピーター・ルドロウ | アーリス・ハワード |
エディ・カー | リチャード・シフ |
ケリー・マルコム | ヴァネッサ・リー・チェスター |
ディーター・スターク | ピーター・ストーメア |
ティモシー・マーフィ | ジョセフ・マッゼロ |
アレクシス・マーフィ | アリアナ・リチャーズ |
アジェイ・シドゥ | ハーヴェイ・ジェイソン |
『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』キャスト一覧
スタッフ
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監督 | スティーヴン・スピルバーグ |
製作総指揮 | キャスリーン・ケネディ |
原作 | マイケル・クライトン |
脚本 | デヴィッド・コープ |
音楽 | ジョン・ウィリアムズ |
『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』スタッフ一覧
ジュラシック・パークⅢ(2001)
ジュラシック・パーク III
「ジュラシック・パーク」シリーズ第3弾。恐竜の島から少年を救出すべく大奮闘!監督は前作までのスピルバーグから「ジュマンジ」のジョー・ジョンストンに交代。翼竜との攻防など迫力のアクションから、親子の絆を見つめたドラマまで、抜かりなく描く。
あらすじ
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古生物学者グラントのもとに、実業家を名乗るポールとその妻アマンダが現れ、恐竜のいる島の上空を回るガイドを依頼。グラントはやむなく承諾するが、約束に反して一行を乗せた飛行機は島に着陸する。夫妻の目的は、島で行方不明になった息子の捜索だった…。
予告動画
キャスト
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役名 | 俳優 |
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アラン・グラント博士 | サム・ニール |
ポール・カービー | ウィリアム・H・メイシー |
エリー | ローラ・ダーン |
クーパー | ジョン・ディール |
ユデスキー | マイケル・ジェッター |
アマンダ・カービー | ティア・レオーニ |
エンリク・カルドソ | ジュリオ・オスカー・メチョソ |
エリック・カービー | トレヴァー・モーガン |
ビリー・ブレナン | アレッサンドロ・ニヴォラ |
マーク | テイラー・ニコルズ |
ベン・ヒルデブランド | マーク・ハレリック |
ナッシュ | ブルース・A・ヤング |
『ジュラシック・パークⅢ』キャスト一覧
スタッフ
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監督 | ジョー・ジョンストン |
製作総指揮 | スティーヴン・スピルバーグ |
原作 | マイケル・クライトン |
脚本 | ピーター・バックマン |
脚本 | アレクサンダー・ペイン |
脚本 | ジム・テイラー |
音楽 | ドン・デイヴィス |
『ジュラシック・パークⅢ』スタッフ一覧
ジュラシック・ワールド(2015)
ジュラシック・ワールド
注目はやはり最強の新種インドミナス・レックス。ヴェロキラプトルを人間が手なずけるという趣向、性格不釣り合いなオーウェン&クレアのドラマなどもいい味を添えている。
あらすじ
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新たにオープンした「ジュラシック・ワールド」では、遺伝子組み換えで生まれたどう猛な恐竜「インドミナス・レックス」お披露目の準備中。だが脱走して惨事を巻き起こし、恐竜監視員・オーウェンとパークの運営責任者・クレアが事態の収拾に立ち上がる。
予告動画
キャスト
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役名 | 俳優 |
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オーウェン | クリス・プラット |
クレア | ブライス・ダラス・ハワード |
ホスキンス | ヴィンセント・ドノフリオ |
グレイ | タイ・シンプキンス |
ザック | ニック・ロビンソン |
バリー | オマール・シー |
ウー博士 | B・D・ウォン |
マスラニ | イルファン・カーン |
カレン | ジュディ・グリア |
ビビアン | ローレン・ラプカス |
ハマダ | ブライアン・ティー |
スコット | アンディ・バックリー |
『ジュラシック・ワールド』キャスト一覧
スタッフ
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監督 | コリン・トレヴォロウ |
製作総指揮 | スティーヴン・スピルバーグ |
製作総指揮 | トーマス・タル |
脚本 | リック・ジャッファ |
脚本 | アマンダ・シルヴァー |
脚本 | デレク・コノリー |
脚本 | コリン・トレヴォロウ |
音楽 | マイケル・ジアッキノ |
『ジュラシック・ワールド』スタッフ一覧
ジュラシック・ワールド/炎の王国(2018)
ジュラシック・ワールド/炎の王国
大ヒットを記録した恐竜パニック超大作の続編。前作から3年後のジュラシック・ワールドを舞台に、人気者から凶暴な新種まで、より迫力を増した恐竜たちが暴れ回る。
あらすじ
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あの大惨事から3年。テーマパーク、ジュラシック・ワールドは恐竜たちが暮らす野生の島へと姿を変えていた。しかしある日、島内で火山噴火の予兆が観測される。恐竜たちを救い出すのか、それとも自然に生死をゆだねるのか。人間たちは選択を迫られるが…。
予告動画
キャスト
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役名 | 俳優 |
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オーウェン・グレイディ | クリス・プラット |
クレア・ディアリング | ブライス・ダラス・ハワード |
フランクリン・ウェブ | ジャスティス・スミス |
ジア・ロドリゲス | ダニエラ・ピネダ |
イアン・マルコム | ジェフ・ゴールドブラム |
ヘンリー・ウー博士 | B・D・ウォン |
ベンジャミン・ロックウッド | ジェームズ・クロムウェル |
ケン・ウィートリー | テッド・レヴィン |
メイジー・ロックウッド | イザベラ・サーモン |
アイリス | ジェラルディン・チャップリン |
シャーウッド上院議員 | ピーター・ジェイソン |
イーライ・ミルズ | レイフ・スポール |
エヴァーソル | トビー・ジョーンズ |
『ジュラシック・ワールド/炎の王国』キャスト一覧
スタッフ
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監督 | J・A・バヨナ |
製作総指揮 | スティーヴン・スピルバーグ |
製作総指揮 | コリン・トレヴォロウ |
脚本 | デレク・コノリー |
脚本 | コリン・トレヴォロウ |
音楽 | マイケル・ジアッキノ |
『ジュラシック・ワールド/炎の王国』スタッフ一覧
ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2022)
ジュラシック・ワールド/ドミニオン
全世界待望の『ジュラシック・ワールド』シリーズ最新作、『ジュラシック・ワールド/ドミニオン(原題)』(JURASSIC WORLD:DOMINION)が2022年夏、全国公開!
映画『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(2022)は2020年11月7日に撮影が完了したことを米Deadlineが報じています。本作は『ジュラシック・ワールド/炎の王国』の続編で『ジュラシック・パーク』シリーズの映画第6作目にあたります。副題として判明した「ドミニオン(Dominion)」の意味は「支配権」や「支配領域」を意味し、これが意味深なタイトルであることに間違いありません。
そして、本作の監督を務めるコリン・トレボロウは「『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』はwithコロナ時代に強く響くことになる」と話しており、2022年夏が待ち遠しい限りです。
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